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京都童心の会

ほっこりあそぼ 京都洛西の俳句の会
代表 金澤 ひろあき
俳句 冠句 自由律 詩 エッセイなど同好の人たちと交流

老舗の愛宕様

2025-08-18 09:05:36 | 俳句
老舗の愛宕様
              金澤ひろあき
 就職希望の生徒と一緒に、寺町通りにある老舗の職場見学へ。
 百五十年以上続くすき焼きのお店。看板は京都府二代目槙村知事の直筆だそうな。芸能などの有名人も利用するらしい。祇園祭の頃は、多いようだ。
 ランチ7000円。私ら庶民はひいてしまうな。
 社長さんの好みで、茶室や茶道具がある。愛宕山の神様をお祀りする当番とかで、ご神体があるのには驚いた。火を司る神様なので、料理と縁が深いのかも。
  秋立つや老舗に祀る愛宕様 ひろあき
※写真は愛宕山の実物。

出雲のお国の像

2025-08-18 08:21:10 | 俳句
出雲のお国の像
          金澤ひろあき
 映画「国宝」を見て、映像に見入った。歌舞伎の凄さに酔う。
 女形で、男が女の役をやるが、歌舞伎の祖出雲のお国は女性。やや子踊りで人気が出てから、広がったという。
 お国の像が、四条大橋のたもとにある。南座のナナメ向かい。
  雲の峰 伊達舞う出雲お国の像 ひろあき
(2025年8月18日)

2025年7月 京都童心の会 通信句会結果選評

2025-08-08 08:17:20 | 俳句
2025年7月 京都童心の会 通信句会結果
【選評】
○金澤ひろあき選
特選 天 57 パパ暑いよ 逝れた夫(ひと)に愚痴を云い 蔭山辰子
 一番身近だった人に、今でもぽろっと本音や愚痴をつい云う。その人が亡くなった今でも。二人が作り上げて来た大切な時を思う。
地 40 衣替え老舗の暖簾も浅葱色 松村芳子
 季節の変化と共に衣服をかえ、部屋のしつらいをかえる。暮らしやすい機能も大切だが、その中に、楽しみや美を加える。少しでも生活の中に、喜びを見いだそうとしている。
人 75 待ちに待った初なり琵琶の夢の末 三村須美子
 「琵琶」は「枇杷」かなと思ったが、文字の通り「琵琶」で読んでみた。
 職人が磨き上げ、美しく仕上げられた正倉院御物の琵琶を思った。
 作り上げられた美しい琵琶は、貴人の前で演奏する前に、試奏する。その「初鳴り」の音で、感動にひたっているという、天平の頃のドラマを心に描いてみた。その夢の末が、正倉院のような気がする。
 他、印象に残る句。
3 生きてゆけ 迷惑かけてありがとう 遠藤修司
 「迷惑かけてありがとう」。いいセリフだと思う。
 迷惑をかけずに生きていけるとは思っていない。しかし、「迷惑かけてありがとう」という心境には、なかなかなれないもの。つい、情けなく、怒りそうになるし。
6 自分の想ひ かえる季(とき)か衣更 遠藤修司
 季節の変わり目もあるし、人生観、価値観などを変えていかなければならない節目のような時もある。
 しみじみとした自己観照になっている。
33 主役になれず 苗のまわりのアメンボー 塩見すず子
 雨の多い季節に、水辺に集まるアメンボー。ふわふわしているし、確かに主役になりそうにない。でも、生きている。主役にならなくても、自分なりに。
36 ゴルフ場ナイターショット蛍光る 松村芳子
 ゴルフ場の体験、しかもナイターゲームの体験を詠んでいる。独特の素材に心引かれた。そこに飛ぶ蛍との取り合わせも面白い。
41 田植え終えドブロク一杯老若も 松村芳子
 昔の田植えは地域総出の一日仕事。重労働だった。それを終えた後の安堵感。ドブロク一杯にその思いがこもっている。
43 毎日前進体操水馬 野谷真治
 「水馬」の動きを「前進体操」と見立てたところ、面白みがある。茶人などが道具を色々なものに見立てるのと同じ、すき心とでも言うものだろうか。
48 幻灯へ列を引きずる蟻の群 河本美子
 幻灯に集まる蟻達。ドライに描写したことによって、雰囲気を伝えてくる。
52 胸にあったあいうえお空に飛ばす 生嶋節子
 「あいうえお」は、五十音の最初の行。一番最初の言葉の行を胸にためていた。一番言いたかったこと、想いを放つ。それが詩なのだろう。
66 サクランボ頬赤くして店並ぶ 野原加代子
 黄色や赤、確かにサクランボはきれいにお化粧して並んでいるように見える。味もだが、色も楽しめる。
78 夏椿今日はゲストのチェックアウト 三村須美子
 夏椿を私達は沙羅双樹とも言っているが、本来は別のもののようだ。しかし、沙羅双樹のおもかげ、別れや無常のおもかげを心に思い浮かべつつ、ゲストの旅立ちを思うと、一つのドラマのようでもある。
82 大泣きの頭から湯気捕まり立ち 三村須美子
 赤ちゃんの成長というのは、本人にしてみれば夢中で大冒険なのだろうと思う。つかまり立ちして自分で歩けるようになると共に、心も大きく揺れたりしているのだろう。大泣きで訴えようとしている何かが、とても重大なことなんだと思う。
○松村芳子特選
34 いきなりに過去もとおのき風薫る 塩見すず子
 少しむずかしい句です。風薫るだから、いきなりいい思いが良かったですネ。
○野原加代子特選
77 マリーゴールド力漲るビタミン色 三村須美子
 私の好きな花はマリーゴールドです。あいみょんという名の若い女性歌手がマリーゴールドと言う歌を歌ってます。
 今年初めてマリーゴールドをプランターに植えて眺めています。花の色は確かに濃い色で力みなぎっています。そして確かに生きる力の湧く花です。
○野谷真治特選
52 胸にあったあいうえお空に飛ばす 生嶋節子
 「胸にあったあいうえお」とは、なにか。「空に飛ばす」とは、なにか。印象的で気になった作品です。
○遠藤修司特選
30 晴れやかに田の水満ちて立ち話 塩見すず子
 しっかり準備、余裕の立ち話ですね。しかし、水不足の人は、悩ましい日々。不公平感あり、日本列島、様々です。
○塩見すず子特選
52 胸にあったあいうえお空に飛ばす 生嶋節子
 絵本を見ているようです。私なら、
 胸にあついあいうえおお空に飛ばす
としてみたいところです。
他に好きな句
44 小雨のハエ寝ている足裏 野谷真治
 小雨の日のハエと人間の足裏の対比。
9 人も蛍もにごった所に住めません 遠藤修司
 清き水があこがれです。
29 蛍にもカメラ目線があるかもな 金澤 ひろあき
 蛍を対象としてみるのでなく、蛍自身になりきっているので好き。
○三村須美子特選
6 自分の想いかえる季か衣替え 遠藤修司
 私自身もはっとしました。何かにつけて亡くなった夫の事を思い出し、涙ぐむ日が続いています。もう半年が経ちました。人はいろんな事に左右され、何かと影響を受け続けて日常を過ごしている。作者の想いを変える事と衣替えが上手く噛み合っていると思いました。
○蔭山辰子特選
42 断捨離に屋敷広々風薫る 松村芳子
 片付けて広々としたお部屋に、なかなか思うようにできないです。

46 いわゆるひとつの星背番号3 野谷真治
 長嶋茂雄さん、さようなら。
33 主役になれず 苗のまわりのアメンボー  塩見すず子
 アメンボーにもアメンボーの人生あり。
81 家の家事プランこなせず大昼寝  三村須美子
 思いは同じです。42番さんがうらやましいです。   
○岡畠真理子特選
25 衣更マンネリ脱いでみる機会 金澤ひろあき
 マンネリはある意味ラクなのですが、時には思い切って変えてみることも大切ですよね。服に限らず。
【ネット選】
ネット上で、市忠顕様が選句をいただきましたので、ご紹介致します。
○市忠顕選
特選は20 よく聞けば恋の呼びかけ田植え歌   金澤ひろあき 
選評 作者の「新しい発見に対する喜び」が感じられる。
10 常夏の人には無縁か衣更  遠藤修司
13 田植え前水面に映る夏の空 同
21 ヨガポーズ田植えの合い間伸ばす腰 金澤ひろあき
25 衣更マンネリ脱いで見る機会  同  
27 風薫る趣味中心の日曜日 同
29 蛍にもカメラ目線があるかもな 同 
30 晴れやかに田の水満ちて立ち話 塩見すず子
35 蛍飛び鬱気の夕暮れ晴れさせる 松村芳子
37 和服着て襟足白く風薫る  同
40 衣替え老舗の暖簾も麻葱色 同
61 知らぬ間に梅雨が明けたか蝉の声 蔭山辰子
62 田植にて母を想いて一呼吸  野原加代子
66 サクランボ頬赤くして店並ぶ 同
76 梅豊作アプリで探す活用術 三村須美子 

お知らせ
8月句会
日時 8月21日(日)午後2時
場所 阪急長岡天神駅東口 喫茶 アーバンにて
投句 毎月第2週まで 10句前後ですが、少なくても可です。
 110円切手3枚同封下さい。
選評  来月第1週までに頂けるとありがたいです。
京都童心の会  年会費 3000円
月句会参加の方は句会で頂いておりますので、不要です。

※記念号、第1校が終了しました。9月中に発行の予定です。

【お便りから】
○平岡久美子様
暑中お見舞い申し上げます。
 いつもご活躍感謝しています。通信句会報ありがとうございます。
 頂いてばかりで恐縮です。・・中略・・
 京都の句会はさすが雅ですね。雅楽が近くで見られるなんて羨ましいです。良くはわからなくても長い歴史の中の所作には血がさわぐ気がします。
 坪内さんの講演も聞いてみたかったです。“皆さんの俳句”とはどのあたりを指しているのかわかりませんが、「そんな事はわかっている」と思います。でも作っていきたいのが人だと・・・
 暑くなります。お体大事にして下さい。

2025年7月 京都童心の会 通信句会結果

2025-08-07 13:04:56 | 俳句
2025年7月 京都童心の会 通信句会結果

朗読劇の句集 『雲へ拍手』
  金澤ひろあき
 大谷選手がメジャーリーグでホームランを量産し、多和田葉子さんがドイツ語で小説を書いている。日本人が世界で活躍しているのか、世界の垣根がなくなりつつあるのか。俳句も今、そうなっていることがわかる。
 夏石番矢氏によると今、世界の多くの国の人が、「俳句」を書いているという。また、日本語で書かれた俳句が翻訳され好評であり、三行詩として味あわれているそうだ。
最近出された鎌倉佐弓氏の句集『雲へ拍手』も、日本語の原句を英語三行詩に翻訳し、2ページ見開きで載せるという国際俳句を実践している。
 例えば、
 雲へ拍手じょうずに春を呼べました
Applause for a cloud-
you did such a fine job
of calling for spring

 句集は四章から成っており、各章に「光」「砂」「雲」「風」という題がつけられている。
 こういった自然物・宇宙の現象に出会い、そこで出てくる言葉が詩になっている。そして、声に出して読むとよくわかるのだが、一句一句が「朗読劇」のように感じられる。
 なぜそう感じるのかという視点で、この句集を読み返してみた。すると、「呼びかけ」の表現が多いことに気がついた。
 紅ばらの尖るのは棘だけにおし
 やあ五月くちぶるから青空まで
 雲ちょっとどいてブランコが行くよ
 虹よ私はなぜここにいるのだろう
 わかってる?お尻がスミレ踏んだこと
 ガーゴイル、パリのきれいな雨を語れ
 その鴉いい加減に鳴くのをおよし
 閉めないで天使も通るドアなれば
 うつぶせの辛さ蛇にもわかるかい
「紅ばら」といった植物、「鴉」「蛇」のような動物、「五月」「虹」「雲」といった自然や「ガーゴイル」のような彫刻まで広く呼びかけ、詩を呼び起こす。こうやって呼びかけられると、読者も自分に呼びかけられているような気分になり、筆者との対話が始まる。

 対話といえば、「対話形式」で書かれた句もある。
 スィートピー風は君から吹いてくる
 どくだみのどこが私に似ているというの
 イタリアはおいしいですと蟻の列
 草の絮きみが発つときは私も
 どうしてもこちらに来るのね蟻の列
 線路へことり列車まだ来ないよと

 劇では「呼びかけ」「対話」も重要な要素だが、「独白」(ひとりごと)も大切な要素となる。
 この句集にも、独白の句があり、心をかきたてられる。
 この百合が咲かない見つめているのに
 物語は母と出会えりいつか風も
 ちりぬるを桜も笑みも散りぬるを
 夫留守の水にナイフが溺れそう
 沈黙は天のやさしさ雪ふるふる
 「独白」とは、心にためておけなくなった心情がぽろっとこぼれ出たもの。最上の心情表現と言えるのではなかろうか。

 さて、劇では役者が(自分から離れて)役になりきる。役の人物になりきって、その人物の行動や心情を演じる。役の人物の「代弁」を行う。この句集にも「代弁」が多い。
 鳴くひばり空のこともっと知りたい
 入道雲天より大きくなりたいと
 桜草ゆれてもゆれても風が痛い
 塔は思う空はいつまでいてくれるか
 引き出しの中では歌うホッチキス
 さくら三日目散るのが怖くなっている
 波と遊ぶ一人ぼっち岩ぼっち
 朕は靴なりなぜ砂が混じるか

 この句集の中の句は、よく言われる「写生」という手法で書かれた俳句ではない。
 「呼びかけ」「対話」「独白」「代弁」といった劇のような作句である。
 写生句が、スケッチをもとにした視覚中心の表現だとすると、この句集の句はそうではない。
 声を出して五感を使い、役になりきる、肉体的表現と言えるのかも知れない。
(俳誌『吟遊』108号より転載)

皆さんの選です。
 選者 真・・野谷真治  白・・白松いちろう 
修・・遠藤修司  辰・・蔭山辰子  
ひ・・金澤ひろあき 須・・三村須美子 
加・・野原加代子 真理・・岡畠真理子
    芳・・松村芳子  す・・塩見すず子

○遠藤修司
1 五月の空に赤紫の帳(とばり)
2 トントンとバラに声かけ背伸びする 辰
3 生きてゆけ 迷惑かけてありがとう ひ 加
4 寄り添い語る童心の集まり 須 真理
5 水の甘さで蛍呼ぶ考え甘し 加
6 自分の想ひ かえる季(とき)か衣更 (特 須)ひ 芳 す 辰 真理
7 風薫る私は好きさ由美かおる
8 米高し何とか安く私の口に
9 人も蛍もにごった所に住めません 真 す 辰 真理
10 常夏の人には無縁か衣更 市
11 田植えの苦省くもみ直に
12 風薫るおいしい食物健康長寿(よきくらし) 加
13 田植え前水面に映る夏の空 市 須 真理
14 蛍の光に目をうばわれる今はドローン
○金澤ひろあき
15 日本からパンダが消える梅雨に入る 芳 真 修
16 新茶出てお茶壺道中復活す 真理
17 旅先の地米に結晶土と水  須 辰
18 農業科生徒の日焼け田に水を 加 す 真理
19 マンションに囲まれた田に水を引く 芳 真 辰
20 よく聞けば恋の呼びかけ田植え歌 (特 市忠顕)芳 修 須
21 ヨガポーズ田植えの合い間伸ばす腰 市 芳 修 す 真理
22 米騒動教科書にあり今にあり 辰
23 ほうたる来い博多名物屋台村 芳 真
24 蛍らの闇に抱き合い闇に消え 加 須
25 衣更マンネリ脱いで見る機会 (特 真理)市 修 す
26 衣更年相応に侘びてくる 真 辰
27 風薫る趣味中心の日曜日 市 芳
28 新しき横綱祝う米1トン 真
29 蛍にもカメラ目線があるかもな 市 す 須 辰 真理
○塩見すず子
30 晴れやかに田の水満ちて立ち話 (特 修)市 芳
31 派手な一枚を断捨離 衣更え 芳 加 須
32 老いもちらほら闇に流れる蛍 芳 真
33 主役になれず 苗のまわりのアメンボー ひ 修 須 辰
34 いきなりに過去もとおのき風薫る (特 芳)
○松村芳子
35 蛍飛び鬱気の夕暮れ晴れさせる 市 加
36 ゴルフ場ナイタショット蛍光る ひ
37 和服着て襟足白く風薫る 市 す
38 嫁ぎし年田植の列に遠ざかる 真
39 花嫁は田植歌の音頭取る
40 衣替え老舗の暖簾も麻葱色 (特 ひ)市 修 す 須 辰 真理
41 田植え終えドブロク一杯老若も ひ 加
42 断捨離に屋敷広々風薫る (特 辰)修 す 真理
○野谷真治
43 毎日前進体操水馬 ひ
44 小雨のハエ寝ている足裏 す 須
45 雨嫌い一人の画廊 加 真理
46 いわゆるひとつの星背番号3 須 辰
47 一日中待ちぼうけ梅雨入珈琲 加 修
○河本美子
48 幻灯へ列を引きずる蟻の群 ひ
49 蟻の群 影を歩まず三時かな 修
50 足音をものともせずに蟻の群 す
○生嶋節子
51 主役と場所取り花みずき 芳 加
52 胸にあったあいうえお空に飛ばす (特 真)(特 す)ひ 須 辰
53 恋のあじさい言葉に出せぬのっぺらぼう 修
54 ふれてみたいリスのシッポシースルー 芳
55 友来るとあり つめを切る 真 す
○蔭山辰子
56 むし暑い 梅雨の中やすみ蚊にさされ
57 パパ暑いよ 逝れた夫(ひと)に愚痴を云い (特 ひ)加 須
58 肩重い あなたさすって片思い
59 八十の手習い十七文字むずかし句 芳 加
60 松尾大社お田植え祭りのテレビを見
61 知らぬ間に梅雨が明けたか蝉の声 市
○野原加代子
62 田植にて母を想いて一呼吸 市 
63 青梅や老婆になりて初漬けし 芳 真 修 須
64 青蛙葉の上に乗り遠く見る す 真理
65 蛍火やゆらゆら飛びし母追いし 真 修
66 サクランボ頬赤くして店並ぶ ひ 市 真 辰
67 紫陽花や車窓から見る今年の色 芳 真理
68 アイスコーヒー喉潤いて一腹や
69 夏野菜カレーに入れては汗かいて 真 修
70 合歓の花雨に打たれて美しや 辰
○三村須美子
71 迷い蜂追い立てて逃す昼下がり 真 修 す 真理
72 よもぎ餅ガブッ歯の被せポロッ
73 鯉の虐め金魚盲目になりにけり
74 立葵駅のトイレに忘れどうなった
75 待ちに待った初なり琵琶の夢の末 (特 ひ)加 真
76 梅豊作アプリで探す活用術 市
77 マリーゴールド力漲るビタミン色 (特 加)
78 夏椿今日はゲストのチェックアウト ひ
79 蓮咲くやうてなに座るお父さん
80 朝曇りメールで促す熱中症警戒
81 家の家事プランこなせず大昼寝 加 辰
82 大泣きの頭から湯気捕まり立ち ひ
※写真は長岡京大極殿址。桓武天皇が奈良より遷都。784年から10年間、日本の首都であった。