今日は、ちょっと堅い、難しい言い回しの表題になった。要は、トイレでの排泄の仕方に、性格が影響しているだろうという話だ。
人間が誕生し、親から最初に受ける躾は、排泄にかかるもので、トイレットトレーニングと言われるものだ。これは親にとって、子育ての重要なポイントになっている。親の性格がトイレットトレーニングに影響を与えている。
大らかで、多少、ずぼらな親は、赤ん坊の表情に鈍感で、ウンチやオシッコしたことにあまり築かずにそのまま放置し、オムツの中はウンチまみれ、オシッコまみれになり、そういった状態の中に、子どもは長い時間晒されることになるだろうし、きちんとした親は、子どもの微妙な変化を感じ取ることができるため、親は、オシッコやウンチしたことを察知して、すぐにオムツを交換するだろう。また、神経質な親は、何度も何度もオムツを点検するだろう。
また、子どものウンチやオシッコを非常に嫌がる親もいるし、子どものウンチはオシッコには汚いというよりも健康状態をチェックすることができるものとして大切に(?)扱う親もいる。汚いと思う親は、自ずとそれ(不快感)を表情にも表すため、子どもは自分が親に不快感をもたらすウンチやオシッコを出す悪い存在と感じるようになってしまう。赤ん坊を育てているときの母親は、自分の赤ん坊のウンチやオシッコを汚いとはあまり感じずに済むようになっているらしいが、これはとても不思議なものだ。
話を先に進めることにしよう!このように、トイレットトレーニングは、人生の中で最初に受ける教育、躾なのだが、親の性格や子供に対する思いが非常に反映し、かつ、そのことが子どもの性格形成に大きな影響を与えていると言えそうだ。