江戸東京博物館は、伝統文化発信の機能を強化するため、ホールでより多くの伝統 芸能公演が実施出来るように改修が行われ、2019年8月にリニューアルオープンしました。そこで、江戸東京の芸能の粋を集め、「えどはく寄席スペシャル公演」が企画されました。その、全6回の催しの内、第3回目として、東京大衆歌謡楽団の演奏会が行われました。
演奏曲目一覧です。https://blog.goo.ne.jp/e…/e/0c6114c372563ed8d449db0f063339c9
主人も私も、 江戸東京博物館に来るのは初めてでした。開演までの時間を使い、館内を見学しました。想像以上の常設展示で、改めて訪れたいと思うほどでした。「焼夷弾」の展示では、戦後生まれの主人が、当時の野原で、不発弾と思われる、グリス油が詰まった実物を見たことがあると云っていました。
演奏会後に、博物館とJR線を挟んで反対側の方向に在った、私が、10代の頃に勤めていた繊維工場跡を訪ねました。工場は秋田県に移転して、跡地にはビルが建っていました。働いていた頃、丁度、オリンピックが有り、自衛隊のブルーインパルスが五輪のマークを描く事が有りました。職場の皆んなは、マークが見られると工場の外に出て行きましたが、私は興味が無く、仕事を続けていたことを覚えています。
それから2年ほど後、父の働いている工場で人手が足りないと云う事で私が呼ばれ、世田谷区中里に有る職場に移り、そこで主人と出会う事になりました。来年のオリンピックの年に、結婚50年を迎えます。