未央奈推し北陸民の鉄道日記 別館

鉄道とアイドルが好きな北陸民のブログ。推しメンは堀未央奈、主にEF81・EF510を中心に撮影してます。

小説:「さよなら!?☆じゅりたん」 #2

2013-12-17 23:05:11 | 小説(AKB)

小説「さよなら!?☆じゅりたん」第2話です。

突然車内で気絶してしまった珠理奈。この後どうなってしまうのか!?

では、しばしお付き合いお願いします。


「さよなら!?☆じゅりたん」

第2話

突然車内で珠理奈が倒れてしまった。

とりあえず3人はとっさの判断で列車がとまっていた郡山駅で降りることにした。

旅行は台無しになってしまったがこれも仕方がない。

近くの病院で検査をしたところ、軽い失神だったようだ。

みな「まともに頭打ったらしいからね…」

えみか「大丈夫~起きてる~?」

恵美加の言葉に反応するように珠理奈の手が動いた。

りな「Wow!!手が動いてます!!」

珠理奈はそのまま目を覚ました。しかしこちらをおびえた様子で見ている。

みな「珠理奈、おはよっ!!」

じゅりな「!!!」ビクゥ!!

美奈の言葉にビビる珠理奈。そのまま肩を震わせて布団の中に潜り込んでしまった。

えみか「どうしたの?具合でも悪いの?」

恵美加の言葉に応えるように、珠理奈はかすれた声でこう言った。

じゅりな「こ………わ………い………」

みな「えっ!?えっ!?」

りな「キットじゅりなさんは、みなるんさんにおびえてるんです。」

みな「そんなはず…ないっしょ(焦)」

美奈は珠理奈のほうを見た。明らかにそれは「おびえた目」であった。

みな「う、ウソだろ…」

えみか「ところで…誰におびえてるの?」

恵美加が珠理奈に問う。

じゅりな「おねえちゃんたち…こわいよ……」

3人「!!!!!?????」


帰り道

3人の話題はあのことに絞られた。

えみか「私たち、珠理奈さんに嫌われたのかな…」

みな「あり得るぞ…」

りな「じゅりなさんはあたま打っておかしくなったんです!!まちがいないです!!」

えみか「そ、そうなのかもね…」

みな「とりあえず明日、もう一度訪れてみよう!!」

えみか・りな「OK!!」


翌日

看護士「こちらのお部屋です。」

みな「退院はいつごろになりそうですかね…」

看護士「体調は良くなっていますので遅くとも今週中には退院できるでしょう。」

えみか「早く東京に戻らないとまずいよね」

みな「ライブあるし」

りな「じゅりなさんはどんな病気にかかったんですか?」

看護士「それが…」

看護士が珠理奈の方向を見る。

そこには変わり果てた珠理奈の姿があった。

みな「男の子用のおもちゃ…」

えみか「カードゲーム…」

りな「?」

特撮のフィギュアなど、男の子用のおもちゃがいっぱい。珠理奈は笑顔で遊んでいる。

じゅりな「くらえー!どきゃーん!!」

みな「あれがじゅりななの…!?」

看護婦「はい…記憶喪失になっておりまして、自分のことを男の子だと思い込んでるようで…」

3人「………」

すると、珠理奈がこっちに気付いた。

じゅりな「あー!きのうのおねえちゃんたちだ!!」

みな「おう。『きのうのおねえちゃんたち』だけどw」

じゅりな「またぼくをおそうつもりだなー!!」

えみか「襲いませんよ…」

りな「ハーイ!!げんきにしてますか~?」

看護士「けんとくん、元気になったかな?」

じゅりな「うん!!」

3人「!?」

みな「今、『けんと』って言ったよね…」

看護士「そう名乗ったんです。」

みな「なんと…」

えみか「さよなら……じゅりたん……」

みな「それ言えてるわ…」

続く!!


だーすー「つーまー!!しっかりして!!」

つーまー「だーすー!!私は大丈夫だ!!」

だーすー「どしたの?」

つーまー「最近この小説さあ、なんか現実には起こりえない系の事ネタにしてるよね。」

だーすー「たとえば?」

つーまー「入れ替わったり、反対の世界に来たり、幽霊にとりつかれたり…」

だーすー「でも記憶喪失は起こりそうじゃない?」

つーまー「しまった!!ってそうだっけ…でもでもでも…!!」

だーすー&つーまー「ここで一発!!」

ゆりあ「………」


第2話は以上です。

突然性格が激変してしまった珠理奈。3人はお世話をすることができるのか!?

次回もお楽しみに!!

※ミスってて2つ同じ記事投稿してましたorz