「支那の夜」のヒットを受けて、2年後の1940年に映画「蘇州夜曲」が製作されました。
「欄」は、映画では「欄干」(らんかん)となっていて、「手すり」とも云い、分かりやすいですね。でも、時代背景から、私たちがイメージする「欄干」とは、随分違うようです。それにしても、歌詞では「らんかん」ではなく「おばしま」としたのはどんな理由が有るのでしょうか。「おばしま」と云う訳もまだ分かっていません。また、「ジャンク」とは、中国の船舶様式の一つで、映画では小型の木造船ですが、貿易にも使われた大型の木造帆船も有ります。
映画は、上海を舞台とした戦時中、船員(長谷川一夫)が中国娘(李香蘭)と出会い、恋いが芽生えると云うストーリーです。軍需物資の運搬中に、抗日組織の襲撃を受け、死んだと思った相手と、橋の上で出会うシーンでは、雨は降っていません。また、映画では、別れたりせず幸せに終わっています。
歌謡曲「蘇州夜曲」は、劇中歌として、李香蘭が歌っています。嬉しい事に、150曲余り有ると云われる、東京大衆歌謡楽団のレパートリーにも入っています。
(連携サイトより転載)
浅草神社は、日本の新しい習慣として、6月30日~7月7日迄「夏詣」が行われています。場内には「七夕さま」や「故郷」などの童謡や唱歌が流れ、優しい雰囲気に包まれていました。
「露店」や「七夕飾り」や「茅輪くぐり」などもあり、いつもとは違う賑わいを見せています。
今年は初めて楽団が出店しました。各種飲み物の他、楽団オリジナルの手拭いも販売されました。
奉納演奏は、7月2日・4日・5日の3回行われました。4日の演奏日は、雨模様になりました。
一時は、強い風雨で、場内のテントが傾く等の影響で、第1回目の開演が、30分ほど遅れました。
〔1回目〕「青い背広で」他、全5曲。売店の紹介。
〔2回目〕「愛染かつら」他、全12曲。アンコール「東京の椿姫」。
〔3回目〕「涙の渡り鳥」他、全11曲。アンコール「青春サイクリング」他、全3曲」。
※演奏曲目は、こちらでご覧頂けます。
演奏終了後は、御朱印を授かったり、いつもの場所で、スマホの演奏を聴いたり、暗くなるまで演奏の余韻に浸りました。
(連携サイトより転載)