遅ればせながら、ミリオンセラーとなったこの本を読んだ。日野原先生-96歳になられたが、至ってお元気のようだ。先日は、定年時代という無料折り込み紙で先生のセミナーのお知らせを見て、翌日予約を試みたが、すでに一杯(定員300名)ということで、あらためてこの先生の人気のすごさを見せつけられた。
この本の面白いところは、医師であることによる説得力の強さだ。医療というと医術というイメージを持つのだが、先生が常に強調しているのは、「こころ」ということだ。いわば患者さんのこころを大切にした向き合い方。牧師の家に生まれ、自身がクリスチャンでいらっしゃることが、多分に影響しているのだろう。
こころの持ちようで、人間の健康が決まるともいわれ、こころの持ちようで病気の回復も後押しされる。尾藤は、この部分がまだまだ未解明の部分であり、精神と肉体的な健康との関係には多くの秘密が隠されているような気がする。医療に、患者さんのこころの点を大事にされる日野原先生の姿勢に、大いに共感を覚える。
この本の面白いところは、医師であることによる説得力の強さだ。医療というと医術というイメージを持つのだが、先生が常に強調しているのは、「こころ」ということだ。いわば患者さんのこころを大切にした向き合い方。牧師の家に生まれ、自身がクリスチャンでいらっしゃることが、多分に影響しているのだろう。
こころの持ちようで、人間の健康が決まるともいわれ、こころの持ちようで病気の回復も後押しされる。尾藤は、この部分がまだまだ未解明の部分であり、精神と肉体的な健康との関係には多くの秘密が隠されているような気がする。医療に、患者さんのこころの点を大事にされる日野原先生の姿勢に、大いに共感を覚える。