スポーツドクターSのざっくばらん

スポーツ障害専門カイロプラクターによる奮戦記。

スポーツ医学&カイロプラクティック研究所

日本人カイロプラクティック・ドクター唯一、スポーツカイロプラクティックの最高学位(DACBSP)所持(日本人唯一)。スポーツ障害でお困りのアスリートの方、さらに上を目指したいアスリートの方、是非一度ご相談ください。名古屋市中村区竹橋町13-18オフィスワンタケハシ5階。名古屋駅前「ビックカメラ」より徒歩5分。                        052-452-5006             drsakakibara@yahoo.co.jp     

この瞬間に全身全霊をささげる

2013-02-28 11:37:16 | カイロプラクティック
カイロプラクターとして患者さんを診始めてから、15年以上の歳月が経過しました。この間、いろいろな症状の患者さんを診させていただきました。全ての方の症状が改善することが理想ですが、なかなか難しいケースもあります。 三年ほど前に腰の椎間板ヘルニアで来られた方がいらっしゃいました。ヘルニアはカイロプラクティックが大いに効力を発揮する症状です。その方の年齢が若かったということもあり(20代前半)、内心「 . . . 本文を読む

スポーツカイロプラクティックセミナー:AKTアプローチ第2回@東京(胸椎)

2013-02-27 21:45:36 | お知らせ
今週末は東京にてスポーツ・カイロプラクティックセミナーがあります。     日時:3月3日(日)、10時~16時(昼休み1時間) 内容:スポーツカイロプラクティック:AKTアプローチ第2回(胸椎) 場所:科学新聞社 会議室→<アクセス>これまでのビルの道を挟んだ向かい側、1階に中華料理「香港食市場」が入っているビルの6階です。住所:東京都港区浜松町1-2-1 . . . 本文を読む

優越の錯覚

2013-02-27 10:25:39 | 想うこと
『心理学では、人には「自分は平均より優れている」という思い込み(優越の錯覚)があることが知られているが、この錯覚が脳内の異なる部位の連携の強弱や、神経伝達物質に影響されることが25日までに、放射線医学総合研究所などの研究で分かった。』(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130226-00000013-jij-sctch) ・・・・・とのこと。 そして、自分 . . . 本文を読む

股関節の慢性痛(変形性股関節症)

2013-02-26 12:22:12 | カイロプラクティック
女性に比較的多い疾患です。股関節は大腿骨と寛骨という2つの骨によって構成されています。大腿骨には大腿骨頭という部分があり、これが寛骨側とかみ合っています。大腿骨頭には“関節軟骨”と呼ばれる部分があり、変形性股関節症では、この関節軟骨の変性が生じています。関節軟骨の変性というのは、わかりやすく説明しますと、『骨を覆っている軟骨が磨り減ってしまう状態』のことを指します。これが変 . . . 本文を読む

今後の課題

2013-02-25 16:45:28 | カイロプラクティック
カイロプラクターとしての知識や技術が優れていても、多くの患者さんに恵まれ、問題なく生活できるとは限らない。 それは、カイロプラクターとしての資質が、知識や技術だけではないということを暗示している。 それでは、何が足りないかと問われるとぼくも回答に困ってしまう。   今、ぼくはこのような迷えるカイロプラクター達をどのようにしたら導くことができるのか思案中である。 何とかして手助け . . . 本文を読む

一段落

2013-02-25 00:14:54 | ざっくばらん
大阪でのセミナーを終え、今ホテルで一息ついているところ。 去年からほぼ毎月のように開催してきたシリーズも今回で一段落した。 関節のバイオメカニクス(運動学)と治療技術(アジャスメント)のかけ橋を作ることを目標に講義、実技を進めてきた。 あとは、各自が独自の技術へと発展、熟成させるだけ。 数年後にもう一度同じシリーズで行った時、さらに新たな知見を提供できるようになっていることだろう。 &n . . . 本文を読む

現実、現実、現実!

2013-02-24 05:53:08 | 想うこと
不安やいらいらした感情が表に現れているときは、大抵の場合、現実を見ていない。 心が現実のみに支配されていれば、このような感情は想起しないはずだ。   今、ぼくは一つだけ懸案を抱えているが、昨日からややいらいらした感情に支配されていた(まだまだだね!)。 今朝はおおよそ平常に戻っている。 ようやく、心を現実に引き戻すことができたようだ。 相変わらず、心の暴れ馬ぶりには手を焼いて . . . 本文を読む

スポーツカイロプラクティックセミナー@大阪:AKTアプローチ(足関節)

2013-02-23 18:38:09 | お知らせ
明日です! 2月24日(日) スポーツカイロプラクティック;AKTアプローチ 場所:国際カイロプラクティックカレッジ(東大阪) 内容:足関節のAKTアプローチ申込:http://www.osaka-icc.jp/form/seminar.html参加資格:2年間以上のカイロプラクティック教育を修了したものに限る   今回は先月の膝関節でカバーできなかった部分、その後、足関節 . . . 本文を読む

肩の痛み・…・インピンジメント症候群

2013-02-23 11:04:11 | カイロプラクティック
インピンジメント(impingement)というのは、日本語で「衝突」を意味します。肩関節は上腕骨と肩甲骨によって構成されています。上肢(腕)を頭上に挙げていく際、上腕骨と肩甲骨の一部の間隔が狭くなります。インピンジメント症候群では、この間隔が通常よりも狭くなっています(狭窄)。つまり腕の挙上に伴い、間接的に骨と骨が衝突しています。間接的というのは、衝突する骨と骨の間に筋肉などの軟部組織が挟ま . . . 本文を読む

スポーツカイロプラクティックセミナー:AKTアプローチ第2回@札幌

2013-02-22 18:48:36 | お知らせ
少々気が早いですが、札幌でのセミナー開催のお知らせです。 開催日時:5月19日(日)10時~16時 セミナー内容:スポーツカイロプラクティックAKTアプローチ: 腰椎受講費:16000円 講師:榊原直樹, DC, DACBSP, CSCS (詳細はホームページ:スポーツドクター.jp)場所:札幌市北区北7条西4丁目4-3 札幌クレストビル1F・2F0120-428-552JR札幌駅北口(北海 . . . 本文を読む

腰椎すべり症

2013-02-22 11:46:30 | カイロプラクティック
これは腰椎(腰にある背骨)の一部が前方(お腹側)へずれてしまっている状態です。腰椎分離症と併発しています。すべり症が腰痛の原因である可能性もありますが、実際はこの疾患が原因で腰痛の症状が現れることは稀です。よって、治療は一般的な腰痛と同等に行われます。つまり、骨のズレ(サブラクセーション)や筋肉の癒着等の異常所見を触診により発見し、それらを改善させていきます。     ス . . . 本文を読む

成長期アスリートのスポーツ障害とその予防法

2013-02-22 07:22:55 | カイロプラクティック
アスリートであれば、運動、栄養、休養の三つのバランスがマッチすることで、超回復そしてパフォーマンス向上がもたらされることは、実体験として理解していることと思います。   日本のスポーツ界における大きな問題は、「素質に恵まれ、怪我をしない丈夫な体を持った」選手だけが生き残っていることです。抜群の素質の持ち主でも、怪我によって競技から離脱してしまっているアスリートが大変多いように感じてい . . . 本文を読む

慈悲の心

2013-02-21 17:12:38 | 想うこと
インドのアシュラム(修行場)でボランティアをしたことがあった。修行者たちの食事の世話、トイレや部屋の掃除等が役目だった。そしてもう一つ、ルール違反者への注意促しというのもあった。 アシュラムのルールの一つに「正面に足裏を向けない」というのがあった。ルール違反者を見つけたら、止めるように注意を促さなければならない。しかし、この時、重要なのが「慈悲の心」を持って注意しなければならないのだ。 修行者 . . . 本文を読む

アキレス腱炎

2013-02-21 15:23:36 | カイロプラクティック
ふくらはぎの筋肉を反復して収縮させることが、発症の原因となります。具体的には短距離ダッシュやジャンプなどの瞬発動作の反復や、マラソンなどのように足首の運動を反復することで、症状が誘発されます。過度に同じ動作を反復することで、アキレス腱は大きな負荷にさらされます。そのため微小外傷(マイクロトラウマ)が生じ、傷害に伴う細かい出血が起こります。その後、組織の線維化(かさぶたのようなものです)が生じ、 . . . 本文を読む

骨化性筋炎

2013-02-20 07:27:59 | カイロプラクティック
骨化性筋炎は打撲後に発生するケースが多いです。打撲によって内出血が起こり、それが血腫として貯留した状態が骨化性筋炎です。通常は代謝される血腫が様々な要因で貯留してしまうことがあります。自覚症状は痛みや硬さ、関節の可動域の制限です。打撲から数週間から数カ月経過しても痛みや硬さが改善されない場合は、この疾患の可能性があります。カイロプラクティックで大変効果的に改善できる疾患の一つです。 &nbs . . . 本文を読む