フリー句「朝焼けに」の巻
朝焼けに鴨の群れ飛ぶ散歩かな 巡紅
発車ベル町の匂いをあとにする ひろあき
風立ちぬ軽しか通れぬ踏切よ 巡紅
※京福帷子ノ辻駅の手前にあります。
板塀に残る落書きバンクシー ひろあき
オイル塗る背中の好きと指で書き 巡紅
捨てないと指切りしたのは同じ指 ひろあき
枯れ薄捨てて廃られゴールイン 巡紅
※枯れ薄は冬を越え翌春を迎え次の養分となる。
ずいき祭終わって神輿ほどかれて ひろあき
八時間琵琶湖を巡るバイクかな 巡紅
紅葉深まる比良の峯々 ひろあき
伸びをする天地を弾く茜雲 巡紅
運動会日焼けの残る半ズボ ン ひろあき
四拍子息に合わせて腕を振る 巡紅
その昔歌声喫茶あった頃 ひろあき
バスリクで指差す席の赤い頬 巡紅
※バスリク=バスリクリエーション。僕が高校生だった頃、京都には高校生春季討論大会というものがあって、生徒会でバスをチャーターして会場まで往復した。府下の全ての高校生が集まっている中で、壇上でマイクを通じて意見を述べると、僕の高校の先輩が手話通訳で耳の不自由な参加者に伝達する姿は、格好良かった。大人達の思惑は無視して
ヤンキーが改心してる赤い薔薇 ひろあき
殴り合いもう出来ないな枯れ薄 巡紅
ダンディな夕暮れなどもいいものさ ひろあき
痛風の足で踏み込むアクセルよ 巡紅
ビール禁止宣言する医者鬼の顔 ひろあき
銭湯懐かし珈琲牛乳飲み干す 巡紅
※無糖の珈琲牛乳は痛風に良いらしい
極楽の時間で一日締めくくる ひろあき
寝袋で星を見ながら夢に入る 巡紅
花満開のおぼろ月夜に ひろあき
朝焼けに鴨の群れ飛ぶ散歩かな 巡紅
発車ベル町の匂いをあとにする ひろあき
風立ちぬ軽しか通れぬ踏切よ 巡紅
※京福帷子ノ辻駅の手前にあります。
板塀に残る落書きバンクシー ひろあき
オイル塗る背中の好きと指で書き 巡紅
捨てないと指切りしたのは同じ指 ひろあき
枯れ薄捨てて廃られゴールイン 巡紅
※枯れ薄は冬を越え翌春を迎え次の養分となる。
ずいき祭終わって神輿ほどかれて ひろあき
八時間琵琶湖を巡るバイクかな 巡紅
紅葉深まる比良の峯々 ひろあき
伸びをする天地を弾く茜雲 巡紅
運動会日焼けの残る半ズボ ン ひろあき
四拍子息に合わせて腕を振る 巡紅
その昔歌声喫茶あった頃 ひろあき
バスリクで指差す席の赤い頬 巡紅
※バスリク=バスリクリエーション。僕が高校生だった頃、京都には高校生春季討論大会というものがあって、生徒会でバスをチャーターして会場まで往復した。府下の全ての高校生が集まっている中で、壇上でマイクを通じて意見を述べると、僕の高校の先輩が手話通訳で耳の不自由な参加者に伝達する姿は、格好良かった。大人達の思惑は無視して
ヤンキーが改心してる赤い薔薇 ひろあき
殴り合いもう出来ないな枯れ薄 巡紅
ダンディな夕暮れなどもいいものさ ひろあき
痛風の足で踏み込むアクセルよ 巡紅
ビール禁止宣言する医者鬼の顔 ひろあき
銭湯懐かし珈琲牛乳飲み干す 巡紅
※無糖の珈琲牛乳は痛風に良いらしい
極楽の時間で一日締めくくる ひろあき
寝袋で星を見ながら夢に入る 巡紅
花満開のおぼろ月夜に ひろあき