ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

和太鼓コンサート

2007年11月26日 00時23分32秒 | 観る/聴く
日曜日の晩は、モール・オブ・ジ・エミレーツの中にあるドバイ・コミュニティーシアター&アートセンターで開かれる和太鼓コンサートに、事務所のインド人社員をかたらってでかける。

このコンサート、総領事館、国際交流基金とドバイ文化評議会の共催で、英国を中心に活動しているという和太鼓奏者廣田丈自氏が率いる3人のユニットによる演奏を聞かせてくれる。入場無料。

和太鼓と言うと、おんでこ座、鼓童という名前が思い浮かぶが、正直言って廣田丈自という名前は初めて聞いた。だが、和太鼓だけでなく、西洋のドラムや尺八も取り入れた演奏や、聴衆参加の民謡「こきりこ節」「ソーラン節」などで、途中15分の休憩をはさんで19時半から、22時近くまでたっぷり2時間以上。期待以上に楽しませてくれた。紅一点の女性奏者が楽しくてしょうがないといった感じの笑顔で太鼓を打っていたのが印象に残る。連れていったインド人は「すごい」(awesome)と言っていたが、お世辞ではなさそうだ。インドにももちろん太鼓はあるが、こんなに激しいのは初めて聴いたそうだ。アラブ人にも感想を聞いてみたいものだ。

聴衆は200人ほどいただろうか、日本人と民族服を着たアラブ人や西洋人、インド人の比率は5対5といった感じだ。子供連れの姿が目立った。

異郷にあるせいか、それとも単に年をとったせいなのか、和太鼓のリズムや民謡の節回しが妙に懐かしい。こういう催しがあるならまた来たいと思った。


最新の画像もっと見る