ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

サウジアラビア 30歳以上未婚女性は全女性の2.6%

2008年08月18日 19時33分54秒 | 法・制度
サウジアラビアの財務計画省中央統計情報局(the Central Department of Statistics and Information of the Ministry of Finance and Planning)が、2007年のサウジアラビアの人口統計を発表した。

それによれば、30歳以上の未婚女性は180,413人であり、サウジアラビアの全女性に占めるの割合は増加傾向にあり2.6%であった。また、離婚女性の割合は2.4%であるという。

外国人も含む人口は23,980,843人で、2004年と比較すると年率2.3%の伸び
を示している。また、この内サウジアラビア国民の数は17,493,364で、人口に占める割合は72.9%、2004年と比較するとこちらも年率2.3%の伸びだ。ドバイの外国人比率が80%とも85%とも言われるのとは対照的だ。

男女比については、サウジアラビア人では女性100人に対して男性102人がだが、外国人もいれると女性100人に対して男性が223人になるという。ドバイほどではないが、単身赴任の男性労働者の多さを示している。

ドバイでは外国人女性と結婚するUAE人の男性が増えたせいで、独身のUAE人女性が増えているという話を紹介した。統計上はどうなっているのだろう。

晩婚化が進む日本と比べれば、2.6%という数字は驚異的な数字だろう。だが、当たり前だが、結婚した女性が幸せかどうかは、全く別問題だ。サウジアラビアでは、少女の結婚という風習があり、人権活動家の批判を浴びている。これについては、稿を改める。

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