ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

ジェッダの印象

2008年10月28日 23時21分46秒 | 旅する
正味一日の滞在だったが、ジェッダの印象を書きとめておく。

色々な人からそう聞いていたせいかもしれない。港町として商業を中心に発展してきたこの都市は、政治の中心であるリヤドに比べて開放感がある気がする。

ジェッダ空港から市内へタクシーに乗るときは、制服を着た男性(公務員だろうか)が目的地を聞いていくら(宿泊したル・メリディアンまで55リアルだった)と書いた紙を渡してくれる。いちいち交渉をしなくていいのが助かる。タクシーの運転も、リヤドのそれに比べれば、まだおとなしく、安心して乗っていられた。

街並みは低い建物がずっと連なっていて、リヤドにあるキングダム・タワーアル・ファイサリア・タワーのような抜きん出た建物がない(上の写真は、ル・メリディアンの部屋から見たジェッダの街並み)。もっとも、現地日本人駐在員に聞いたところによれば、ドバイでナキールが1000メートルを超えるタワーの建設を発表した直後に、サウジの新聞は世界一高い建物はドバイではなくジェッダにでできる予定という記事が出たらしい。ナキールのタワー同様まだ計画段階で、いつになるのかわからないが、実現すれば、バージュ・ドバイなどすでに他にも高い建物があるドバイ以上に高く見えるに違いない。

今回その時間はなかったが、ジェッダが接している紅海は世界でも有数のダイビング・スポットだ。出張でなく、紅海にもぐりに来て見たい気がする。

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