潜在的に足に問題を持っている人が多いです。
昔、まだぼくが学生だったころ授業で、「患者の足を診ないカイロプラクターは怠慢だ」とある先生が言ってたのですが、なぜかそのことが今でも頭の片隅から離れません。
確かに足のコンディションというのはスポーツ選手に限らず、非常に重要なことであって、その影響は体全体に及ぶことだってあります。
ちょっと考えにくいかもしれませんが、足首を捻挫してから頭痛が酷くなったなどということが起こっても全く不思議ではありません。
足のコンディションをみるのに一番手っ取り早い方法が、その人が履いている靴底を観察することです。
これで大まかな状態を把握することができます。
簡単にご説明しますと、正常な靴底の減り方というのは、踵の外側と親指の部分からその内側にかけてなんです。
これはちょうど、歩行では踵の外側で着地して、離れるときは親指に重心が移動することから起こります。
ですから、もしこのパターンに当てはまらない場合は足に何らかの異常があると考えられます。
是非、ご自分の靴底を観察してみてください。
それから左右の靴底を比較して、その違いを観察するということも大切ですよ。