妻から、「トイレの蓋開けておいて!」と頼まれ、開けて置くようにしているのだが、それでも、男用で便座まで開け、用を足した後に、ついつい便座を戻すつもりで一緒に蓋も閉めてしまったり、便器内を掃除した後、ああ終わったと一安心して、便座を元に戻すつもりが一緒に蓋まで閉めてしまったりすることが続き、その都度、長々と説教が続き、ほとほと自分が嫌になった。
普通の人は、閉めずに開けておくよう注意しているだけでそれ程失敗を続けるものではないのだろうが、私は、余程頭が悪いらしく、こんな簡単なことでも、完全に実行することがなかなかできない。一度、セロテープで、蓋を止めて閉まらないようにしようとしたが、何せセロテープ、簡単に剥がれて蓋は閉まってしまう。
そこで、今日、ダイソウに行って広めの透明テープを買って来て、それで固定した。これならば、もう、失敗することはないだろう!!私が他の人と違うところは、できないことをやろうとするのではなく、必ずそうなるように考えることに精力を費やすことなのだ。ははは、俺ってやっぱり変わっているのかもしれない。
そう言えば、小さい頃から字が汚くて手紙を書いたり、文章を書いて提出したりするとき、とても大変な想いをした。しかし、ワープロが普及すると、その問題から脱却し、文章を書くのも苦にならなくなった。逃げ道を探すことに精力を使い、何とか難を逃れてきたという経験が人よりもずっと多いように思う。