京都童心の会

ほっこりあそぼ 京都洛西の俳句の会
代表 金澤 ひろあき
俳句 冠句 自由律 詩 エッセイなど同好の人たちと交流

フリー句「運を」の巻

2020-12-11 08:05:40 | 俳句
フリー句「運を」の巻
運を分けてとハイタッチ      巡紅 
五十代アイドルミニで飛び回る   ひろあき
七十代フォーク歌手ジャンプに拍手 巡紅
水族館イルカの芸で客を呼ぶ    ひろあき
はやぶさ2号世界中から熱視線   巡紅
宇宙から天使もかぐや姫も消え   ひろあき
子供キャンプで星座を示し神話を語る 巡紅
こわばりをほぐしてくれる焚き火の匂い ひろあき
子供達の思い出となり次世代に生きる星と神話 巡紅
魔法の壺を買うシルクロードのバザール ひろあき
UFOと思いきや電線の金具の悪戯   巡紅
ウチュウジン漢字にしたら宇宙塵   ひろあき
犯人はと指向けると手鏡に自分が映る 巡紅
謎解きの時間急に沈黙するヒロイン  ひろあき 
第三者の妨害を防ぐヒーローのウインク 巡紅
枯れ尾花ひょいと出てくる素浪人   ひろあき
脇目も振らず犬の飛び込む落葉の山  巡紅
かくれんぼかくれた主人見つけたと  ひろあき
俺達の分も幸せになれよ、きっとなるよと吠える犬 巡紅
寂しければつき合う屋台の夜鳴き蕎麦 ひろあき
聞き上手のオヤジさん女の涙で塩ラーメン 巡紅
遠いかも知れない春を待っている   ひろあき
※最初のほうは懐かしのアイドルやフォーク歌手、終わりのほうは演歌のような、何とも昭和な世界になりました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿