グローバル・スタンダードの最高峰資格CFAとCFPを持つ完全独立のFP・資産運用アドバイザー尾藤峰男の書評ブログ

びとうファイナンシャルサービスはお客様の利益のみに目をむけた金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーです。

『成功の法則92か条』三木谷浩史著(幻冬舎)を読んで

2012-02-27 09:42:20 | 書評
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お知らせ情報
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☆★第13回『退職金や金融資産をしっかり運用するためのセミナー』開催します!★☆
-こうすればセカンドライフを豊かに過ごすことができる-

混迷の世の中、本当のことを知ることが難しくなっています。特に資産運用は、情報があふれかえり、中でも手数料収入を何とか取り込もうとしてリスクの高い金 融商品を売り込む金融機関や証券会社、FX会社、商品先物会社の営業活動は激しくなっていて、利用者が本当に正しい資産運用の方法を学ぶ機会は、大変限ら れています。

これからの人生は、国の制度や周囲に頼ることはできません。自分でしっかり判断して、人生を切り開いていく必要があります。 資産運用もまさにその通り。このセミナーで、人生を安心して過ごすことができる「正しい資産運用法」を、ぜひ学んでください。きっとかけがいのない時間と なることでしょう。

~参加無料 限定10名~

日時:2012年3月24日(土)15:00~17:00
場所:TKP東京駅丸の内会議室ミーティングルームC(日比谷帝劇ビル地下1階)(最寄り駅:有楽町・日比谷駅)
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申し込みは、下記メールまたは電話にて「3月24日セミナー参加希望」
として、お名前とご連絡先をお知らせください。
E-メール: info@bfsc.jp
Tel: 03-6721-8386


講師:尾藤 峰男 びとうファイナンシャルサービス代表取締役

講師プロフィール:
米国CFA協会認定証券アナリスト、CFPR、日本証券アナリスト協会検定会員、
1級FP技能士、金融機関から完全に独立したFP・資産運用アドバイザーとして、
個人の金融資産や退職金の運用助言・ライフプランニングサービスを提供する。
2000年当社設立。グローバルな投資理論や外国株投資・国際分散投資への造詣
が深い。日本経済新聞、週刊東洋経済、日経マネーなどへのコメント多数。日経CNBCにもたびたび出演。著書に「いまこそ始めよう 外国株投資入門」日本経済新聞出版社。投資助言・代理業として関東財務局登録。


◆このセミナーで「セカンドライフを豊かに過ごすための資産運用法」がわかる!◆

30年以上の経験と資産運用の頂点の資格を持つ、FP・資産運用アドバイザー
尾藤 峰男だからこそ語ることのできる「セカンドライフを豊かに過ごすため
の資産運用法」をお話します。

日本の将来が不透明で、先行き閉塞感がつのる中、老後や家族の将来はどうな
るか、一人で考えあぐねていても、解決の糸口はなかなか見つかりません。

証券会社や銀行に相談しても、本当に役に立つ情報は提供してくれません。自
分たちが売りたい商品のための情報しか話さないのです。

一度きりしかない人生を幸せに生きるためには、資産運用で失敗はできません。
金融機関から完全独立で、お客様の利益を最優先におくびとうファイナンシャ
ルサービスだからこそお話できることがあります。土曜の午後のひと時を、「
本当の資産運用とは」を学び、セカンドライフを豊かに過ごすために使ってみ
ませんか。



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弊社は、『お仕事帰り・休日の無料個別相談』サービスを実施しています。次のようなことでお困りの方、お悩みの方に的確なアドバイスをさせていただきます。

● 退職金が入ったが、どう(運用)したらいいかわからない…。

● お金はほとんどが、利息のつかない定期預金においてある。

● 自己流の運用のやり方でほんとうにいいのか、自信がない。

● 証券会社のいうとおりにしたら、株や投資信託で大損した…。

● 銀行や証券会社は、高い手数料の商品ばかり勧めるので、信用できない。

● お金の運用を、本当に信頼できる人に訊きたいが、誰に訊いたらいいか
  わからない。

● 大切な老後の資金を間違いなく、着実に殖やしたい。

● 仕事が忙しいので、お金の運用に時間はないが、それでもしっかり殖やし
たい。

● 今後の日本のことを考えると、海外に投資すべきだと思うが、どうしたらいいかわからない。

資産運用は、やり方によって大きな差が出ます。金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーが価値あるアドバイスを提供する「無料個別相談」をお気軽にご利用ください。

『お仕事帰り・休日の無料個別相談』スケジュール
毎週水曜日 18:30~
毎週土曜日 13:00~、15:00~、17:00~

なお、他の曜日につきましても別途調整いたしますので、ご相談ください。
完全予約制ですので、事前に下記までご氏名、ご連絡先をお知らせください。
E-mail: info@bfsc.jp
Tel: 03-6721-8386



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『成功の法則92か条』三木谷浩史著(幻冬舎)を読んで


この本を読んでいると、成功する人は成功するべく動いているという感を強くする。著者について感心することは、包み隠さず読者に教えるべきことを全部出しているということだ。最後に記しているとおり、著者自身の書き下ろし(原稿用紙387枚)だ。ビジネスで社会に大きく貢献しているとともに、こうして広く社会にノウハウ、考え方を公開して若者の生き方の参考になるように意図しているという点もいい。ちなみに、この「成功の法則」は前に上梓した「成功のコンセプト」の各論版ということなので、「コンセプト」も読むといいだろう。

・ あらゆる仕事は、一種の戦争なのだ。勝負であるからには、勝たなければ意味がない。

・ 本当に考えるためには、行動しなければならない。考えるために行動する。行動するために考えるのではない。

・ 考えるための行動だから、大きく動く必要はない。一つのビジネスモデルを思いついたら、まずそれを小規模に展開してみる。そしてその結果をベースに考える。この小さな実験が、ビジネスの成功のためには、きわめて重要だ。

・ 小さくていいから、まず初動を起こすこと。

・ 現実の壁に向き合ったとき、思わぬ方向にボールが跳ね返ってしまうことを恐れてはいけない。むしろ、チャンスはその思わぬ方向に隠されていることが多い。

・ 一日単位の日報をつけることをお勧めしたい。単位を短くすれば、記録するのにかける時間も短くてすむ。0.1%の改善を常に続けているかも、一目瞭然でわかる。地道な作業であるけれども、その地道な作業の積み重ねが、大きな結果を生む。

・ 右脳から左脳への一方通行ではなく、ひとつのアイディアを何度も右脳と左脳の間で行ったりきたりさせる。それがビジネスのアイディアを練り上げるための秘訣だ。

・ 悩んだり、困ったりしたときは、自分をいったん突き放してみる。自分の中に第三人格を作り、あくまで他人事としてその対処法を考える。それが危機への最善の対処法だ。

・ 小さくてもいいから、成功を積み重ねること。そして、一度立てた目標は必ず達成するという“癖”を自分自身に身につけること。見果てぬ夢を追いかけるより、まずは小さな成功を積み重ねよう。仕事に飽きるのも、仕事に全力を注げないのも、成功体験が欠如しているからだ。

・ 自分の考えていることを、言葉にして他の誰かに説明することにまず意味がある。たとえ相手が自分の意見に反対して、自分がその反対意見に納得できないとしても。世の中にはそういう意見もあるんだということを知るだけでも意味がある。

・ 自分の考え方や仕事のやり方を客観的にみつめるために、いつでもキャッチボールのできる相手を作ろう。

・ あらゆる物事がヒントになるのは、自分がどれだけ考え抜いても解けない問題を抱えているからだ。

仕事は、悩み抜けば、答えが見えるときが必ずやって来る。その答えを見逃さないためにも、あらゆる情報に敏感になろう。

・ 人がしばしば同じ間違いを繰り返すのも、つまりは自己正当化のゆえだ。

・ 直感は数値化してこそ、その真価を発揮する。

・ 自分の専門分野を追及するだけでなく、他の分野のフレームワークについても好奇心をもって、勉強してみよう。それが自分の引き出しになる。引き出しは多ければ多いほどいい。

・ ビジネスとは、結局際限のない創意工夫の繰り返しだ。

・ 自分に足りないものを把握したら、学習することによって身につけるか、それとも他の手段で補うか、そのことを一度は、しっかりと考えてみることだ、そして結論が出たら、一刻も早くその手を打たなければならない。

・ 自社の製品、あるいはサービスにはいかなる付加価値があるか、その付加価値は、価格以上の満足を顧客に与えているか。さらには、いかにすれば、その付加価値をふやすことができるか。それを考え続けることが、ビジネスを発展させる王道であり、そしてまた絶対に忘れてはいけない基本なのだ。付加価値のないサービスには意味がないということを、いつも肝に銘じておこう。

・ 自分も相手も利益を得ることができて初めて、その関係は継続的なものになる。そのためには、相手の立場に立って考えることがどうしても必要なのだ。

・ フットワークが十分に軽ければ、能力の差を逆転することができる。フットワークの軽さこそが、ビジネス上の重要な能力だ。

・ 仲間から信頼されることは、仕事の大切な能力のひとつだ。

・ 自分は絶対に目標を達成できると信じて、ありとあらゆる方策を考え、何が何でもそれを実現するのだ。人が成長する道は、それしかないと思う。ビジネスを成功させる道もそれしかないと思う。

・ 目標は、現在の自分には達成できない高さにおくべきだ。そういう目標だけが、自分を成長させてくれるからだ。当然ながら、その目標が達成できるかどうかはわからない。わからなくても、必ず達成できると信じることだ。

・ あくまでも実際問題として、本気で取り組んでも解決できない問題など、この世にひとつも存在しない。僕は経験上それを知っている。神はその人に背負えるだけの荷物しか背負わせない。どんな壁に直面しようと、自分の前に出現したからには、その壁は乗り越えられるのだ。

・ 問題点を発見したら、速やかに改善する。その繰り返しで、人も企業も進歩していく。すぐに直さなければ、同じ失敗を必ず繰り返す。

・ 失敗の原因の大半は、戦略ではなく、エグゼキューションやオペレーションにある。戦略は間違っていない。それをやりきる方法と、その遂行に問題があることのほうが圧倒的に多い。

・ 企業の本質が仕組みだ。


『成功の法則92か条』三木谷浩史著(幻冬舎)