明日へのヒント by シキシマ博士

ご訪問くださりありがとうございます。あまり頻繁には更新できませんが、どうぞよろしくお願い致します。

「ウルトラマンマックス第22話」 爽やかな朝に実相寺昭雄

2005年11月29日 01時15分47秒 | 明日のためのドラマ
先日、土曜の朝の「ウルトラマンマックス」 毎週ではないけれど、ちょくちょく観ています。 基本的に1話完結エピソードのシリーズですから、環境問題を扱ったり、青春ドラマ風だったり、おちゃらけた話だったり多種多様で楽しめます。 しかもレギュラー出演者として、初代ウルトラマンの黒部進さん(ハヤタ隊員)と、ウルトラQおよび初代ウルトラマンの桜井浩子さんが出ています。ウルトラセブンの森次晃嗣さん(モロボシダン . . . 本文を読む

「大停電の夜に」 サジ加減の妙

2005年11月27日 02時06分10秒 | 明日のための映画
「大停電の夜に」 「ALWAYS 三丁目の夕日」に続いて、同じ日に観ました。 これは現代のお話。 東京が大停電に見舞われた一夜の、何人もの登場人物たちのエピソードを綴った物語。 停電という非日常に遭遇した人たちが、普段は自分の心の中だけにそっと仕舞っていた想いを、少しずつ語り始めます。 . . . 本文を読む

「ALWAYS 三丁目の夕日」 あのころ夢見た未来のために

2005年11月27日 01時39分16秒 | 明日のための映画
「ALWAYS 三丁目の夕日」 あまりにも評判が良いので、期待し過ぎて失敗しないか心配しつつ観に行ったのですが、取り越し苦労でした。 原作は長期にわたり「ビッグコミックオリジナル」に連載されている西岸良平の漫画「三丁目の夕日」。私は単行本を何冊か持っています。かつてTVアニメ化された事もありますね。 写実的で無いデフォルメされた画風の作品ですから、実写化については、逆に、原作との違いをさほど気にせず受け入れる事ができました。 . . . 本文を読む

母の白内障手術 ‐病院で考えたこと‐

2005年11月24日 15時30分59秒 | 介護の記
きょう、母の右目の白内障手術が無事に終了しました。 母と言っても、もう79歳です。 年齢が若かったり医院によっては、今では日帰り手術もあるようですが、うちの母の場合は手術前2泊・術後1泊の入院です。(問題無ければ明日退院) 母は9年前(1996年11月)に脳梗塞を患い、その時に3ヶ月あまりの入院をしました。(あの時の我が家族の苦しみは、簡単に書ける事でないのでここでは触れません) 言語や意識には . . . 本文を読む

あいのうた このドラマに出会えてよかった

2005年11月24日 01時00分43秒 | 明日のためのドラマ
以前も記事にした、ドラマ「あいのうた」 再び書きます。 今回、とうとう洋子が優二の秘密を知ってしまいましたね。 これまで自分の不運・不幸を呪って生きてきた洋子。 優二や周りの仲間によって、その屈折した心が解け、自分も幸せになって良いんだと実感した矢先の事です。 自分が苦しみから抜け出して初めて、自分の外にも苦しみが存在する事に気付かされたのです。 人は苦しい時、自分の事しか見えないけれど、それ . . . 本文を読む

記録や順位だけでなく ‐高橋尚子が示すもの‐

2005年11月21日 00時02分56秒 | 明日を築く人々
良かったね、高橋尚子選手。 東京国際女子マラソン、優勝おめでとうございます。 既にいくつもの充実した達成感を経験し、しかも、あの失速した2003年大会から2年が経過。 その間、いろんな葛藤があった事と思います。 スポーツ選手は、順調に勝ち続けている時なら、自分の記録更新の事だけ考えていれば良いのかもしれません。おそらく、そのまま現役を全うする人もいるのでしょう。 でも、高橋選手はそれだけの人では . . . 本文を読む

高倉健さんが築く日中友好

2005年11月20日 00時43分07秒 | 明日を築く人々
NHKスペシャル「高倉健が出会った中国」を見ました。 現在、中国を代表する映画監督チャン・イーモウの新作「単騎、千里を走る。」 その主役を演じる日本人・高倉健の60日間に渡る中国滞在の姿を追ったドキュメンタリーです。 小泉さんの靖国参拝問題や、少し前の日本の某企業の集団売春さわぎで、日中関係がギクシャクする中、両国の映画人が力を合わせて一つの映画を作ろうと思い立ちました。 もう、そのことだけで充 . . . 本文を読む

Y先生に教わったこと。 ‐既成概念に囚われない‐

2005年11月16日 09時59分38秒 | 明日への雑記帳
私が変わり者なのは、小学校時代の図工のY先生の影響だと思います。 もう、30年以上前の話になります。 お寺の釣り鐘や、お地蔵さん、縁側で蕗の皮を剥いてる御婆さんといった、およそ他所の小学校では取り上げそうもない題材ばかり描かせる先生でした。 そうかと思えば、陶芸家が使うような質の良い粘土を特別に取り寄せて、小学生の私たちに惜しげも無く使わせました。本物に触れるのは早いほうが良いという考えだったよう . . . 本文を読む

名前の呪から逃れる方法

2005年11月12日 10時33分08秒 | 明日への雑記帳
私は、パズル作家として二つの名前を持っています。 最初から深い意味があってそうしたわけではないんですが、成り行きでそうなっています。 でも結果的にそれは、どちらの名前でも読者の皆さんに支持されたいという願望から、2倍の意欲が沸いて来たりします。 名前を変えるだけでも多少意識がリフレッシュされ、マンネリにならずに済んでいる気もします。(とくに作者側としての意識のマンネリ化は避けたいですから) 一方の . . . 本文を読む

「ヴェ二スの商人」 正義という名の憎悪

2005年11月04日 01時54分54秒 | 明日のための映画
「ヴェ二スの商人」 言わずと知れた、シェイクスピアの有名な戯曲。その映画化です。 じつは、私自身はこの戯曲を見たことがありません。 それでも、あまりに有名な法廷でのやりとりは見なくても知っています。 こういう機会だから、たまには正統派の物語をきちんと見ておこう、そんな軽い気持ちでした。 . . . 本文を読む