花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

ユリ科と似た花達。ヤマユリ、カサブランカ、カノコユリ、、オニユリ、他

2020-07-30 | 花の写真
大きな花が咲き優雅な品種が多い百合見応えがあります。好きな花です。
まだ一部しか今年撮った写真がありませんので十分に伝えることができません。

ヤマユリ(山百合)
ユリ科ユリ属、多年草、花期:7月~8月
山地に生える日本特産のユリで、夏に咲く花は大型で白く、山中でもよく目立ち、強い芳香を放つ。 
家の周りも全て咲き終わっています。
花弁には白地に黄色い帯状の筋が入り、えんじ色か紫褐色の細かい斑点が散ります。


カサブランカ
ユリ科ユリ属、多年草、花期:6月~8月、園芸品種。
純白の大輪の花をつけ、「ユリの女王」と言われる。 花被片は6枚である。
オリエンタルハイブリッドと呼ばれるグループ(ヤマユリやヤカノコユリ等が原種)に属する。
イエローカサブランカ(オリエンタルリリー コンカドール )
香りの良い豪華な大輪の花を咲かせます。


カノコユリ(鹿の子百合)  別名:ドヨウユリ(土用百合)、タナバタユリ(七夕百合)、
ユリ科ユリ属、多年草、花期:6月~8月、
花弁が著しく反転する、鹿の斑点をぎっしり並べたような鹿の子模様に似ている、
 ピンクのつぶつぶが特徴

オニユリ(鬼百合)   別名:テンガイユリ(天蓋百合) 英名:タイガーリリー
ユリ科ユリ属、多年草、東アジア原産、花期:7月~8月、
名のオニは形が豪快で見事なことから強調的な意味と赤鬼の顔に似ているということから名前 。
オニユリは原種で、品種改良や変種として日本全国にもたくさんの品種が分布しています。 
特徴は何といってもその花びらにある豪華な赤い斑点。 
葉っぱと茎の間に「むかご零余子」と呼ばれる丸いこぶのような実を作るのが特徴 。

ノカンゾウ(野萱草)
ツルボラン(ユリ)科ワスレグサ属、多年草、花期:7月~8月、
ススキノキ科は旧ユリ科から分割され,APGⅣ(2016年)でススキノキ科からツルボラン科 に改められた。 
花の色は変化が多く、紅色が強いものはベニカンゾウとも呼ばれる。 
ワスレグサ属は似た花品種が多い。

トリトマ      別名:シャグマユリ(赤熊百合)、トーチリリー
ツルボラン(ユリ)科シャグマユリ(クニフォフィア)属、多年草、南アフリカ原産、花期:6月~11月、
何本も伸びる花茎の先にオレンジ色の花穂をつけた姿が雄大です。
下向きに咲く筒状の花の色が咲き進むにつれて変化する姿を燃えるたいまつ(トーチ)に見立て、
トーチリリーの英名があります。

キツネノカミソリ(リコリス・サングィネア)(狐の剃刀)
ヒガンバナ科 ヒガンバナ属 、多年草、花期:8月~9月、
(クロンキスト体系ではユリ科に分類される) 
花が咲くときには葉がない。早春からスイセンに似た葉を展開し、夏草が茂るころには葉が枯れる。 
和名の由来は葉の形が剃刀に似ていることから。
花被片は6個、橙色~黄赤色、反り返らない。雄しべ6個、花被とほぼ同長。雌しべ1個。
雄しべ、雌しべが花から突き出ているのをオオキツネのカミソリと言い関東以西に生える。  

タヌキノカミソリ(リコリス・インカルナタ)(狸の剃刀)
ヒガンバナ科 ヒガンバナ属 、多年草、花期:8月~9月、
実は遠目で見たのでナツズイセンと言ってもおかしくないですが、迷いますが
淡いピンク色に花弁中央に濃いピンク色の筋があるようなのでインカルナタとした。
ナツズイセン(リコリス・スクアミゲラ)の花期も8月でタヌキの方がやや遅く咲く。
ヒガンバナ科は似た花が多いので後日に整理してまとめてみたい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


最新の画像もっと見る

コメントを投稿