大和絵の雨
金澤ひろあき
久しぶりに、嵯峨嵐山文華館へ行く。「万博日本画繚乱」というテーマで、パリ万博等に出品した日本画家の作品を展示している。
大橋翠石の「悲憤」、迫力ある。子供の虎を鷲がさらうのを左雙。怒り狂って追う虎の親を右雙に。
竹内栖鳳の「春郊放牛図」は、牛の匂いがして来そうな、牛のアップが右雙。左雙は牛達の遠景。そして小さな雀達が描かれる。生を包む天地を感じる。
時を忘れて見てしまう。帰りは渡月橋あたりで雨模様。
傘の花咲かす夕立渡月橋 ひろあき
異邦人大和絵の雨濡れにこよ
金澤ひろあき
久しぶりに、嵯峨嵐山文華館へ行く。「万博日本画繚乱」というテーマで、パリ万博等に出品した日本画家の作品を展示している。
大橋翠石の「悲憤」、迫力ある。子供の虎を鷲がさらうのを左雙。怒り狂って追う虎の親を右雙に。
竹内栖鳳の「春郊放牛図」は、牛の匂いがして来そうな、牛のアップが右雙。左雙は牛達の遠景。そして小さな雀達が描かれる。生を包む天地を感じる。
時を忘れて見てしまう。帰りは渡月橋あたりで雨模様。
傘の花咲かす夕立渡月橋 ひろあき
異邦人大和絵の雨濡れにこよ
