花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

春の花木、白色~黄色~ピンク色への彩り、春は止まらない。

2021-03-19 | 樹木(花木)
前回はハクモクレンの白色中心でした。
その続きとして白色、黄色及びピンク色の花が目立ってきましたので、
今後咲くサクラ(ソメイヨシノ)の前座として集めてみました。

ユキヤナギ(雪柳)
バラ科シモツケ属、落葉低木、中国原産、花期:4月、
花壇や庭園でもよく植えられていますが、近くの川沿いに多く咲いています。
ユキヤナギの和名は、葉がヤナギに似て、白い多数の花が雪を被ったように見えることから付けられた。 

ユスラウメ(山桜桃梅)
バラ科サクラ属、落葉低木、中国原産、花期:3月下旬~4月上旬、
サクラの花が咲きだすころ、ウメに似た5弁の白~淡紅色の花を枝いっぱいに咲かせます。
よく似た近縁種にニワウメ(Prunus japonica)があります。ニワウメは葉面が無毛ですが、
ユスラウメの若い枝や葉は柔毛で覆われているので区別がつきます。  


スモモ(李)
バラ科スモモ(サクラ)属、中国原産、花期:3月~4月
葉の展開に先立って白い五弁花をつける。 時期的には、梅が終わって桜が咲き出す前で、
ウメや桜に似た花が咲きます。 
スモモの花柄は梅や桃に比べて長く、花芽1節につき3~5個、花びらが丸いのが特徴です
花柄と萼は明るい緑色なので間違いないかと、畑の中ほどにあり近寄れませんでした。

ハナモモ(花桃)
バラ科モモ属、落葉低木、花期:3月~4月、
花を観賞するために改良されたモモです。ピンクや赤は良く見ますがこれは白色です。
樹形には立ち性、枝垂れ性、ほうき立ち性があり、狭いスペースにはほうき立ち性、
広い場所には立ち性や枝垂れ性など栽培されている園芸品種が多くあります。
 

トサミズキ(土佐水木)
マンサク科トサミズキ属、落葉低木、四国原産、花期:3月下旬~4月、
5~7個の丸みのある黄白色の小花が連なり花序になって下垂します。
花弁は5個でヘラ形。雄しべは5個で花弁より短い。ヤクは帯紅色。  

  

ヒュウガミズキ(日向水木)   別名:ヒメミズキ
マンサク科トサミズキ属、落葉低木、近畿地方北部原産、 花期:3月~4月、
葉の出る前に穂状の黄色い花を多数ぶら下げる。ただし、花も葉もトサミズキより小さいのが特徴。
2~3個の丸みのある黄白色の小花が花序  。
宮崎県の日向地方が名前の由来ではないようです。

トサミズキと似て間違い易いですが違いは、
花と花の間隔が狭く、花が多い、花房が小さい(短い),蕊が黄色など

レンギョウ(連翹)   別名:レンギョウウツギ
モクセイ科レンギョウ属、落葉低木、中国原産、花期:3月~4月、
一般にレンギョウ属の植物を総称してレンギョウと呼んでいます。
2 - 3cmの黄色い4弁の花が、細い枝に密に多数開く。 雌雄異株。
枝は竹のような節を持ち、 節の部分を除いて中空になる。
このことから“空の木”、レンギョウウツギ(連翹空木)とも呼ばれる。 
 

サンシュユ(山茱萸)   別名:ハルコガネバナ
ミズキ科サンシュユ属、落葉高木、中国原産、花期:3月  
既に投稿済ですが、今頃歩いていてもあちこちで見ることがあります。
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いよいよサクラの便りが聞かれますが、
ソメイヨシノは未だこの近辺では時間がかかりそう。
遠くから見ても、モモかコヒカンザクラ等なのか名前が良く分かりません。
   

モモと思います。

サクラの仲間、 枝垂桜

早咲きのサクラです、メジロやヒヨドリが花の中で啄んでいますが、
▼オオカンザクラ?



ヒカンザクラ(緋寒桜)  別名:カンヒザクラ(寒緋桜)  花期:1月~4月、
バラ科サクラ属、落葉小高木、
寒い早春に、葉より先に、緋色または濃桃色の小花を枝一杯に咲かせますが、
樹姿はまとまりのある姿をしています。 
花は開ききらず俯きかげんに咲きます。 花弁ばかりでなくガク(萼)も緋色をしています。 

  ヤマザクラも混じっているかもいるかも?
サクラは勾配種を含めて多くあるので、公園の名札のある木以外は全くわかりません。
次の機会にソメイソシノが多く咲くと思いますので、今日は不本意ながら
中途半端なサクラになってしまいました。
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