昨晩は、マーク・ファーバー博士という世界でも著名な投資アナリストのお話を聴いてきました。テーマは、「200年来はじめての世界同時経済ブームは、同じように世界同時経済崩壊に向かうか?」でした。
その中で、おもしろい見方やなるほどと思える話をお伝えします。
1. 米国の2000年以来の低金利政策が、バブルを引き起こした。
2. 米国の住宅バブルのレベルはまだ高い。(1975~2000年のトレンド線ではいまでも(1975年の100に対し)140程度だが、現在190とまだ開きがある。)
3. 米国人はお金の使いすぎ-これが膨張する貿易赤字と経常赤字を引き起こす。→米ドル安へ
4. 世界貿易量は、対世界GDP比で1970年の13%から30%に拡大している。
5. 一人当たりGDPは1750年から1995年まで、最先進国は21倍になり、後進国は2.5倍に留まっていたが、この関係がいよいよ逆になってきた。
6. 新興国経済は、もはや世界ファミリーのかわいそうないとこではない。
7. 米国競争力の2000年からの下落に対し、中国は著しく上昇している。
8. 中国元は1981年には実に対ドルで0.65元だった!! これが、94年の0.11元から今の0.13元に上がっただけで、まだまだ上がる余地は大きい。
9. 中国で不動産バブルはない!! 不動産価格は、対GDPや所得比では2007年まで下落している。
10. 中国はこれからも、石油、鉄鉱石、天然ガス、銅、石炭など自国に少ない資源はどんどん買い付ける。これが、これから資源をめぐる戦争にもなりかねない。(原油資源は枯渇傾向)
11. 200年来、商品価格の高騰は国際緊張を高める。→戦争へ→さらに価格高騰。
12. 商品価格は幾分バブル気味だが、200年来の継続下落傾向から、実質価格はまだ安い。
13. 米国の金融緩和と借入の膨張は、経済効果ゼロというポイントに近づきつつある。
14. アジアの投資注目点:
・ 不動産:インド・カンボジア
・ 商品:砂糖、綿
・ 日本:売られすぎで、反転へ
・ 新しい魅力地域:カンボジア、ラオス、ミャンマー、モンゴル(小生の感想-面白そう!!)
・ アジアに加えた投資先として、アフリカ(小生はこのアフリカはこれから注目と見ている。)
15. セミナータイトルの答えは(世界同時崩壊はあるか?)、というと イエスの可能性が高い。
16. 商品はまだ上がる。調整のときは、下落はきつい。
17. 商品価格上昇につられ、インフレと金利は今後2,3年上がる。
18. 資源ナショナリズムと資源獲得競争が引き起こす地域的緊張は、間違いなく国際緊張を増長する。
いかがですか。なかなかユニークな見方ですが、この方は、外国では熱烈なファンが多いんですよ。コメント、感想など、大歓迎です!!
その中で、おもしろい見方やなるほどと思える話をお伝えします。
1. 米国の2000年以来の低金利政策が、バブルを引き起こした。
2. 米国の住宅バブルのレベルはまだ高い。(1975~2000年のトレンド線ではいまでも(1975年の100に対し)140程度だが、現在190とまだ開きがある。)
3. 米国人はお金の使いすぎ-これが膨張する貿易赤字と経常赤字を引き起こす。→米ドル安へ
4. 世界貿易量は、対世界GDP比で1970年の13%から30%に拡大している。
5. 一人当たりGDPは1750年から1995年まで、最先進国は21倍になり、後進国は2.5倍に留まっていたが、この関係がいよいよ逆になってきた。
6. 新興国経済は、もはや世界ファミリーのかわいそうないとこではない。
7. 米国競争力の2000年からの下落に対し、中国は著しく上昇している。
8. 中国元は1981年には実に対ドルで0.65元だった!! これが、94年の0.11元から今の0.13元に上がっただけで、まだまだ上がる余地は大きい。
9. 中国で不動産バブルはない!! 不動産価格は、対GDPや所得比では2007年まで下落している。
10. 中国はこれからも、石油、鉄鉱石、天然ガス、銅、石炭など自国に少ない資源はどんどん買い付ける。これが、これから資源をめぐる戦争にもなりかねない。(原油資源は枯渇傾向)
11. 200年来、商品価格の高騰は国際緊張を高める。→戦争へ→さらに価格高騰。
12. 商品価格は幾分バブル気味だが、200年来の継続下落傾向から、実質価格はまだ安い。
13. 米国の金融緩和と借入の膨張は、経済効果ゼロというポイントに近づきつつある。
14. アジアの投資注目点:
・ 不動産:インド・カンボジア
・ 商品:砂糖、綿
・ 日本:売られすぎで、反転へ
・ 新しい魅力地域:カンボジア、ラオス、ミャンマー、モンゴル(小生の感想-面白そう!!)
・ アジアに加えた投資先として、アフリカ(小生はこのアフリカはこれから注目と見ている。)
15. セミナータイトルの答えは(世界同時崩壊はあるか?)、というと イエスの可能性が高い。
16. 商品はまだ上がる。調整のときは、下落はきつい。
17. 商品価格上昇につられ、インフレと金利は今後2,3年上がる。
18. 資源ナショナリズムと資源獲得競争が引き起こす地域的緊張は、間違いなく国際緊張を増長する。
いかがですか。なかなかユニークな見方ですが、この方は、外国では熱烈なファンが多いんですよ。コメント、感想など、大歓迎です!!