久しぶりに「白夜行」の記事です。
2話分休みましたが、その間も視聴だけは欠かしませんでした。
6話~8話、まとめての感想になります。
まず3話分のあらすじを、ざっと一気に振り返ってみましょう。
(第6話)
笹垣(武田鉄矢)と古賀(田中幸太朗)に、亮司(山田孝之)の事を聞かれてもシラを切る弥生子(麻生祐未)。
が、その後で弥生子は興信所を訪れ、松浦の居場所の調査を依頼。
同じ頃、亮司は松浦(渡部篤郎)から11歳の雪穂(福田麻由子)の秘密が写ったネガを買い戻そうとするが失敗。松浦に対するある決意を固めていく。
雪穂(綾瀬はるか)もまた、松浦の存在が自分たちにとって邪魔だと感じ始めている。
こうして奇しくも、弥生子、亮司、さらに古賀が、はぼ時を同じくして松浦を訪ねる。
そして事件は起こる。
古賀と松浦、2人の死者が出る。
こうして、ネガは雪穂の手に戻り、あたかも逃亡したかのように松浦の死体はどこかに隠された。
(第7話)
古賀の殉職によって、笹垣の追及はさらに執拗さを増し、雪穂を取り調べるまでになる。
しかし雪穂は、自分が松浦や亮司に脅されていた被害者だと嘯く。
その後、雪穂はソシアルダンス部の先輩・高宮(塩谷瞬)に接近。
そして2年後には、結婚を間近に控えてる身となっている。
雪穂にとっては財産目当ての結婚。
ところが、当の高宮は、同じ会社のOL・三沢千都留(佐藤仁美)への想いが断ち切れず、この期に及んで雪穂との結婚を迷っていた。
しかし、亮司の大胆な作戦により、高宮は千都留を諦める事となる。
こうして雪穂は結婚。
(第8話)
高宮と結婚した雪穂はブティックを始めていた。
わざと家庭を顧みず、高宮が離婚を言い出すのを待つ。
亮司は〝アキヨシ〟と名乗り、高宮の会社から盗んだ〝開発途中のシステムのひな型〟を持ち込んで、ベンチャー企業の社員になっていた。
そして、千都留が戻ってきているのを突き止める。
雪穂は偶然を装い、高宮と千都留を再会させるが、それが離婚への引き金にはならない。
ならばと、高宮を泥酔させ、暴力行為があったように装い、高い慰謝料と共に離婚を勝ち取る。
また同じ頃、〝ひな型〟流出を探る調査が進められており、それが雪穂に辿り着くのを恐れた亮司は、高宮と千都留に疑いの矛先を向けさせて、難を逃れる。
そんな中、探偵になった笹垣の事務所を篠塚(柏原崇)が訪ねる。
篠塚もまた、今回の雪穂の離婚や過去の事件に、疑念を抱き始めていたのだ。
このブログは、ドラマにせよ映画にせよ、ただのあらすじや「良かった」「面白かった」だけの感想ではなく、人生を豊かにするヒントのようなものを見つけて書いていこうと思っています。ま…成功してるとは言えませんが(笑)
が、3話分まとめた感想でも、このドラマでそれを語るのは難しいですね。
もはや、亮司と雪穂への共感はまったく無くなってしまいました。
物語自体も、極端な展開で現実味が欠けて来ています。
そのおかげで、思い入れが無くなり、気楽に見られるようには成りましたが…(笑)
6話での、松浦の死の前に語られた生い立ちの秘密も、あまりピンと来ませんでした。
むしろ、さっぱり清算できたのだから、彼としては死ねて幸せだったかもしれません。
それより、5話で酷い目にあった江利子や、古賀の妻、高宮です。
亮司と雪穂のおかげで、一生消せない心の傷を負ってしまいました。
亮司と雪穂が過去に受けた傷のほうがより深いとしても、それを修復するための踏み台とされたこの人たちの心の傷と、どれほどの差があるのでしょう?
そうまでして得たものは、いったい何だったのでしょう?
ベンチャー企業の社員になったり、ブティックを始めたり、こんなに自由に器用に立ち回れて、そのうえ何が欲しいのでしょう?
2人が今している事が、かつて、大人たちによって奪われた本来の生き方を取り戻そうとする為でない事が明白となった今、2人がしていることは単に自慰行為にしか見えません。
第1話を見た時に、たぶん多くの視聴者の皆さんが抱いたであろう〝この2人に本来の人生を歩んで欲しい〟と願った気持ちは、いったい何処へ行ってしまったんでしょうね。
やはり、反面教師として見る以外に、このドラマから得るものはないのでしょうか。
あっ、1つありました!
今回、久しぶりに登場した江利子(大塚ちひろ)の表情です。
以前と変わっていませんでした。努めてそうしていたのかもしれませんが。
あんな事があった後でも、拗ねたところは微塵も無く、やさしく笑っています。
心の傷の度合いが違うにしても、雪穂には到底出来ない事ですね。
そんな江利子だからこそ、素敵な人に巡り逢えたのでしょう。幸せになって欲しいです。
江利子のあの表情から教えられることは大きいですね。
来週は、笹垣が江利子と接触するようですね。
こういった普通側の人の目を通して、この物語は新たな見え方をしてくるのでしょうか。そこに期待したいです。
来週も続けてレビューを書くか否かはそれに因ります。
では、今回はこの辺で…。
2話分休みましたが、その間も視聴だけは欠かしませんでした。
6話~8話、まとめての感想になります。
まず3話分のあらすじを、ざっと一気に振り返ってみましょう。
(第6話)
笹垣(武田鉄矢)と古賀(田中幸太朗)に、亮司(山田孝之)の事を聞かれてもシラを切る弥生子(麻生祐未)。
が、その後で弥生子は興信所を訪れ、松浦の居場所の調査を依頼。
同じ頃、亮司は松浦(渡部篤郎)から11歳の雪穂(福田麻由子)の秘密が写ったネガを買い戻そうとするが失敗。松浦に対するある決意を固めていく。
雪穂(綾瀬はるか)もまた、松浦の存在が自分たちにとって邪魔だと感じ始めている。
こうして奇しくも、弥生子、亮司、さらに古賀が、はぼ時を同じくして松浦を訪ねる。
そして事件は起こる。
古賀と松浦、2人の死者が出る。
こうして、ネガは雪穂の手に戻り、あたかも逃亡したかのように松浦の死体はどこかに隠された。
(第7話)
古賀の殉職によって、笹垣の追及はさらに執拗さを増し、雪穂を取り調べるまでになる。
しかし雪穂は、自分が松浦や亮司に脅されていた被害者だと嘯く。
その後、雪穂はソシアルダンス部の先輩・高宮(塩谷瞬)に接近。
そして2年後には、結婚を間近に控えてる身となっている。
雪穂にとっては財産目当ての結婚。
ところが、当の高宮は、同じ会社のOL・三沢千都留(佐藤仁美)への想いが断ち切れず、この期に及んで雪穂との結婚を迷っていた。
しかし、亮司の大胆な作戦により、高宮は千都留を諦める事となる。
こうして雪穂は結婚。
(第8話)
高宮と結婚した雪穂はブティックを始めていた。
わざと家庭を顧みず、高宮が離婚を言い出すのを待つ。
亮司は〝アキヨシ〟と名乗り、高宮の会社から盗んだ〝開発途中のシステムのひな型〟を持ち込んで、ベンチャー企業の社員になっていた。
そして、千都留が戻ってきているのを突き止める。
雪穂は偶然を装い、高宮と千都留を再会させるが、それが離婚への引き金にはならない。
ならばと、高宮を泥酔させ、暴力行為があったように装い、高い慰謝料と共に離婚を勝ち取る。
また同じ頃、〝ひな型〟流出を探る調査が進められており、それが雪穂に辿り着くのを恐れた亮司は、高宮と千都留に疑いの矛先を向けさせて、難を逃れる。
そんな中、探偵になった笹垣の事務所を篠塚(柏原崇)が訪ねる。
篠塚もまた、今回の雪穂の離婚や過去の事件に、疑念を抱き始めていたのだ。
このブログは、ドラマにせよ映画にせよ、ただのあらすじや「良かった」「面白かった」だけの感想ではなく、人生を豊かにするヒントのようなものを見つけて書いていこうと思っています。ま…成功してるとは言えませんが(笑)
が、3話分まとめた感想でも、このドラマでそれを語るのは難しいですね。
もはや、亮司と雪穂への共感はまったく無くなってしまいました。
物語自体も、極端な展開で現実味が欠けて来ています。
そのおかげで、思い入れが無くなり、気楽に見られるようには成りましたが…(笑)
6話での、松浦の死の前に語られた生い立ちの秘密も、あまりピンと来ませんでした。
むしろ、さっぱり清算できたのだから、彼としては死ねて幸せだったかもしれません。
それより、5話で酷い目にあった江利子や、古賀の妻、高宮です。
亮司と雪穂のおかげで、一生消せない心の傷を負ってしまいました。
亮司と雪穂が過去に受けた傷のほうがより深いとしても、それを修復するための踏み台とされたこの人たちの心の傷と、どれほどの差があるのでしょう?
そうまでして得たものは、いったい何だったのでしょう?
ベンチャー企業の社員になったり、ブティックを始めたり、こんなに自由に器用に立ち回れて、そのうえ何が欲しいのでしょう?
2人が今している事が、かつて、大人たちによって奪われた本来の生き方を取り戻そうとする為でない事が明白となった今、2人がしていることは単に自慰行為にしか見えません。
第1話を見た時に、たぶん多くの視聴者の皆さんが抱いたであろう〝この2人に本来の人生を歩んで欲しい〟と願った気持ちは、いったい何処へ行ってしまったんでしょうね。
やはり、反面教師として見る以外に、このドラマから得るものはないのでしょうか。
あっ、1つありました!
今回、久しぶりに登場した江利子(大塚ちひろ)の表情です。
以前と変わっていませんでした。努めてそうしていたのかもしれませんが。
あんな事があった後でも、拗ねたところは微塵も無く、やさしく笑っています。
心の傷の度合いが違うにしても、雪穂には到底出来ない事ですね。
そんな江利子だからこそ、素敵な人に巡り逢えたのでしょう。幸せになって欲しいです。
江利子のあの表情から教えられることは大きいですね。
来週は、笹垣が江利子と接触するようですね。
こういった普通側の人の目を通して、この物語は新たな見え方をしてくるのでしょうか。そこに期待したいです。
来週も続けてレビューを書くか否かはそれに因ります。
では、今回はこの辺で…。
確かにブティックと社員としての身分はは手に入れましたが、いつも追われているいう焦りがあるのではないでしょうか?
太陽とはその象徴であって罪を自覚しているかぎりやはりこの二人は太陽の下は歩けないのでしょう。
今回は犯罪がなかったけれど雪穂の睨むシーンがたくさんありましたね。
はるかちゃんの睨みもかわいかったけれど、
江利子の無垢さにはかないませんね。
TBが飛びません。また時間をおいて試してみますね。
いや~、3話まとめてだから楽かと思ったんですけど、結局、1話分書くよりもだいぶ長くなってしまい、けっこう大変でした。
でも毎週書いても、毎週同じような感想になってしまったかも知れません。
本当は、最初の頃のように、2人を応援するような事をたくさん書きたいんですけどね。
これからの展開で、またそんな気持ちになれる事を期待したいですね。
ドラマ自体は見たんですけど…。
亮司と雪穂が幼い頃に受けた心の傷がいくら深いものだったとしても、それが人を傷つけていい理由にはなりませんよね。レイプされた江利子、夫を殺された古賀、そして雪穂と離婚した高宮。亮司と雪穂が傷つけた人たちのほうが、よっぽど深い傷を背負っていると思います。
江利子ちゃんは相変わらず優しい表情をしていましたね。性格のよさがにじみ出ています。
先週とは立場が逆になりましたね(笑)
お互い、忙しい時もあるので無理せずに行きましょう。
それにしても、いつのまにか亮司と雪穂は、受けた傷よりも与えた傷のほうが大きくなって来ましたね。
江利子、古賀の妻、高宮は誰も傷付けず耐えているのにね。
亮司と雪穂よりも、まず、この3人を応援したくなりました。