最近の世の中は新型コロナウイルス感染拡大を受けて、市民生活が大きく変わっています。
しかし周りの自然は例年の如くに季節は回っています。
穏やかに人間が、自然を楽しめる時が早く来るように節度ある対応が必要です。
今は外出自粛中ですので、3月に撮ったものからの投稿です。
▼アズマイチゲ(東一華)
キンポウゲ科イチリンソウ属、多年草、花期:3月~5月、
白い花を茎先に1つつける。 花径は3、4センチくらいである。
白い花びらのように見えるのは萼片である。 萼片は8枚から13枚ある。
茎葉は3出複葉で3枚が輪生する。
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▼トキワハゼ(常盤爆)
ハエドクソウ(ゴマノハグサ)科サギゴケ属、1年草、花期:4月~10月、
茎の先に小さな花をまばらに付ける。花冠は淡紅紫色の唇形で長さ1cm。
ムラサキサギゴケに似るが横に這う枝を出さない、花色が薄い、やや小ぶり、
上唇弁の裂け方、生息域等がやや違う。
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▼ヒメウズ(姫烏頭)
キンポウゲ科ヒメウズ(オダマキ)属、多年草、花期:4月~5月、
基部は茎を抱く、白色でやや紅紫色を帯びた小さな花を下向き付ける。花弁長は2.5mm。
白い萼片は長楕円形で長さ5~6mm、果実は袋果で2〜4個が上向きにつく。
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▼タンチョウソウ(丹頂草) 別名:イワヤツデ
ユキノシタ科タンチョウソウ属、多年草、中国、朝鮮原産、花期:3月~4月、
花は、葉が展開する直前かほぼ同時に咲きます。花茎はまっすぐに伸び、上のほうで枝分かれして、
花径5mmほどの白い花を多数咲かせます。白い萼と白い花弁が重なり合って、
花びらが10枚あるように見えます。 ヤツデに似た掌状の葉 が数枚出る。
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▼ラショウモンカズラ(羅生門葛)
シソ科ラショウモンカズラ属、多年草、花期:4月~5月、
シソ科のなかでも大きな花をたくさんつけるところが特徴 。
この花の形が、羅生門で渡辺綱が切り落とした鬼女の腕に例えた名前といわれる 。
似た花にオチフジがあるようですが、この花は生育地が関西で花に毛が無い様です。
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始め萼だけ見て花後か花前か迷いました、(上の花が終わり頃に見えたので)
調べたら果実は分果、4室に分かれとありましたので花前と思います。
▼ノミノツヅリ(蚤の綴り)
ナデシコ科ノミノツヅリ属、1~2年草、花期:3月~6月、
ハコベに似た小さな5弁の白花咲くが、2~3mmと更に小さな花です。
萼片は5個で倒卵形の花より長い。(ハコベは花弁が基部まで切れ込み10個のように見える)
和名は小さな葉をノミの綴(つづり=綴織物の衣服)にたとえたもの。
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▼ミヤマキケマン 上唇先端に紫斑なし ▼シロヤブケマン 花先端が紫の白花種
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▼ヒゴスミレ(肥後菫)
スミレ科スミレ属、多年草、花期:3月~5月、
葉は3全裂し、側裂片はさらに全裂し、5全裂状となる。
花は直径1.5cm〜2cm、白色まれに淡紅色で芳香のあるものが多い。
似た花にエイザンスミレがありますが、葉が3裂するも付け根まで深く切り込まない。
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▼キランソウ(金襴草、金瘡小草 ) 別名:ジゴクノカマノフタ
シソ科キランソウ属、多年草、花期:3月~5月、金瘡(きんそう:刀による傷)に効く薬草。
葉の腋に濃紫色の長さ1cm位の花を付ける、上唇は短く2裂、下唇は大きく3裂して
中央の裂片は先がへこんでいる。
別名が凄い名ですが、墓場でよく見かけ、葉が地面に密集して円状になるのが、蓋の姿と重なつたとか、
春のお彼岸の時期に地獄の釜の蓋が開くと伝えられ、花が咲く時期と同じなのでついたという諸説ある。
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地獄の釜の蓋!
びっくりしました~(^^ゞ
まだ時期的にこちらにも咲いているかも知れませんね。
家の草取りをさぼりすぎて野原のようになってしまいましたΣ(゚д゚lll)
草取りをしているとシジュウカラが
♪ツーピーツーピー♪と鳴いているんですよ^^;
凄い別名ですが、諸説あり誰が言い始めたのは分かりません。
wikipediaによると、
さまざまな病気に対して薬草としての効能から医者がいらず、「これで地獄に落ちないで済む」という意味や、
「病気を治して地獄の釜にふたをする」という意味が由来だといわれている。
また、医者が必要ないというところから、イシャゴロシ(医者殺し)の異名もある。
地方により、イシャイラズ(医者いらず)、イシャナカシ(医者泣かし:愛媛県)、オドゲソウ(鹿児島県)、
チチグサ(愛媛県、鹿児島県)、チリメンソウ(三重県)などの方言名でも呼ばれている。
因みに、花言葉は、「あなたを待っています」「追憶の日々」「健康をあなたに」である。
薬草として有用そうですが、何か複雑な名の花ですね。
こちらでもこれからあちこちでみられます。