自民党がどんな憲法を作りたいのか、自民党がどんな政治を目指しているのか、憲法改正の準備が着々と進む中、避けて通ることができない問題だと感じ、自民党のホームページで、憲法改正草案を読んでみた。
正直言って、法律用語は難しく、分かりにくい。文字通りの意味と裏の意味がそこにはあるからだ。読んでいて、違和感のある文言がいくつも出てきた。例えば、最初に、「天皇は元首・・・・象徴である。」、次に、「衆議院は内閣総理大臣が解散する。」等々だ。極めつけは、軍事裁判所なるものまで登場し、緊急事態宣言時には、内閣は法律と同等の効力を有する政令を作って、国民に指示することができるとまで書かれているではないか?まるで、第二次世界大戦前の状態を思わせるような、そんな内容で、これには、さすがに驚いた。
私は、全くの法律の門外漢につき、詳しいところは、ぜひとも自民党のホームページで確認してください。
改正しようとするからには、文言の裏の意味も読み解かなくてはならない。読み解くうちに自民党、安倍総理の真意が見てて来るような気がするのだが、これには相当の時間が掛かるので、今日のところはやめておこう。