花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

タチアオイは今花盛りです、アオイ科の花、ゼニアオイ、オクラ、他

2021-06-11 | 花の写真
今の時期は何処に行ってもタチアオイが見頃を迎え初めています。
平凡な組合せですが、散歩中に撮ったものを選んでみました。

タチアオイ(立葵)   別名:ホリホック、ツユアオイ
アオイ科ビロードアオイ属、東ヨーロッパ原産、花期:6月~8月、
花がきれいなので、園芸用に様々な品種改良がなされた。
草丈は1~3mで茎は直立する。花は垂直に伸びた花茎の下から上に咲き上っていく。
梅雨入りの頃咲き始め、梅雨明けと共に花期が終わる。(別名ツユアオイの名の由来)
                     
    

ゼニアオイ(銭葵)
アオイ科ゼニアオイ属、多年草、ヨーロッパ原産、花期:6月~8月、
江戸時代に渡来し、観賞用によく植えられているほか、野生化しているものもある。
全体にほぼ無毛で、高さは60〜90cm。葉は掌状に浅く5〜7裂する。
花は淡紫色で濃紫色のすじがあり、直径約3.5cm。
よく似た花にウスベニアオイがあるが、見分けが難しく、ゼニアオイは茎が一般的に無毛で、
葉が大きくほぼ円形で切れ込みが浅い。  
  
 

オクラ(秋葵)
アオイ科トロロアオイ属、野菜、アフリカ北東部原産、花期:夏~秋、
野菜のオクラの花。薄黄色の花弁が重なって基部の近くが赤黒い。
原産地や熱帯では多年草で、何年も繰り返し果実をつけるが、日本では越冬できないため一年草である。

マルバストラム
アオイ科エノキアオイ(マルバストラム)属、多年草、アルゼンチン原産、花期:5月~7月、
パステル調のやさしい花色で、中心部のカップ状のところは黄色、
そのまわりにローズ色の蛇の目模様がくっきりと入ります。

チロリアンランプ   別名:ウキツリボク(浮釣木)、
アオイ科アブチロン属、つる性低木、ブラジル原産、花期:3月~9月、
赤い小さなちょうちんのような花が枝につり下がって咲く姿が印象的です。
暑い国が原産ですが、日本の風土にもあっていてどこにでも、いつでも見られる。

アオイ科と言えば、ハイビスカス、フヨウ等が思い出されますが、
過去にも投稿してますが、機会を見ていずれ又、投稿するつもりです。
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草藪昆虫観察、”小さい虫さん集合”「一寸の虫にも五分の魂」マルカメムシ、他

2021-05-26 | 昆虫
身の回りの草藪には、小さな虫達が、皆頑張って生きています。
「一寸の虫にも五分の魂」のことわざがありますが、
意味は、”どんなに弱い者でも意地をもっている”です。
そこで、今回は、一寸は約3cmですが、1cm位以下の虫を各種類から集めてみました。

<カメムシ目>
マルカメムシ
マルカメムシ科マルカメムシ亜科、大きさ 5-5.5mm、時 期 4-10月、
クズなど、マメ科植物の茎でよく見られる小さな丸っこいカメムシ。
一見カメムシらしくなく、むしろ甲虫の仲間に思えてしまう。

ツチカメムシ
ツチカメムシ科ツチカメムシ亜科、 大きさ 7-10mm、時 期 5-10月、
光沢のある黒色で小判型、腹端(膜質部)が褐色のカメムシ。
地表に落ちたクスノキ、ヤツデ、クズなどの実の汁を吸う。

<甲虫目>
ヨツボシハムシ
ハムシ科ヒゲナガハムシ亜科、大きさ 5-6mm、時 期 5-8月
淡黄色で、上翅の4つの黒紋が目立つハムシ。
アマチャヅル、カラスウリ、キヨスミギクなどの葉を食べる。成虫で越冬する。 

クロウリハムシ
ハムシ科ヒゲナガハムシ亜科、大きさ 6-7mm、時 期 4-9月
頭部と胸部が赤みがかった黄色で、上翅と脚は黒いハムシ。
林縁、草原、畑と、あらゆる環境に生息し、人家周辺でも見られる普通種。 
カラスウリ類の葉を好んで食べ、他にダイズ、エノキ、シソなども食べる。
幼虫は地中にいて、ウリ類の根を食べて育つ。成虫で越冬する。

ヒゲナガルリマルノミハムシ ?  *ダイコンハムシ  5/27訂正
ハムシ科ハムシ亜科、 2mm前後  5mm前後、  4‐8月、
*正直言って明確には分かりませんが、アブラナ科植物に付き2mm前後から
黒色の丸っこいハムシ。. 全身黒色で光沢がある。.
ハネがあるのにあんまり飛翔せず、歩行による移動がほとんどで、活発に動き回ります。 
テントウムより遥かに小さい。害虫で嫌われています。


<チョウ目>
キスジホソマダラ(♀)
マダラガ科クロマダラ亜科、大きさ (開張)11-16mm、時 期 6-7月
黒色で、はねに黄白色の条状の斑紋があるガ。オスの触角は櫛歯状。
日中に活動し、花に集まる。

シリグロハマキガ(♂) 
ハマキガ科ハマキガ亜科、(開張) ♂16-22 ♀22-23  時 期 6-7月
♂は前翅の前縁の基部2/5にひだがあり、斑紋は暗褐色。
♀では斑紋が比較的淡色で、前縁のひだはない。

<バッタ目>
フキバッタの若齢幼虫
バッタ科フキバッタ亜科、大きさ ♂15-22mm ♀19-28mm、時 期 6-9月
体の側面に黒い筋がある黄緑色のバッタ。メスには翅がなく、オスには短い翅がある。
幼虫は、あまりにも小さいので、若齢幼虫です。 (成虫の半分以下)


<ハエ目>
ハエは同じ属に似たものが多くこれらの写真からでは特定は難しい様に思います。
キンバエ  クロバエ科        **ニクバエ ニクバエ科
*ヤドリバエ   ヤドリバエ科

<クモ目>
マミジロハエトリ(♀)
ハエトリグモ科  大きさ ♀ 7-8mm ♂ 6-7mm、時 期 5-8月
メスの頭胸部は黒色で後縁や側縁が灰白色。腹部は灰褐色で不明瞭な条紋がある。
オスは、頭胸部が光沢のある黒色で、前面によく目立つ白色の横帯がある。腹部は茶褐色。 
以前に、♂は投稿済ですが、今回は、♀です。

▼前脚が2本長いのでアシナガグモ科のクモと思いますが分かりません。
アシナガグモよりは小さかった、カメラを向けると直ぐに逃げるが、
蜘蛛の巣の途中で止まり体をゆすって威嚇?していた。何回も繰り返し眺めていた。


<その他>
カタツムリは巻き貝の一種で、ほとんどの個体が背負っている貝は右巻きですが、
1万匹に1匹の割合で貝が左巻きのカタツムリが存在していることが知られています。
兎に角、数nmmの小さなカタツムリでした。
左巻きの代表種は、ヒダリマキマイマイですが、1cm以下のものは、
赤ちゃん貝や、小さい貝は、 見分けがとっても難しいので、名前は割愛します。
10mm前後でオトメマイマイはいるがそれよりも小さい。
普通のカタツムリ、ミスジマイマイ?
またもや不完全なものになってしまいましたが、これ以上時間をかけられませんので、
見切り投稿します。
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晩秋の草木の彩り、紅葉、黄葉、草紅葉、

2020-12-01 | 紅葉
この時期になると紅葉狩りと称して紅葉の名所に出掛けられる人は多いのでしょう。
しかし三密を避けて、近所の誰も殆ど見掛けない場所でも、確実に紅葉、黄葉は進んでいます。

*樹木の紅葉
モミジ
雑木林
モミジ

ケヤキ
モミジ                シダレモミジ


*樹木の黄葉
黄葉の代表格はイチョウでしょう。
  
  何気ない雑木林も見ればキレイに色づいています。
   
  エノキ
  

*草紅葉、イネ科チガヤが赤く燃えています。


*つる草の黄葉
ヤマノイモ              ヤブマメ

*木の実と合わせて楽しめる
マユミ                ニシキギ
センダンの実と黄葉。

*花と紅葉   モミジバゼラニウム

*秋留台公園のケヤキ並木  午後のひと時。

<紅葉メモ>
紅葉は、落葉樹が葉を落とす前の準備で、
緑色から黄色くなり、赤くなります。種類により黄色いままで落葉するものがある。
日本の秋を彩る代表的な樹木は、カエデ、モミジですが、
植物の分類上では、カエデしかありません。
モミジは、カエデ属の中のいくつかに分かれた名前です。
カエデの中でも、裂片数が5~9くらいで、なおかつ裂片の切れ込みのバランスが良く、
手のひらの様な美しい葉を持つものを、特にモミジと呼ぶ。
 例えば、イロハモミジ、ヤマモミジ、オオモミジなど。
カエデは、モミジよりやや大柄で切れ込みが浅いもの。
 例えば、イタヤカエデ、ハウチワカエデなど。
その他にも、モミジ形でないものや、外来種で中国からのトウカエデ、北米からのサトウカエデ等。
公園などで美しい彩りを見せてくれます。
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身近な野草花、地味ゆえに名前を直ぐに忘れています。ミズタマソウ、イヌゴマ、他

2020-08-05 | 野草
身近な所に地味な雑草が生えています。
小さくても毎年花を付けてくれますが、あれ、何という花だったかな考えてしまいます。

ミズタマソウ(水玉草)
アカバナ科ミズタマソウ属、多年草、花期:8月~9月、
花弁、萼、雄しべが2個という珍しい2数性。花弁は2裂するので4枚にも見える。
子房下位花であり萼の下(後)にカギ状の毛をつけた子房がある。

イヌゴマ(犬胡麻)    別名:チョロギダマシ
シソ科イヌゴマ属、多年草、花期:7月~8月、
 名は、果実がゴマに似ているが有毒で利用できないことからついたもの。 
花は茎の先に短い花穂を作り、唇形花を数段輪生し、花冠は淡紅色で長さ12~15mm。
下唇は3裂して紅色の細点がある。 茎は四角で、稜には下向きの短い刺がある。

ニガクサ(苦草)
シソ科ニガクサ属、多年草、花期:7月~9月
枝先に長さ3〜10cmの花穂をだし、淡紅色の小さな花をつける。花冠は長さ1〜1.2cm。 
上唇は小さくて深く2裂する。下唇は3裂 、雄しべと雌しべは上唇の裂け目から外につきでる。
花の頃、カメムシの仲間の幼虫が寄生して、虫えいになることが多い。

エノキグサ(榎草)   別名:アミガサソウ
トウダイグサ科エノキグサ属、1年草、花期:8月~10月、
花序は葉腋につき、上部に小さな雄花が穂状につき、基部に編笠状の総苞に抱かれた雌花がつく。 、
雄花、             雌花下の子房は球形で3室に分かれ、中心部に花柱がつく。 

ナガエコミカンソウ(長柄小蜜柑草)  別名:ブラジルコミカンソウ
コミカンソウ(トウダイグサ)科コミカンソウ属、小低木又1年草、花期:7月~8月、
マスカレーヌ諸島が原産 と考えられている帰化植物。ブラジルは帰化先で原産地ではない。
関東以南から琉球・小笠原に分布し、都市域に急速に広まっているとのこと。 
花はコミカンソウよりは大きいが、これも肉眼では見落としてしまうほど、
花は小さくて、1~2mmほどしかない。

ミズヒキ(水引)
タデ科イヌタデ属、多年草、花期:8月~10月、
細い花穂を上から見ると赤く、下からは白くみえることから、紅白の水引に例えた名です。
花弁はなく、萼片が4個、卵形で赤く、下部は白い。花柱の先は鉤状に曲がる。
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昆虫観察(5-6月 甲虫目) エグリトラカミキリ、クワハムシ、クロハナムグリ、他

2020-06-11 | 昆虫
ここに来て暑い日が続いていましたが、
いよいよ今日は梅雨に入るのかムシムシした雨模様になりました。
ムシに因み、花の投稿は中断し、「みんなの花図鑑」から「ひとりで昆虫図鑑」にするようですね。

<コウチュウ目>
エグリトラカミキリ
カミキリムシ科カミキリ亜科、 大きさ 9-13mm、  時期 5-8月、
胸部は黒色、上翅は灰色で黒い紋がある小さなカミキリムシ。胸部には細かい毛がはえている。
指に止まって、飛ばしても又戻って来た、だいぶ好かれた様ですね。

クワハムシ
ハムシ科ヒゲナガハムシ亜科、  6mm、   4-7月、
黒色で、青藍色の光沢があるハムシ。胸部に明瞭な横溝がある。
クワ、コウゾ、ヤマナラシ、エノキなどの葉を食べる。

ヒラタハナムグリ
コガネムシ科ヒラタハナムグリ亜科、  4-7mm、  4-8月、
黒褐色で、著しく扁平な体型の小さなハナムグリ。 細くて長い脚。
扁平な体を活かして花の中にもぐりこんで花粉を食べる。

ビロードコガネ
コガネムシ科コフキコガネ亜科、  8-9.5mm、 4-10月、
体表にビロードのような柔らかい感触がある小さなコガネムシ。
体色は黒色~暗赤褐色。上翅には細かな縦筋がある。

コメツキムシの仲間

クロウリハムシ
ハムシ科ヒゲナバハムシ亜科、  6-7mm、  4-9月、
頭部と胸部が赤みがかった黄色で、上翅と脚は黒いハムシ。 右は裏側からです。

シラホシハナノミ
ハナノミ科ハナノミ亜科、  6.5-9.5mm、   5-8月、
体長5ミリぐらい。上翅背板に白い斑紋がある。 
こんなテントウムシいたっけと思っていましたが、ハナノミとは。

クロハナムグリ
コガネムシ科ハナムグリ亜科、  11-14mm、  5-8月、
全身が黒色で、前翅の中央部に線状になった茶白色紋があるハナムグリ。

コアオハナムグリ
コガネムシ科ハナムグリ亜科、  10-14mm、  5-10月、
緑色~銅色の体に、白点を散りばめた小さなハナムグリ。体には、うぶげ状の細かい毛がたくさんはえている。
                  右は毛が少ないのでアオハナムグリかも。

▼?? ホタルブクロの花先にいた小さい虫 調査中

ジョウカイボン
ジョカイボン科ジョウカイボン亜科  14-18mm、4-8月
触角が長く、スマートな体型の、茶色っぽい甲虫。一見、カミキリムシの仲間に似ている。

▼??調査中
例によって昆虫の名前は分からないので、四苦八苦しています、間違いを指摘して頂けたら幸いです。
最後まで調べていたら、いつまでも投稿出来ませんので見切り発車です。
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冬でしか撮れないもの第二弾、落葉樹の並木道、冬木立、他

2020-02-03 | 樹木
冬になれば、樹木は葉を落として、落ちた枯葉は大地で
新しく芽吹く為の養分となり、又甦ります。
冬の樹木はこのようですが、季節がまわれば又葉は緑色や黄色に輝く事でしょう。
これらの写真を撮っていて、木々は暖かくなれば又生き生きとしてきますが、
自分は、暖かくなってもこれからは歳をとり衰えるだけかと哀れを感じました。
 
 ▼メタセコイヤ  ヒノキ(スギ)科メタセコイヤ属、落葉針高木、
   
 

▼グラウンド(工事中)周りの桜並木   サクラ(ソメイヨシノ) バラ科スモモ属、落葉高木、
     

▼銀杏の並木  イチョウ  イチョウ科イチョウ属、落葉高木、

▼欅の並木  ケヤキ  ニレ科ケヤキ属、落葉高木、
 
▼雑木林の中にあった大木が何本かありました。
以上は秋留台公園にて(あきる野市) 20/1/30撮影

以下は散歩中みた木々です。               
コブシだったかな?  (街路樹)
 
ハクモクレンの遊歩道の並木  (川口川沿い)
▼桜並木  (川口川土手沿いの歩道並木)
▼児童公園のモミジの林  (川口川沿い)

小川の脇の雑木林にて     木の名前は葉があっても良く分からずなのに丸坊主ではお手上げです。
▼ケヤキと思うが?         ▼イチョウの大木
▼エノキ?  高い木はエノキかケヤキと思ってしまいます。??
▼桑の木              ▼ドウダンツツジの垣根
▼栗林があちこちにありますが、中には手入れされていない場所も多い。

▼この木を見ただけでは名はわかりませんが、一つヒントでエゴノキと分かりました。


最近のニュースは新型肺炎コロナウイルスの拡大の話が多いですが、
人混みが好きでない私は、あまり人が行かない所を歩いて、しょうもないものを写しております。
高齢者で持病を持っている人は特に注意との事ですが、
私は後期高齢者で都心の大学病院に片道2時間以上かけて通院する時が、一番ヤバイですね。
早くおさまってくれるとよいのですが、5月頃がピークになりそうだの声もあります。
中国をはじめとして、初期の対応に甘さがあったのではないでしょうか?
日常の注意が必要ですね。
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雪がなくても冬模様です。

2020-01-05 | 日記
本日の八王子の気温は、10℃/2℃でした。
八王子も広いので場所によってはもう少し低いかもしれません。 

日陰には霜柱3cm以上ありました。  水たまりは氷が張っています。

   谷地川沿いの歩道も一部アイスバーン状態でこの上を歩くのは危ないです。
 
川沿いの草も枯れ模様。        オオイタドリの実も夕陽で輝いて見える。
 

輝いて見えるのは、クズの毛深い実も夕陽で美しく輝きます。


あのセイタカアワダチソウの群落も冬模様です。

枯れススキも夕陽に輝いて見える。
河川の増水時の貯水池もヨシが一面に枯れて、端の方ではダイサギとアオサギが休憩中。
川ではダイサギがカルガモを引き連れての仲良しさん。


エノキも丸坊主。          サルスベリも丸坊主、落葉樹は殆ど丸坊主。

梅の林にカラスウリの実は沢山ぶら下がって、 黒い実も見えました。 

ウスタビガの繭玉?                                蛹から出たなんの幼虫?現在は分かりません。
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黄葉した木葉の採集、身近な場所の秋の終わり。

2019-12-17 | 樹木
先日紅葉の木葉を投稿させて頂きましたが、
その続編で身近な黄葉を幾つか集めてみました。
黄葉の代表的なのは、イチョウですが昨日投稿しましたので割愛します。
前回同様に名前の方は、確信がありませんので違っていたら教えて下さい。

モミジ(紅葉)&カエデ(楓)  *モミジとカエデについては後述。
         
    

オオモミジ?             ミネカエデ?

トウカエデ

ロウバイ


スイカズラ  桜の木に絡みついて伸びている。

ヤマグワ  切れ込みないタイプ?

コクサギ               ??木を途中から切り若い枝で葉はエノキに似ている 

センダン                                                   センダンの実  ヒヨドリが啄んでいる。


モミジイチゴ

サルトルイバラ                                        ヤマブキ


ニワフジ               

カラマツソウ?シキンカラマツ?    イカリソウ?

ササ                 クマザサ(隈笹)

オカメザサ(阿亀笹) もっとも小さい竹類 全体が黄葉するのはもう少し先。
 


*モミジとカエデについて
モミジとカエデは、どちらもムクロジ(旧カエデ)科カエデ属で区別はしていない。
普通は葉の見た目と切れ込みモミジとカエデと呼んでいます。
英語ではJapanese mapleで直訳すると、日本のカエデで、区別しているのは日本人だけです。

モミジの語源は、昔ベニバナ等から染料を揉みだし染みることを「もみず」と言い、
染み出すように草木が色付いた様を「もみち」と使われた。
カエデは葉の形が蛙の手の形に似ていることから「かえるで→カエデ」となった。
やはて、カエデの仲間でも特に色を変えて目立つものをモミジと言うようになった。

園芸や盆栽の世界では、葉の切れ込み数と切れ込み具合で区別している。
イロハモミジ、ヤマモミジ、オオモミジ等、葉が5つ以上切れ込み掌状のものをモミジ。
それ以外のトウカエデ(切れ込み3つ)等をカエデと呼んでいる。

一般にはたくさんの紅葉する木を代表して
カエデ属が「もみじ」と呼ばれています。   (Webからの抜粋です)
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ご近所散歩で出合った花、ノシラン、キンミズヒキ、サギソウ、オオケタデ、エノキグサ、他

2019-08-26 | 花の写真
昆虫もありますが、花の投稿もチビチビとしていきます。
今回は野草、雑草が主からです。

 ▼ノシラン(熨斗蘭)
ユチ(キジカクシ)科ジャノヒゲ属、常緑性多年草、日本、韓国原産、花期:7月~9月、
葉は濃緑色で表面に光沢があります。夏~秋になると、葉の間から花茎を斜め上向きに長く伸ばして、その先端に真っ白い小さな花を穂状にたくさん咲かせます。
ランという名がついているが ヤブランと同じようにユリ科の植物。これも葉がランに似るため。
←ヤブランはこちら。

 ▼キンミズヒキ(金水引)
バラ科キンミズヒキ属、多年草、花期:8月~10月、
花は花穂にやや密につく、花径7-10mm、花弁は5枚で黄色で普通にどこでもある雑草。
     

 ▼アメリカオニアザミ(綿毛)
キク科アザミ属、多年草、花期:5月~7月、
外来種、和名に「アメリカ」とあるがヨーロッパ原産のアザミであり、誤解をさけるためセイヨウオニアザミと呼ばれることがある。
繁殖力が非常に強く、その他の総合対策外来種に指定されています。

 ▼サギソウ(鷺草)     別名:サギラン
ラン科サギソウ(ミズトンボ,ハベナリア)属、湿地性多年草、花期:7月~9月、
白鷺が飛んでいるかのように見える美しい花です。白鷺に見える部分は唇弁です。

 ▼オオケタデ(大毛蓼)    別名:オオタデ、トウタデ、ホタルタデ
タデ科イヌタデ属、1年草、東南アジア原産、花期:8月~10月、
背丈が2mに達し、茎や葉に細かな毛が密生することからオオケタデといい、
秋に咲く穂状の花は紫色を帯びる.。 
    
▲大きな花穂を下垂するのが特徴なので、これは違いサナエタデかも。(名札はオオケタデ)


  ▼ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)  別名:トゲソバ
タデ科タデ属、つる性1年草、花期:5月~10月、
似た花に、ミゾソバ、アキノウナギツカミ等がある。
花の形や下向きの棘があることも似ている。違いは葉の形にある。 別途に比較を載せたい。

 ▼エノキグサ(榎草)
トウダイグサ科エノキグサ属、1年草、花期:5月~10月、
上部に小さな雄花が穂状につき、基部に編笠状の総苞に抱かれた雌花がつく。
葉状の総苞の上に雌花がつき、雄花は穂状につく。
←雄花
雌花の花被は深く3裂し、軟毛が多い。子房は球形で、表面には小さい突起と軟毛が密生
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昆虫採集8月第4弾、甲虫目、センチコガネ、アオドウガネ、マメコガネ、クロウリハムシ、他

2019-08-25 | 昆虫
今日は3連続、昆虫を投稿させていただきます。
今回はコウチュウ目を中心に選びました。
 
  <コウチュウ目>
 ▼センチコガネ
センチコガネ科センチコガネ亜科、大きさ 14-20mm、4-11月、
獣糞や動物の死がいに集まる黒いコガネムシ。体にはにぶい光沢があり、
その色は、紫、紫銅、青紫、金銅など地域によってさまざまなバリエーションがある。
上翅には細かな筋がある。

 ▼カナブンの仲間
コフキなのか土が付いているのかよく分からないので、とりあえずカナブンの仲間としておく。

 ▼アオドウガネ
コガネムシ科スジコガネ亜科、大きさ 18-25mm、6-8月、
鈍い光沢がある緑色のコガネムシ。腹部端には長い毛がはえている。
成虫は、いろいろな植物の葉を食害する

 ▼シロテンハナムグリ
コガネムシ科ハナムグリ亜科、大きさ 16-25mm、 5-9月
暗緑色~銅色に輝く体に、小さな白点を散りばめた模様を持つハナムグリの仲間。カナブンと同じぐらいの大きさで、生態や生息場所もカナブンと似かよっている。

 ▼ナガチャコガネ
コガネムシ科コフキコガネ亜科、大きさ 11-14mm、6-8月、
黄褐色で光沢がある。 雌の触角は雄よりも短く、雌雄の判別に利用します。 これはオスのようですね。
 


 ▼マメコガネ
コガネムシ科スジコガネムシ亜科、大きさ 8-13mm、5-10月
胸の部分が緑色で、前翅が茶色~緑色の小さなコガネムシ。
マメ科植物やクヌギに群れて葉を食べる。都市郊外や人家周辺でも普通に見られ、
作物や園芸植物を食い荒らす害虫として嫌われる。


 ▼クロウリハムシ
ハムシ科ヒゲナガハムシ亜科、 大きさ 6-7mm、4-9月、
頭部と胸部が赤みがかった黄色で、上翅と脚は黒いハムシ。 どこにでも見られる。
ラスウリ類の葉を好んで食べ、他にダイズ、エノキ、シソなども食べる。

 ▼アトボシハムシ
ハムシ科アトボシハムシ亜科、大きさ 5mm前後、4-6月、
淡黄色で、上翅に3つの黒紋があるハムシ。前方の黒紋がなく2紋の個体もおり、また、黒紋が全くないものもいる。 
写真は後ろ向きなので、残念ながら淡黄色の頭は写っていない。(こんなの載せないでが聞こえそう)

 ▼オジロアシナガゾウムシ
ゾウムシ科アナアキゾウムシ亜科、大きさ 9mm前後、4-10月
白と黒のパンダカラーに塗り分けられたゾウムシ。体自体は黒色で、鱗毛のはえた部分が白く見える。

 ▼ヒメシロコブゾウムシ
ゾウムシ科  大きさ 11-14mm
上翅にゴツゴツしたコブがあり、黒い体全体に白色から灰白の小さな鱗片(りんぺん)で覆われています。

















 ▼リンゴコフキハムシ   別名:コフキサルハムシ,
ハムシ科サルハムシ亜科、大きさ 6-7mm、 5-8月、
体色は黒色ですが,全身が白い粉に覆われています。しかしこの白い粉は時間が経つと次第に取れてしまい,黒い色が目立つようになります。クリやナシ,ウメやクリ,リンゴなど果樹の葉を食べるので害虫として知られています。 

 ▼ナナホシテントウ
テントウムシ科テントウムシ亜科、大きさ 5-9mm、3-11月、
黄赤地に7つの黒紋をもつ、最もなじみ深いテントウムシ。
ナナホシテントウ(左)とサナギ(右)

 ▼ナミテントウ
テントウムシ科テントウムシ亜科、大きさ 5-9mm、3-11月、
「赤地に細かい黒紋」「黒地に大きな赤紋」「全体が黄赤色」など、模様にいろいろなバリエーションがあるテントウムシ。大きさはナナホシテントウとほぼ同じ。
翅の模様(斑紋)には、様々な種類があります。 
右は、二紋型(黒地黄2紋)                              左は、紅型(黄地黒斑紋) 

 ▼シロホシジュウテントウ
テントウムシ科テントウムシ亜科、大きさ 5-6mm、5-7月、
上翅の白色紋は上から2・6・4・2の4列14個。 個体変異があり、基本型のほかに、地色が黒くなる暗色型、地色が淡紅色で上翅に12個の黒紋を持つ紅型がいる。

 ところで、カナブンとコガネムシ、またはハナムグリは混乱しますね。
 大雑把な見た目の違いは?
 頭の形と翅の付け根の形です
 カナブンは、頭部は四角形、付け根の形は大き目の二等辺三角形です。
 コガネムシは、頭部は丸みがある半円形、付け根の形は丸みのある三角形です。
 ハナムグリは翅に白い斑点があり光沢のないのが特徴です。
 又、コガネムシは主に葉っぱで、カナブンは樹液を、ハナムグリは花の蜜や花粉を食べています。

 虫の名は主に”昆虫エクスプローラ”を参考させていただいていますが、間違っていたらごめんなさい。
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