グローバル・スタンダードの最高峰資格CFAとCFPを持つ完全独立のFP・資産運用アドバイザー尾藤峰男の書評ブログ

びとうファイナンシャルサービスはお客様の利益のみに目をむけた金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーです。

『この国の品質』佐野眞一著(ビジネス社)を読んで

2012-06-11 08:28:26 | 書評
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お知らせ情報
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☆★第16回『退職金や金融資産をしっかり運用するためのセミナー』を開催します!☆★
-こうすればセカンドライフを豊かに過ごすことができる-

混迷の世の中、本当のことを知ることが難しくなっています。特に資産運用は、情報があふれかえり、中でも手数料収入を何とか取り込もうとしてリスクの高い金融商品を売り込む金融機関や証券会社、FX会社、商品先物会社の営業活動は激しくなっていて、利用者が本当に正しい資産運用の方法を学ぶ機会は、大変限られています。

これからの人生は、国の制度や周囲に頼ることはできません。自分でしっかり判断して、人生を切り開いていく必要があります。 資産運用もまさにその通り。このセミナーで、人生を安心して過ごすことができる「正しい資産運用法」をぜひ学んでください。きっとかけがいのない時間となることでしょう。

~参加無料 限定10名~

日時:2012年6月16日(土)15:00~17:00
場所:TKP東京駅丸の内会議室ミーティングルームC(日比谷帝劇ビル地下1階)(最寄り駅:有楽町・日比谷駅)
http://tkpteigeki.net/access/index.shtml


申し込みは、下記メールまたは電話にて「6月16日セミナー参加希望」
として、お名前とご連絡先をお知らせください。
E-メール: info@bfsc.jp
Tel: 03-6721-8386


講師:尾藤 峰男 びとうファイナンシャルサービス代表取締役

講師プロフィール:
米国CFA協会認定証券アナリスト、CFPR、日本証券アナリスト協会検定会員、
1級FP技能士、金融機関から完全に独立したFP・資産運用アドバイザーとして、
個人の金融資産や退職金の運用助言・ライフプランニングサービスを提供する。
2000年当社設立。グローバルな投資理論や外国株投資・国際分散投資への造詣
が深い。日本経済新聞、週刊東洋経済、日経マネーなどへのコメント多数。日経CNBCにもたびたび出演。著書に「いまこそ始めよう 外国株投資入門」日本経済新聞出版社。投資助言・代理業として関東財務局登録。


◆このセミナーで「セカンドライフを豊かに過ごすための資産運用法」がわかる!◆

30年以上の経験と資産運用の頂点の資格を持つ、FP・資産運用アドバイザー
尾藤 峰男だからこそ語ることのできる「セカンドライフを豊かに過ごすため
の資産運用法」をお話します。

日本の将来が不透明で、先行き閉塞感がつのる中、老後や家族の将来はどうな
るか、一人で考えあぐねていても、解決の糸口はなかなか見つかりません。

証券会社や銀行に相談しても、本当に役に立つ情報は提供してくれません。自
分たちが売りたい商品のための情報しか話さないのです。

一度きりしかない人生を幸せに生きるためには、資産運用で失敗はできません。
金融機関から完全独立で、お客様の利益を最優先におくびとうファイナンシャ
ルサービスだからこそお話できることがあります。土曜の午後のひと時を、「
本当の資産運用とは」を学び、セカンドライフを豊かに過ごすために使ってみ
ませんか。


◆『お仕事帰り・休日の無料個別相談』サービスのご案内 ◆

弊社は、『お仕事帰り・休日の無料個別相談』サービスを実施しています。次のようなことでお困りの方、お悩みの方に的確なアドバイスをさせていただきます。

● 退職金が入ったが、どう(運用)したらいいかわからない…。

● お金はほとんどが、利息のつかない定期預金においてある。

● 自己流の運用のやり方でほんとうにいいのか、自信がない。

● 証券会社のいうとおりにしたら、株や投資信託で大損した…。

● 銀行や証券会社は、高い手数料の商品ばかり勧めるので、信用できない。

● お金の運用を、本当に信頼できる人に訊きたいが、誰に訊いたらいいか
  わからない。

● 大切な老後の資金を間違いなく、着実に殖やしたい。

● 仕事が忙しいので、お金の運用に時間はないが、それでもしっかり殖やし
たい。

● 今後の日本のことを考えると、海外に投資すべきだと思うが、どうしたらいいかわからない。

資産運用は、やり方によって大きな差が出ます。金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーが価値あるアドバイスを提供する「無料個別相談」をお気軽にご利用ください。

『お仕事帰り・休日の無料個別相談』スケジュール
毎週水曜日 18:30~
毎週土曜日 13:00~、15:00~、17:00~

なお、他の曜日につきましても別途調整いたしますので、ご相談ください。
完全予約制ですので、事前に下記までご氏名、ご連絡先をお知らせください。
E-mail: info@bfsc.jp
Tel: 03-6721-8386



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『この国の品質』佐野眞一著(ビジネス社)を読んで


この書はFB友達のお勧めで読んだが、著者、佐野眞一氏はジャーナリストの魂を感じる人物である。しっかりとした骨がある。このような人物が、日本のジャーナリズムに少なくなってきたことは残念だが、だからこそ、学べることは多いし、実のあるものとして砂に水が染み入るように吸収できる感がある。この書を読んで、民俗学者宮本常一氏を知ったことも収穫だった。ここはその通り、と感じたポイントを記しておく。


・ 「破壊力」のある言葉こそ、今のジャーナリズムに求められる。「雨が降るから天気が悪い。悪いはずだよ雨が降る」という俗謡があるが、今日本のジャーナリズムに流布しているのは、ほとんどこの俗謡の世界と変わらない。つまり何もいっていない。

・ 様々な面で「読む力」(麻雀や将棋で先を読むように)が必要。「読む力」が日本人全体から減退している。

・ 民族学者の宮本常一の言葉-「記憶されたものだけが、記録される」を「記録されたものだけが、記憶される」と言いかえて、自分の仕事の座右の銘にしている。

・ レポートを書くとき、一番重要なのは、誰もが読みたいという気にさせるタイトルを何とかひねり出すことである。内容がそれ一発でわかり、しかも「破壊力」あるタイトルが浮かんだとき、レポートの骨格は自ら決まる。

・ 大切なことは、一つの現象が起きたとき、それだけに目を奪われることなく、その現象をいつも全体との関わりのなかで考察していこうとする冷静な態度である。

・ 日本の一番の危機は、すべてのことがあっという間に過去に送り込まれ、何の残像も残さず忘却のかなたに消え去っていることである。

・ もの書きにとって一番大切な資質は、実は文章力でも取材力でもない。酵母菌のにおいを嗅ぎ取る臭覚を持っているかどうかである。では、それはどうやったら研ぎ澄ますことができるのか。麻雀にたとえていうなら「待ちを多くすること」。この一言に尽きる。これは何もものを書くことに限らない。今取り組んでいる仕事には、必ず次のテーマが内包されている。一つの仕事に固着するあまり、「脇目」もふらなくなることはままある。だがその瞬間、世界は自分の手からこぼれ落ち、未来のテーマは失われる。何より大切なことは、一点を見つめながらも、いつも「脇目」を振ることを忘れないことである。目の前に広がる世界は、自分の頭の中より確実に広く、そして深い。

・ 今われわれに必要なのは、メディアによって“加工された情報”に翻弄されない精神を持つことである。

・ ムダ話をすること自体が、ムダとされる社会は決して健全ではない。人に会い、四方山話をする中から、これまでにない発想と視点が生まれてくる。自分の五感を研ぎ澄まし、世界とリアルに向き合うことである。


『この国の品質』佐野眞一著(ビジネス社)


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