アヒルのミューズ~LOHASの森~

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深海3300mに棲息するハープ型海綿:ハープスポンジ

2012-11-11 | ミューズのある日のアヒル日記


深海生物に関するとても興味深い記事を見た。
カリフォルニア沖、水深3300mで発見された、海綿の一種で、
その形がとてもユニークで、5台の“ハープ”のような形をしている。
楽器のハープは、とても美しい音色を奏でてくれるが、
このハープ型の海綿は、その優雅な外見からは想像できないけれど、
今流行りの表現を用いるならば深海の甲殻類を捕食する“肉食系”なのだとか
深海に棲息する生物は、その過酷な環境(暗黒かつ高水圧など)から、
地上では見られないような不思議な形をしたものがたくさんいるけれど、
本当は、そんな過酷な環境で生きる知恵の結集というか
実に、工夫と進化を遂げた見事な構造にも思える。
かつて、綾乃さんが、海洋生物分類の世界に身を置いていた頃、
東大海洋研究所の海洋調査に従事していた研究者の方々に、
しんかい2000という、深海探査船で捕獲してきた色々な生物の標本を
見せていただく機会があったそうだ。
熱水が吹き出ている海底にびっしりと棲息するシロウリガイの写真を初めて見たときは、
とても興奮したと綾乃さんは当時を回想して言う。
今回、外電で報じられたハープ型の海綿は、
Chondrocladia lyraという学名がつけられたそうだ。
その詳しい形状や詳細は、以下のサイトで見ることができるので、
興味があれば是非のぞきに、行ってみてください
http://www.sci-news.com/biology/article00703.html

動画がこちらで見れますよ
http://www.youtube.com/watch?v=VC3tAtXdaik
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