綾乃さんもソリストのひとりとして出る、
世界初演の日本・スペイン合作オペラ「ザビエル」の公演が
3日後に迫ってきた。
そのオペラ「ザビエル」は、
色々な変わった取り組みがなされているが、
そのひとつに“能の様式”の導入があげられる。
西洋様式?のオペラに、
日本の伝統の一つである「お能」を融合させた場面は、
白の地下足袋で、
片手に“扇”をもったアンジロウ
という日本人初の洗礼を受けたキリスト教徒役の人物が登場する。
能の世界では、
“扇”は、霊の象徴であり、
今回も、「扇を広げている」時は、アンジロウの霊が
地上に降りてきていることを意味するというものだ。
満月を過ぎた十六夜の月の出るサンチャン島の海岸。
“死”を間もなく迎えようとしてるザビエルには、
その欠け始めた月は、満月に見えている。
しかし、
衰亡していく自らの“魂”と欠けて行こうとする“月”が
絶妙にリンクしているその様は、
なんとも物悲しい・・・
世界初演の日本・スペイン合作オペラ「ザビエル」の公演が
3日後に迫ってきた。
そのオペラ「ザビエル」は、
色々な変わった取り組みがなされているが、
そのひとつに“能の様式”の導入があげられる。
西洋様式?のオペラに、
日本の伝統の一つである「お能」を融合させた場面は、
白の地下足袋で、
片手に“扇”をもったアンジロウ
という日本人初の洗礼を受けたキリスト教徒役の人物が登場する。
能の世界では、
“扇”は、霊の象徴であり、
今回も、「扇を広げている」時は、アンジロウの霊が
地上に降りてきていることを意味するというものだ。
満月を過ぎた十六夜の月の出るサンチャン島の海岸。
“死”を間もなく迎えようとしてるザビエルには、
その欠け始めた月は、満月に見えている。
しかし、
衰亡していく自らの“魂”と欠けて行こうとする“月”が
絶妙にリンクしているその様は、
なんとも物悲しい・・・
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