本日は朝から岐阜での診療です。
名古屋から岐阜までは意外と近くて、快速に乗れば20分弱の距離です。各駅停車でも30分程度。
下り電車ですが、朝ともなる車内はかなり混雑します。人ごみが大嫌いな自分としては、多少時間はかかりますが、各駅停車でゆったりと岐阜へ向かうことにしています。
各駅停車に乗る理由はもう一つあります。それは車内で新聞を読むため。地元の中日新聞を読むのですが、30分という時間がちょうど良い。ほぼ読み終えると岐阜に到着します。
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今朝の朝刊に「医人伝」というコラムがありました。これがなかなかおもしろかった。
肛門科の専門医の方のお話でした。インタビューしたものを記事としてまとめたものでした。
その医師がある師匠との出会いで、「患者に痛みを与えないよう肛門を宝物のように扱う姿に心打たれた」と述懐しています。
この部分だけ取り出して書くとおかしく感じますが、患者さんに対する温かい心配りがにじみ出ています。
また「治療のためには、病気を知ることが第一」ということで、たくさんの学会にも出席。最新技術の導入、新しい発想を次々と取り入れることにも努力を惜しんでいません。
そしてクリニックの環境にもこだわりを持っています。手術中に患者さんの好きな音楽を流したり、リラックスして食事ができるように食堂を整備したり等、患者さんの痛みを和らげるために考えられることをできる限り取り入れている。
これら全て、われわれカイロプラクターにも相通ずるものばかりです。
痛みを抱えて来院される方々の苦痛が、少しでも緩和されるような環境作りが大切。そして何より、それを強く願う心が重要であるということですね。
Dr.S