バルト海沿岸産の琥珀は、非常に色のバラエティーに富んでいることで知られています。薄い黄色、 はちみつ色、黄金色、乳白色、青、緑、無色、黒、赤など様々な色があり、まれですが透明な琥珀や蛍光色の琥珀も存在します。
この色の違いは、樹木の種類、琥珀が生成されたときの温度や湿度、琥珀が埋もれた周囲の土壌成 、樹液分泌部位の日照度などによってきまるのだそうです。
また琥珀は、その透明度も実にさまざまです。琥珀の透明度は、気泡や有機物の含有率によって決まり、透明なものから完全に不透明なものまでは、実に様々な琥珀があります。