小千谷から(Ojiya kara)

新潟県中越大震災の、とある被災者からのメッセージ
(リンクはご自由にどうぞ。ただし転載はご遠慮ください。)

味噌づくりで食育~

2008年03月22日 03時20分24秒 | 小千谷(新潟)
きのうトミー&tomoちゃんのお宅の作業場に大豆オーナーが集まり、みんなでわいわい味噌づくりをしてきました。

選別した大豆は前日のうちにきれいに洗って3倍以上の水に一昼夜浸し、給水させておきます。
大豆の量は我が家の持ち分&(当日都合で来られなくなった)パートナーの持ち分で計9キロ。
tomoちゃんにユニットバスのような容器をお借りしました。
大豆を洗うのも浸すのも、東山の湧き水で。
だからかー。おいしいお味噌ができるわけだ~。
結構真剣にやったんで、腰を伸ばして気づきました。
「う。結構キてる・・・。イテテテテ~。」


当日~。
大豆は2倍くらいに膨らんでいました。
左の写真は大豆13キロに水を含ませたもの。
これを1時間半ほど蒸かして15分ほどむらし、熱いうちにチョッパーにかけます。


にゅる~~にゅるにゅるにゅる~~。
っておもしろいでしょ~。
(昔こういうおもちゃがあったよね。「床屋さんごっこ」=髪の毛が粘土で出るやつw)
でてきたお豆のミンチは30℃以下になるまで冷まします。


冷めたらオーナーごとに量り分け、大豆の茹で汁と、塩と麹を混ぜてすり合わせたもの(写真左)を入れます。
ここからはもう給食室でハンバーグを作るみたいな感じ?
(大豆6キロ+麹6キロ+塩3キロ+給水分+茹で汁分で24キロに膨れ上がった・・)
子どもら、最初はおもしろがってほかのオーナーさんのお手伝いを張り切ってやっていましたがー・・・。(写真右)
一回やったら案の定飽きちゃってさ~~……(-。-)
我が家の味噌づくりのときには外で遊んでた・・・。
【本番で失速してどうすんねーん!!】
おかげで、母さん、腰が太ももがふくらはぎがーー。
パンパンイテテテだよーーー。

コネコネ仕上がったころ、子どもたちが戻ってきました。(おせーよ!)
タネをソフトボールくらいの大きさに丸めてハンバーグをつくるときのように空気を抜き、樽の底めがけてビシーーッと投げ入れマス。




空気を入れないように平らにならしてカビ防止の塩と笹を敷きラップをしたらおつかれさま~。
あとは自宅に持ち帰って重しを乗せて蓋をして、6月と8月の天地返しまではそのまんま冷暗所でおやすみなさい。
この日つくった味噌は今年の12月~来年の1月くらいにはおいしく食べられることでしょう。

今回の大豆の品種は「エンレイ」ですが、昨年つくった「ひとり娘」は同じ豆でもどうやらオーナーさんによって味・色それぞれ違うみたい。
今度、「食べ比べ味噌パーティー」やろうか、という話も出ました。

ふたつみっつ先の季節を楽しみにする暮らしっていいなぁ。
春がくるのはもちろんうれしいんだけど、冬が楽しみ・・ってのもいいもんだなぁ。
そんなことを思った味噌づくりでした。
今年もありがとうtomoちゃん。

杜氏の’ところてんちゃん’と’味噌より団子~!’の姫チャマの2ショット。
ふたりともおしゃべりが上手になりましたよ~♪