ＵＤＯＮ

昨晩羽田についたのは午後７時頃。予定より１時間弱早い。エミレーツが予定より３０分ほど早く関西空港に着陸したので、１本早いJALに乗ることができたためだ。

空港まで迎えに来ていた家族と空港で食事していくことにする。妻が何が食べたいかと聞くので、迷わず讃岐うどんと答える。

エミレーツの飛行機の中では、"Do Not Disturb"と書かれたシールを座席に貼って、アイマスクにノイズキャンセリングのヘッドホンを着けて寝た。それでも食事がサーブされる時には目が覚めてしまったが、どんなものが出されるかはもうわかっているので（特に不味いとも思わないが、おいしいとも思わない）、ウィスキーのロックを頼んだ以外には何も頼まなかった。こうしていれば、キャビンアテンダントのマナーの悪さもさほど気にはならない。

というわけで、機内ではほとんど寝ていたのだが、１本だけ観たのが掲題の映画だ。日本では昨年の夏に公開されたようだが、私は観ていなかった。讃岐うどんがこれでもかこれでもかと言わんばかり登場するから、（本物の）日本食に飢えた私には、たまらない。この映画の主人公は、ユースケサンンタマリアでも小西真奈美でもなく、さぬきうどんだと感じた。ウェブで調べたら監督は香川県出身とわかって、どうりでと思った。

ドバイでは、寿司はまがいものも含めていたるところにあるが、うどんとなるとそうでもない。そもそも単価が高いものでないから、儲からないのにも原因があるのかもしれない。うまい讃岐うどんを食べさせてくれる店があったら、通うんだがなあ。