ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

ドバイ・テニス選手権 男子優勝はアンディ・ロディック

2008年03月08日 23時09分36秒 | スポーツ
土曜日の晩、ドバイ・テニス選手権の決勝戦をドバイ・スポーツというチャンネルでTV観戦する。

これだけ世界ランキング上位の選手を揃えたら、全試合完全放映してくれてもよさそうなものだが、サッカーの中継に譲り、準々決勝、準決勝ともライブの放映はなかった。

決勝戦は、世界ランク26位、サウスポーのルチアノ・ロペス(スペイン)と6位のアンディ・ロディック(米国)の対決となった。ロディックは、2位のラファエル・ナダルと3位のノバク・ジャコビッチを相次いで破り決勝まで勝ち進んだ。とにかくサーブがめっぽう速い。私の見た試合では時速235キロが最速だったが、自己記録では250キロを超えるとか。

このロディックを相手に、タイブレークまで持ち込んだ末第一セットをロペスが取ってしまう。だが、第二セット、ロペスのサービスゲームを2度ブレークして6-4で取ると、第3セットは完全にロディックのペース。これを6-2でとり当地でよく見る帆船を模ったトロフィーと優勝賞金を手にした。

16年前に始まったというドバイ・テニス選手権には、主にヨーロッパの選手が出場するのが伝統で、米国の選手が参加することは少なかったようだ。ロディックもドバイに来るのは今回が初めてという。腹を見せながら顔の汗をシャツのすそで拭うのは、あまりお行儀がいいとは言えない。いかにもヤンキーといった感じだ。競技場には、星条旗の小旗を振る観客の姿が見られた。これまで当地で米国人と接することはなかったが、それなりの数の米国人もいるのだろう。

いずれにせよ、これだけの有名選手を世界中からドバイに集められる理由は何なのか。単に賞金だけではないようだ。日本も学ぶべき点がありそうだ。



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