なんの予備知識も無く、たまたま目にしたものに何となく手を伸ばしたことで、ものすごく良い物と出会ってしまうことがある。
私にとって、この本はまさにそういうものかも知れません。
まだ読み終えたばかりですが、もしかすると、今後の私の座右の書にもなりそうです。 . . . 本文を読む
お久しぶりです。
仕事が重なってしまい、すっかり更新が滞ってしまいました。
ようやく少し余裕が戻ってきたので更新します。
その間に気分転換で少しずつ読んでいた、山本一力さんの時代小説「あかね空」を今日読み終えました。
読み応え十分。とても充実した読後感です。 . . . 本文を読む
皮肉なことに、映画祭の実行委員をしていると、映画を観る時間がないです。
あるいは観たのにレビュー書いてる時間がなかったり(「THE 有頂天ホテル」などもそう)。
だから、ちょっと時間が空くと漫画を読んだりします。 . . . 本文を読む
先に観た映画がとても良かったので、原作を読んでみました。
新潮文庫「博士の愛した数式」小川洋子著。
これを読んであらためて映画の場面を思い起こしてみると、小説と映画双方が独自の特色を出しながらも、とても良い感じで共鳴し合っているなと感じました。
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いつも車で通り過ぎる風景を、何かの拍子に歩いてみると、新しい発見がありますね。
見慣れたつもりの景色が、違う顔を覗かせて驚かされたりします。
歩く人、自転車に乗る人、車を運転する人、バスを利用する人…。
同じ風景を見ているようでも、それぞれに見え方は違っているんですね。
そして、私たちは普段、そのうちのどれかひとつの見方しか出来ていないんです。 . . . 本文を読む
このブログのカテゴリーに〈明日のための漫画〉なんて設けたくせに、ちっとも漫画の事を書いてないですね。
子供の頃は漫画家になるのが夢でした。
ほんの一時期、ある漫画家のアシスタント(というほどじゃないけど)をした事もあります。
それほど漫画好きなのに、最近はゆっくり読んでいる暇がありません。
そんな訳で、読んだ漫画は少ないんですが、今年もっとも印象に残った読み切り作品について書きましょう。
それはビ . . . 本文を読む
私は、子供の頃から水島新司氏の野球漫画の大ファンです。
ここ2年くらい漫画雑誌を買う習慣から遠ざかっているのですが、水島作品の動向は気になり、たまにコンビニで立ち読みしたり、コミックスを買ったりしています。
先日、久しぶりに手にした少年チャンピオン(秋田書店発行)に驚きの光景が。
「ドカベン・スーパースターズ編」を読もうとページを捲ったのに、講談社発行のモーニングに連載中の水島作品「新・野球狂の詩 . . . 本文を読む