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お知らせ情報
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☆★当ブログ主宰者、尾藤 峰男が3月6日(日)日本経済新聞のマネー生活欄に、「老後の資金作り」をテーマにコメントしました。★☆
☆★日経マネー(3月21日発刊)、週刊東洋経済(3月28日発刊)にも、コメントが登場する予定です。★☆
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お役立ち情報
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☆★第5回『人生を安心して生きるための金融資産運用セミナー』★☆
第4回の「人生を安心して生きるための金融資産運用セミナー」も、おかげさまで、大変好評のうちに終わりました。
証券会社や銀行のセミナーと違い、投資信託などの金融商品を売るためのセミナーではなく、お客様が本当に知っておくべき大事な情報をお話します。
下記の通り3月も開催します。まだ参加されていない方はぜひ、ご参加ください。「売るための」証券会社や銀行のセミナーでは聞けない情報が満載です。質問の時間も、十分確保しています。
その後、下記にご案内の『お仕事帰り・休日の無料個別相談』も受ければ、さらに充実した結果になるでしょう。どしどし応募してください。
☆★第5回『人生を安心して生きるための金融資産運用セミナー』★☆
~参加無料 限定10名~
日時:2011年3月26日(土)15:00~17:00
場所:TKP東京駅丸の内会議室ミーティングルームA(日比谷帝劇ビル地下1階)
http://tkpteigeki.net/access/index.shtml
(最寄り駅:有楽町・日比谷駅)
講師:尾藤 峰男 びとうファイナンシャルサービス代表取締役
申し込みは、下記メールまたは電話にて「3月26日セミナー参加希望」と
して、お名前とご連絡先をお知らせください。
E-メール: info@bfsc.jp
Tel: 03-6721-8386
◆ 老後や家族のために失敗しないお金の運用法がわかる!◆
このセミナーで、30年以上の経験と資産運用での頂点の資格を持つ、FP・資
産運用アドバイザーだからこそ語ることのできる「人生を安心して生きるため
の金融資産運用」をお伝えします。
日本の将来が不透明で、先行き閉塞感がつのる中、老後や家族の将来はどうな
るか、一人で考えあぐねていても、解決の糸口は見つかりません。
証券会社や銀行に相談しても、本当に役に立つ情報は提供してくれません。自
分たちが売りたい商品しか勧めないのです。一方で、一度きりしかない人生を
幸せに生きるためには、資産運用で失敗はできません。
金融機関から完全独立で、お客様の利益を最優先におくびとうファイナンシャ
ルサービスだからこそお話できることがあります。土曜の午後のひと時を、「本
当の資産運用とは」を学び、人生を安心して生きるために使ってみませんか。
◆ セミナーでお話しする内容 ◆
● 財政破綻、政治の混迷など日本のリスクが高まる中、
どう資産防衛をするか。
● 証券会社や銀行にだまされずに、資産運用をするためには。
● 安心して人生を過ごせる資産運用は、どうしたらできるか。
● 日本株よりはるかに好調な新興国やグローバル市場の魅力を取り込む方法
◆ セミナーに参加された方の声 ◆
● 「目からうろこ」のセミナーだった。
● 知り合いにも、ぜひ知らせる。
● 非常に王道・正攻法で、よかった。
● 証券会社・銀行がいうことを聞いていたら、いかに危ないかがよくわかった。
● 日本だけでは、お金の運用はうまくいかないことがよく理解できた。
-他にもたくさんの「参加してよかった!」という感想をいただいています。
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☆★『お仕事帰り・休日の無料個別相談』サービスのご案内 ★☆
弊社は、皆様のために『お仕事帰り・休日の無料個別相談』サービスをご案内しています。次のようなことでお困りの方、お悩みの方に的確なアドバイスをさせていただきます。
● 退職金が入ったが、どう(運用)したらいいかわからない…。
● お金はほとんどが、利息のつかない定期預金においてある。
● 自己流の運用のやり方でほんとうにいいのか、自信がない。
● 証券会社のいうとおりにしたら、株や投資信託で大損した…。
● 銀行や証券会社は、高い手数料の商品ばかり勧めるので、信用できない。
● お金の運用を、本当に信頼できる人に訊きたいが、誰に訊いたらいいか
わからない。
● 大切な老後の資金を間違いなく、着実に殖やしたい。
● 仕事が忙しいので、お金の運用に時間はないが、しっかり殖やしたい。
● 今後の日本のことを考えると、海外に投資すべきだと思うが、どうしたら
いいかわからない。
お金の運用で失敗すると、傷が大きくなります。また資産運用は、やり方によって大きな差が出ます。金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーにしかできないアドバイスを提供する「無料個別相談」をお気軽にご利用ください。
『お仕事帰り・休日の無料個別相談』スケジュール
毎週水曜日 18:30~
毎週土曜日 13:00~、15:00~、17:00~
なお、他の曜日につきましても別途調整いたしますので、ご相談ください。
完全予約制ですので、事前に下記までご氏名、ご連絡先をお知らせください。
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完全独立のFP・資産運用アドバイザーがお金の運用を取り巻くテーマの視点・
論点をお届けします。これから日本はどうなる?どう資産を運用したらいいの
か?キーとなるポイントは?皆さんにとって役立つ情報を随時配信します。
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『読書について 他二編』ショウペンハウエル著(岩波文庫)を読んで-No.4
「著作と文体」編は続く。そしてますます深く入っていく。まさに表現の仕方の奥義といってもよい。読んでいて、どんどん心に入っていくのがまた不思議である。だからこそ、名文といえるのだろう。
著作と文体
・ 表現を明確、正確にする力、手段こそ、一つの言語に価値を与える。この力、手段に訴えることによってのみ、ひとつの思想のニュアンス、微妙な調子をすべて精密、明瞭に表現することができるのである。いわば粗末な袋ではなくて、手ざわりもしっとりとした衣服を首尾よくまとわせて、思想を示すことができる。
・ 簡潔明瞭に思索する。ところが、的確明瞭な表現、力強い充実感にみちた表現をものにするにはさらに別の条件が必要で、それだけは絶対に欠くことができない。すなわち概念の異なるごとに、それぞれ的確な語で表現し、その概念に微妙な変化が加えられたり、あるいは微妙なニュアンスが与えられた場合には、その語にもそれに応ずるだけの変化を与えることのできる言語はきわめて優秀で、このような言語を駆使することが絶対条件なのである。
・ 真の意味での簡潔な文体、充実した高雅な文体はただ豊かな思想、内容あふれるばかりの思想から自然に生まれてくるものである。重要な、内容豊かな思想、およそ書くに値する思想であれば、素材と内容は自然にあふれてくる。したがってこの思想を完全に表現するためにはどうしても文法、語句の細部に至るまで気を使った完璧な複合文章が必要である。
・ 人間はまだ一度にただひとつのことしか、明瞭に考えられない動物である。文章作成に当たっては、まずこの事実に何よりも注意をはらうべきだろう。だから一度に二つも三つものことまでも考えさせようというのは、人間に対して無理な要求である。
・ 比喩は、未知の状態を既知の状態に還元する限り、大きな価値を持っている。さらにいかなる物事についても、それが何であるかを捉えようとすれば、まず比喩から出発しなければならない。
・ アリストテレスも言っている。「巧妙な比喩を案出するのは、特にもっとも偉大な業である。他人から学んで比喩の達人になれるわけではなく、比喩の業は天才たることの証なのである。なぜなら絶妙な比喩を案出することは、事物に共通の類似した特性を把握することだからである。」また彼の次の言葉も同じ意味のことを言っているものである。「哲学において、まったく相反した事物の中に共通の類似点を把握するのは、鋭い洞察力の業である。」
・ 言語は一種の芸術品であるから、客観的規則を持ったものとして取り扱うべきである。したがって言語によって表現されるものは一切、規則にかない、その意図に従っていなければならない。いかなる文章においても、真剣な配慮を試み、述べるべきことが言語の糸にかなって客観的になるように努めなければならない。言語を主観的にすぎぬものとして取り扱い、自分勝手な表現をして、読む人がその意味を適当に推測してくれるだろうと考えたりすることは、絶対に禁物である。
・ 怒りを欠く者は知性を欠く。知性は必ずある種の「鋭さ」を生む。
『読書について 他二編』ショウペンハウエル著(岩波文庫)
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● 財政破綻、政治の混迷など日本のリスクが高まる中、
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『読書について 他二編』ショウペンハウエル著(岩波文庫)を読んで-No.4
「著作と文体」編は続く。そしてますます深く入っていく。まさに表現の仕方の奥義といってもよい。読んでいて、どんどん心に入っていくのがまた不思議である。だからこそ、名文といえるのだろう。
著作と文体
・ 表現を明確、正確にする力、手段こそ、一つの言語に価値を与える。この力、手段に訴えることによってのみ、ひとつの思想のニュアンス、微妙な調子をすべて精密、明瞭に表現することができるのである。いわば粗末な袋ではなくて、手ざわりもしっとりとした衣服を首尾よくまとわせて、思想を示すことができる。
・ 簡潔明瞭に思索する。ところが、的確明瞭な表現、力強い充実感にみちた表現をものにするにはさらに別の条件が必要で、それだけは絶対に欠くことができない。すなわち概念の異なるごとに、それぞれ的確な語で表現し、その概念に微妙な変化が加えられたり、あるいは微妙なニュアンスが与えられた場合には、その語にもそれに応ずるだけの変化を与えることのできる言語はきわめて優秀で、このような言語を駆使することが絶対条件なのである。
・ 真の意味での簡潔な文体、充実した高雅な文体はただ豊かな思想、内容あふれるばかりの思想から自然に生まれてくるものである。重要な、内容豊かな思想、およそ書くに値する思想であれば、素材と内容は自然にあふれてくる。したがってこの思想を完全に表現するためにはどうしても文法、語句の細部に至るまで気を使った完璧な複合文章が必要である。
・ 人間はまだ一度にただひとつのことしか、明瞭に考えられない動物である。文章作成に当たっては、まずこの事実に何よりも注意をはらうべきだろう。だから一度に二つも三つものことまでも考えさせようというのは、人間に対して無理な要求である。
・ 比喩は、未知の状態を既知の状態に還元する限り、大きな価値を持っている。さらにいかなる物事についても、それが何であるかを捉えようとすれば、まず比喩から出発しなければならない。
・ アリストテレスも言っている。「巧妙な比喩を案出するのは、特にもっとも偉大な業である。他人から学んで比喩の達人になれるわけではなく、比喩の業は天才たることの証なのである。なぜなら絶妙な比喩を案出することは、事物に共通の類似した特性を把握することだからである。」また彼の次の言葉も同じ意味のことを言っているものである。「哲学において、まったく相反した事物の中に共通の類似点を把握するのは、鋭い洞察力の業である。」
・ 言語は一種の芸術品であるから、客観的規則を持ったものとして取り扱うべきである。したがって言語によって表現されるものは一切、規則にかない、その意図に従っていなければならない。いかなる文章においても、真剣な配慮を試み、述べるべきことが言語の糸にかなって客観的になるように努めなければならない。言語を主観的にすぎぬものとして取り扱い、自分勝手な表現をして、読む人がその意味を適当に推測してくれるだろうと考えたりすることは、絶対に禁物である。
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