アヒルのミューズ~LOHASの森~

アヒルのミューズが棲む
“LOHASの森”から発信するブログ

カルガモ組の抗争

2007-02-24 | ミューズのある日のアヒル日記
暖冬に付き、
今年のカルガモの動きは例年より早くに始まったようだ。
啓蟄もまたずして、
ぼくの散歩&遊び場の池に
早くもカルガモが1週間ほど前から飛来してきている。
なんか、春が近いなぁ~~~
とのんびり構えていたら、
4羽のカルガモが、飛来した数日前から、
ただならぬ事件が勃発した!


それは、その4羽のカルガモの内訳に
理由があったんだ。

♀1羽。
♂3羽。

カルガモ君たちは、
毎年、春先になるとペアになって、
卵を1回に8~10個ほど産むんだ。
で、そのぺリングの時期になると
メスをめぐって、♂カルガモ君たちの
熾烈な♀争奪戦が繰り広げられる。

でも、通常は、♀1羽に対して、
♂2羽で、抗争が起こる。
しかしなのだ、
この数日、池でのんびり日なたぼっこしている
の目の前で、3羽の♂が激しく取っ組み合いの抗争劇を演じている!

いや~、すごいのなんのって・・・。
首根っこを口ばしで噛み付き合って、
それでも屈さない相手の羽の先をむしるように攻撃するんだ。
そんなことしたら、飛べなくなっちゃうよ・・・
と、オロオロな、ぼくを尻目に
3羽の抗争は、今日も続いた・・・

池の縁で、その様子を眺めているのは、
ぼく。

そして、1羽の♀カルガモ・・・

3羽の♂の抗争をよそに、♀のカルガモさんは、
のんきに苔を食んでいる・・・


ぼくは、思った。
そんなに、彼女は魅力があるカルガモなのかなぁ・・・
と。

ぼくには、よくわからない。
というより、彼女の魅力は全く不明で、
少なくともぼくの興味はそそらない・・・


人間界では、先日、バレンタインデーがあったばかりだけれど、
カルガモの世界では、「魅力の条件」って
一体どんなことなのだろう・・・

取っ組み合いの彼らをよそ目に、
ぼくは、ちょっとだけ夢を見た・・・





コメント
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