ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

アジア・カップ UAE対日本

2007年07月14日 00時09分24秒 | スポーツ
高原2ゴール、日本がUAE破りB組トップに…アジア杯(読売新聞) - goo ニュース

当地では5時半キックオフのサッカーアジアカップUAE対日本戦をアパートでTV観戦する。うっかりして見逃した緒戦でカタールと引き分けたことにより、オシムジャパンにとって負けられない一戦になった。アジアカップに優勝して、コンフェデレーションカップに出場することが、南アフリカで開催されるワールドカップに向けての大事な布石だからと聞く。

そんな大事な一戦だから、当地の日本人会の連絡網を通じて動員がかけられ、総領事公邸には日本人がつめかけて、日の丸を振って応援した、、、という話は聞いていない。せいぜい、試合時間と重ならないよう、いつもなら午後7時から始まるサッカー部の練習時間が1時間繰り下がったくらいだ。まあ、サウジならともかくUAEに負けるとは誰も思っていないこともあるだろう。

試合の方は日本が終始リードしていたので、安心してみていられた。実況解説は、アラビア語だったのでちんぷんかんぷんだったが、敗戦をたんたんと受け入れているように聞こえた。

それにしても、感銘を受けたのは、高原が実に生き生きとしたプレーをしていることだ。カタール戦も入れれば今日で3得点。ジーコジャパンの時とはまるで別人のようで、自信に満ち溢れている。高原だけは特にというオシム監督の要望で、フランクフルトがしぶしぶ出場を認めたと伝えられるが、ドイツ語で監督と会話ができるというのも大きなポイントになっているようだ。

サラリーマンも上司といかにうまくコミュニケートできるかで、部下の働きが随分違ってくるものだ。コミュニケーションの問題は双方の努力で埋められる場合もあるが、多分に相性によって決まってしまう場合もある。今日の試合でも鮮やかなPKを決めた中村俊輔がトルシエに全く起用されなかったのがいい例だ。

だが、代表監督が変わるように、上司もいつかは変わる。不遇の時代を経てこそ、今日の高原や俊輔のプレーがあると思いたい。だから私もがんばろう。そんな風に思った。

本稿、意味不明だったら、ドバイの暑さのせいなので、お許しいただきたい。


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