スポーツドクターSのざっくばらん

スポーツ障害専門カイロプラクターによる奮戦記。

スポーツ医学&カイロプラクティック研究所

日本人カイロプラクティック・ドクター唯一、スポーツカイロプラクティックの最高学位(DACBSP)所持(日本人唯一)。スポーツ障害でお困りのアスリートの方、さらに上を目指したいアスリートの方、是非一度ご相談ください。名古屋市中村区竹橋町13-18オフィスワンタケハシ5階。名古屋駅前「ビックカメラ」より徒歩5分。                        052-452-5006             drsakakibara@yahoo.co.jp     

よいお年を!

2012-12-31 19:19:32 | インドにて
今日のニューデリーは朝から比較的気温が低く、今は5,6℃程度。そんな寒空の下、裸足で道端に座っている子供たちがいる。しかも薄着だ。心なしか体を震わせているようにも見える。眼前でこのような光景を目の当たりにした時、現実の生々しさ、厳しさを痛感する。ぼくは運命論者だが、運命と一言で片づけてしまうには、あまりにも酷すぎる。きっと、この子達はそれなりに生き抜いていくのだろう。もしかしたら、不幸に見えるだけ . . . 本文を読む

騙し騙され・・・・

2012-12-31 15:25:47 | インドにて
インド人ほど信用ならない人種はいない。どんなに親切だと思われるインド人でも最後にどんでん返しが待ちかまえていると思った方がいい。つい先ほど、軍資金が少なくなってきたので両替(ドル→ルピー)をしてきた。1ドル=54.7ルピーが今日のレート。宿のロビーで1ドル=53ルピーと言われたが、壁には1ドル=54ルピーとある。聞くと、これは昨日のレートだと言う(『うそつけ!』)。少し粘っていると、もう . . . 本文を読む

幸か不幸か・・・・・

2012-12-28 13:04:37 | インドにて
ニューデリーへ到着したとき、ぼくの眼前に現れたのは、12年前と同じインドだった。街中に漂う香辛料の臭い、リキシャと言われる貧相な三輪バイクの群、やせ細った野良犬たち・・・全てが12年前と全く同じだ。インドは、ぼくの淡い期待に見事に応えてくれたのだった。この雑多な人々と街並みの中をぶらぶらしているだけで、日本での全ての細々としたことが、いかに下らないことであるかを改めて思い知らせてくれる。インド人の . . . 本文を読む

心の軸

2012-12-25 05:55:27 | ざっくばらん
カイロプラクターとして駆け出しの頃、生活費を稼ぐのもままならない状態でした。やむを得ず、カイロプラクティック以外のアルバイトをして生活の糧を得ていました。この頃のぼくは、悲壮感はほとんどなく、先が見えない自分の将来に何かスリリングなものを感じていたように記憶しています。明日はどういうことが起こるのだろうかと考えると、ワクワクした感覚になるわけです。生活のために一時的にカイロプラクティックから離れた . . . 本文を読む

当たり前 VS 感謝の念

2012-12-24 14:15:32 | 2011世界ベンチ大会
人間は弱いもの。良くも悪しくも環境からの影響を受ける。いわゆる第三国と言われる国へ行くと、日本がいかに恵まれた国であるかがわかる(物質的豊かさだが)。公共施設では過剰とも思える冷暖房。蛇口を捻ればお湯だって出る。コンビニへ行けば大抵のものはいつでも入手できる。こういう環境で生活していると、知らぬ間にこれが「当たり前」という感覚になっていく。そこには「感謝の念」の微塵もない。精神はどんどん荒んでいく . . . 本文を読む

捨身と覚悟

2012-12-24 14:10:24 | 想うこと
過去に数人の方から渡米してカイロプラクティックを勉強したい旨、相談を受けたが、ほとんどの人は相談をしに来ただけ。実際に渡米した人もいるが、おそらく彼らは、ぼくに相談する前に既に覚悟を決めていたに違いない。実行に移せる人とそうでない人との人生の差は、とてつもなく大きい。この差は、一体どこから来るのだろうか。実行に移せない人は、失敗への不安が勝ってしまっている。しかし、大抵の場合、それは妄想に過ぎない . . . 本文を読む

国際スポーツカイロプラクティックセミナー@大阪

2012-12-22 23:47:33 | お知らせ
教育には本当にお金がかかります。ぼくの場合、高校は私学に入学し、大学は国立でしたが親元を離れて下宿していたので、その分お金がかかりました(親におんぶにだっこでしたが・・・)。そして、大学卒業後、渡米しカイロプラクティックの大学へ入学。カイロプラクティックの学校は全て私学ですので、アメリカでの生活費と合わせるとかなりの額になります。... さらにさらに、カイロプラクターとしての卒後教育。海外でセミ . . . 本文を読む

大切なこと

2012-12-17 08:51:07 | ざっくばらん
先日の京都での講演後、カイロプラクティック界の大先輩である先生と丹波の温泉ホテルに宿泊し、さらに食事を共にすることができました。この先生とは、20年以上前から面識はあったのですが、お酒を飲みながらお話するのは初めてでした。その際にカイロプラクターの資質についての話題になりました。大先生曰く、「治療技術とかそんなものは二の次、なにはなくとも大切なのは、ひととなりですね」と。そして、「たくさんのカイロ . . . 本文を読む

カイロプラクティックがアスリートの運動パフォーマンスに果たす役割

2012-12-09 12:51:53 | カイロプラクティック
「痛みの治療が必ずしもアスリートの運動パフォーマンス向上には直結しない」ということを感じています。つまり、痛みの改善を目的とした治療では、運動パフォーマンスを向上させられないこともあるということです。それでは、アスリートの運動パフォーマンス向上のためのカイロプラクティック的治療とはどのようにすればいいのか!ということですが、これに対する答えは、最近ぼんやりと見えてきたところです。しかし、これに明確 . . . 本文を読む

年の功

2012-12-07 20:55:34 | ざっくばらん
高校球児が、いったんはアメリカでMLB挑戦を表明したが、今は日本でプロ入りするかどうかで迷っているという。その姿を見ていると、ぼくが20数年前、大学卒業直前に退学騒ぎを起こしたのを思い出す。大学卒業と同時に渡米を決めていたため、日本で大学を卒業することに意味を見いだせずにいた。そこで、学部長に退学届のために必要なハンコをもらいに行ったのだが保留。すると、いつの間にか学部中にその噂が広まっていたのだ . . . 本文を読む

身軽であること

2012-12-02 22:15:03 | 想うこと
ぼくの信条の一つに「身軽であること」というのがある。言い方を変えれば、「余計なものを所有しないこと」だ。余計なものというのは、物理的、心理的の両方のことを指している。身軽であればある程、自由度が広がる。そして、全ての決定権は自分自身にある。だから、言動が明快である。迷いが全くない状態。しかし、そうでない場合、決定権は自分ではなく周囲の環境に左右されてしまう。そして、方向性が定まらないが故に優柔不断 . . . 本文を読む