グローバル・スタンダードの最高峰資格CFAとCFPを持つ完全独立のFP・資産運用アドバイザー尾藤峰男の書評ブログ

びとうファイナンシャルサービスはお客様の利益のみに目をむけた金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーです。

『ヘンリー・フォードの軌跡』ヘンリー・フォード著(創英社)を読んで-No.1

2012-02-03 13:00:08 | 書評
======
お知らせ情報
======



☆★第12回『退職金や金融資産をしっかり運用するためのセミナー』を開催します!★☆
-こうすればセカンドライフを豊かに過ごすことができる-

混迷の世の中、本当のことを知ることが難しくなっています。特に資産運用は、情報があふれかえり、中でも手数料収入を何とか取り込もうとしてリスクの高い金融商品を売り込む金融機関や証券会社、FX会社、商品先物会社の営業活動は激しくなっていて、利用者が本当に正しい資産運用の方法を学ぶ機会は、大変限られています。

これからの人生は、国の制度や周囲に頼ることはできません。自分でしっかり判断して、人生を切り開いていく必要があります。資産運用もまさにその通り。このセミナーで、人生を安心して過ごすことができる「正しい資産運用法」を、ぜひ学んでください。きっとかけがいのない時間となることでしょう。

~参加無料 限定10名~

日時:2012年2月25日(土)15:00~17:00
場所:TKP東京駅丸の内会議室ミーティングルームC(日比谷帝劇ビル地下1階)(最寄り駅:有楽町・日比谷駅)
http://tkpteigeki.net/access/index.shtml


申し込みは、下記メールまたは電話にて「2月25日セミナー参加希望」
として、お名前とご連絡先をお知らせください。
E-メール: info@bfsc.jp
Tel: 03-6721-8386


講師:尾藤 峰男 びとうファイナンシャルサービス代表取締役

講師プロフィール:
米国CFA協会認定証券アナリスト、CFPR、日本証券アナリスト協会検定会員、
1級FP技能士、金融機関から完全に独立したFP・資産運用アドバイザーとして、
個人の金融資産や退職金の運用助言・ライフプランニングサービスを提供する。
2000年当社設立。グローバルな投資理論や外国株投資・国際分散投資への造詣
が深い。日本経済新聞、週刊東洋経済、日経マネーなどへのコメント多数。日経CNBCにもたびたび出演。著書に「いまこそ始めよう 外国株投資入門」日本経済新聞出版社。投資助言・代理業として関東財務局登録。


◆このセミナーで「セカンドライフを豊かに過ごすための資産運用法」がわかる!◆

30年以上の経験と資産運用の頂点の資格を持つ、FP・資産運用アドバイザー
尾藤 峰男だからこそ語ることのできる「セカンドライフを豊かに過ごすため
の資産運用法」をお話します。

日本の将来が不透明で、先行き閉塞感がつのる中、老後や家族の将来はどうな
るか、一人で考えあぐねていても、解決の糸口はなかなか見つかりません。

証券会社や銀行に相談しても、本当に役に立つ情報は提供してくれません。自
分たちが売りたい商品のための情報しか話さないのです。

一度きりしかない人生を幸せに生きるためには、資産運用で失敗はできません。
金融機関から完全独立で、お客様の利益を最優先におくびとうファイナンシャ
ルサービスだからこそお話できることがあります。土曜の午後のひと時を、「
本当の資産運用とは」を学び、セカンドライフを豊かに過ごすために使ってみ
ませんか。



『お仕事帰り・休日の無料個別相談』サービスのご案内

弊社は、『お仕事帰り・休日の無料個別相談』サービスを実施しています。次のようなことでお困りの方、お悩みの方に的確なアドバイスをさせていただきます。

● 退職金が入ったが、どう(運用)したらいいかわからない…。

● お金はほとんどが、利息のつかない定期預金においてある。

● 自己流の運用のやり方でほんとうにいいのか、自信がない。

● 証券会社のいうとおりにしたら、株や投資信託で大損した…。

● 銀行や証券会社は、高い手数料の商品ばかり勧めるので、信用できない。

● お金の運用を、本当に信頼できる人に訊きたいが、誰に訊いたらいいか
  わからない。

● 大切な老後の資金を間違いなく、着実に殖やしたい。

● 仕事が忙しいので、お金の運用に時間はないが、それでもしっかり殖やし
たい。

● 今後の日本のことを考えると、海外に投資すべきだと思うが、どうしたらいいかわからない。

資産運用は、やり方によって大きな差が出ます。金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーが価値あるアドバイスを提供する「無料個別相談」をお気軽にご利用ください。

『お仕事帰り・休日の無料個別相談』スケジュール
毎週水曜日 18:30~
毎週土曜日 13:00~、15:00~、17:00~

なお、他の曜日につきましても別途調整いたしますので、ご相談ください。
完全予約制ですので、事前に下記までご氏名、ご連絡先をお知らせください。
E-mail: info@bfsc.jp
Tel: 03-6721-8386



◆ びとうファイナンシャルサービスのお役立ち情報源 ◆

☆★ 更新情報満載!『びとうファイナンシャルサービス公式ホームページ』★☆
http://www.bfsc.jp

☆★ 『びとうファイナンシャルサービス公式ブログ』 ★☆
http://ameblo.jp/bitofinancialservice/

完全独立のFP・資産運用アドバイザーがお金の運用を取り巻くテーマの視点・論点をお届けします。これから日本はどうなる?どう資産を運用したらいいのか?キーとなるポイントは?皆さんにとって役立つ情報を随時配信します。

☆★ 『毎週3分で、資産運用の成功へ導くメルマガ!』 ★☆
最近のバックナンバーも掲載!登録はこちらから
http://www.bfsc.jp/mailmagazine/


===================================


『ヘンリー・フォードの軌跡』ヘンリー・フォード著(創英社)を読んで-No.1


あのヘンリー・フォードの自叙伝だ。大変誤った印象を小生はもっていて、T型フォードを「いけいけどんどん」で大量生産し、大もうけした人物とみていたが、大きな間違いだった。非常に優れた高潔な経営者である。いわばアメリカ版松下幸之助といってもいいだろう。フォードの考え方は、いつの世にも通じる人間のあるべき姿が述べられている。


・ 初めに良いアイデアが出れば、さらに新しいアイデアをいろいろ探し回るのではなく、初めのアイデアを完成することに集中するほうがよい。

・ 考えを人に伝えるには、言葉より図で説明する方がはるかに早い。


(事業に取り組む上での心構え)

・ 金というものが仕事以前にあれば、仕事そのものを駄目にし、奉仕の基本を壊してしまう。

・ 仕事より先に金について考える時は、失敗のおそれを生み、それが事業の妨げになる。

・ 奉仕をまず考え、仕事をできる限り最善の方法で行う人には、必ず道が開けてくる。

・ 価格は、生産者の経済性が向上することによって下げられるべきで(これは大変重要なことだが)、価格に大衆が満足しないための需要低下によって下げられるべきではない。

・ 事業を作り上げるには非常に多くの人の助けを必要とする。事業は共同作業で得られるもので、その共同作業に携わった一人ひとりが貢献しているのだ。

・ 1人の人間は自分の力だけでなく他の人の力を借りて初めて一人前になる。

・ 自分の仕事は賃金を得るためだけのものではなく、生活に快適さを与え、自分の子供たちへ将来のチャンスを可能にし、妻にも生活の楽しみを与えるためのものであると考えれば、仕事というものがすばらしいものになる。

・ 生産者が成功するには、その消費者に奉仕する能力が生産者に必要なのだ。

・ 大きな事業とは財力ではなく、奉仕の力の大きさで決まる。

・ 事業家が借金してよいときは、金が要らないときだ。

・ 金を使う原則は正しく使うことである。


(私の信条)

・ 将来に対する不安を持たないこと、そして過去に対する崇拝の念を持たないこと。

‐将来を恐れ、失敗を恐れる人は、みずからの活動が制限される。失敗は、再度知性を持って挑戦する機会なのだ。一生懸命やって失敗するのは恥ではない。失敗を恐れるのは恥である。

・ 競争の無視
‐物事を最良にしようと考える人は、自分自身でそれを実行しなくてはならない。他人から仕事を奪うような競争は罪悪である。

・ 利益以前に奉仕がある
‐利益がなければ事業は発展しない。しかし利益は事業の基礎ではなく、その事業の結果でなくてはならない。

・ 生産とは安く買い、高く売ることではない
‐原料を正当に購入し、可能な限り少ない追加コストで、それを消費財に転換し、消費者へ製品を分配するプロセスが生産だ。

・ 広い大きなビジョンを持つ人は自然と他を押さえてしまう。

・ 事業は大衆によって作り上げられてきたのであり、したがって事業の第一の責任は大衆のために果たさなければならない。

・ 本当の事業は、その顧客を創造することなのだ。

・ 「それはできません」ということに対する挑戦から始まった。

・ 標準を定めるには十分な時間を取るべきである。

・ 産業の真の目的は、働く人がみずからその一部である大衆に奉仕することにあり、品質の良い価格の安い品物で世の中を満たすことによって、人々を苦難から身も心も自由にすることなのだ。

・ 産業はすべての可能な方法で、社会に対して資源を節約する責任を果たす必要がある。

・ 改善とは、コストを下げ、市場を大きくし、賃金を高くし、そしてより多くの仕事を作り出すことなのだ。


(事業の基本原則)

・ 製品を市場へ送り出すために可能な限り最良品質の製品を、常に大量生産し続けること。そして生産をもっとも経済的な方法で行うこと。

・ 常に高品位、低価格、低コストの実現に努力すること。

・ 賃金を徐々に、しかも着実に上げること。決して下げないこと。

・ 消費者に、製品をもっとも経済的な方法で供給し、生産コストの低下のメリットを消費者に還元すること。


『ヘンリー・フォードの軌跡』ヘンリー・フォード著(創英社)