前回の昆虫観察は、チョウ目でしたが、名前が分からずに
どうも消化不良をおこしたように気分があまりよろしくなかった。
そこでもう少し分かり易いを虫をと思いカメムシ目と甲虫目に狙いを定めて
選んでみました、
結果今回は数が多い甲虫目で少しでも挽回したいものです。
<甲虫目>
▼ラミーカミキリ
カミキリムシ科フトカミキリ亜科 大きさ 8-17mm 時期: 5-7月
薄青色と黒色にきれいに色分けされたカミキリムシ。体表にはビロードのような材質感がある。
カラムシ、ムクゲなどの葉や茎を食べる。幼虫もこれらの植物の茎や根を食べる。
▼ヒメシロコブゾウムシ
ゾウムシ科クチブトゾウムシ亜科 大きさ 11-14mm 時期: 4-8月
灰白色で、背部の中央が黒くなったゾウムシ(体は黒色だが、灰白色の鱗片でおおわれている)。
ウド、タラ、シシウド、ヤツデなどの葉を食べる。
▼ホソクビナガハムシ
ハムシ科クビホソハムシ亜科 大きさ 6.8-7mm 時期: 4-8月
頭部、前背板は銅黒色で、上翅は黄褐色~赤褐色をしたクビホソハムシの仲間。
アカクビナガハムシ、キイロクビナがハムシなどと似ているが色の違いでこれにした。
▼ベニカミキリ
カミキリムシ科カミキリ亜科 大きさ 13-17mm 時期: 4-6月
前胸、上翅が赤色で、前胸には黒紋があるカミキリムシ。上翅はふつうは無紋だが、黒紋がある個体もいる。頭部、触角、脚は黒色。近縁のヘリグロベニカミキリと異なり、前胸の側縁に黒色部はなく、全体に毛が少ない。
▼エグリトラカミキリ
カミキリムシ科カキキリ亜科 大きさ 9-13mm 時期: 5-8月
胸部は黒色、上翅は灰色で黒い紋がある小さなカミキリムシ。胸部には細かい毛がはえている。
*5/31追加 似たものにクロトラカミキリがいますが、上翅外角の違いがあり、
尖っているのでこちらにした。
▼ジョウカイボン
ジョウカイボン科ジョウカイボン亜科 大きさ 14-18mm 時期: 4-8月
触角が長く、スマートな体型の、茶色っぽい甲虫。一見、カミキリムシの仲間に似ている。
▼クロハナムグリ
コガネムシ科ハナムグリ亜科 大きさ 11-14mm 時期: 5-8月
全身が黒色で、前翅の中央部に線状になった茶白色紋があるハナムグリ。
本当に花にむぐりっぱなしで全身が捉えられない。気が短い人には待つ時間がもったいない?
▼シモフリコメツキ
コメツキムシ科カネコメッキ亜科 大きさ 13.5mm前後 時期: 4-8月
光沢のある銅色で、灰色毛が斑紋上にはえているために、霜降り模様に見えるコメツキムシ。
前胸部の側面後方は長く突出している。
この写真では分かりませんが、胸部側面後方の突起を確認しました。
▼ルリクビボソハムシ
ハムシ科クビボソハムシ亜科 大きさ 5.5-6.2mm 時期: 5-8月
全体に青藍色で光沢のあるクビボソハムシの仲間とありましたので、
草陰のものを写したので色が正確でないので違うかもしれません。
▼クロウリハムシ
ハムシ科ヒゲナガハムシ亜科 大きさ 6-7mm 時期: 4-9月
頭部と胸部が赤みがかった黄色で、上翅と脚は黒いハムシ。
カラスウリ類の葉を好んで食べ、他にダイズ、エノキ、シソなども食べる。
▼ナミテントウ
テントウムシ科テントウムシ亜科 大きさ 4.7-8.2mm 時期: 3-11月
「赤地に細かい黒紋」「黒地に大きな赤紋」「全体が黄赤色」など、模様にいろいろなバリエーションがあるテントウムシ。大きさはナナホシテントウとほぼ同じ。
テントウムシは、 アブラムシをエサとして食べてくれるのがナナホシテントウやナミテントウなどの
テントウムシで益虫として生物農薬として使われています
もしかしたらトホシテントウかも シロジュウホシテントウかも。
テントウムシの蛹(左)と幼虫(右) ナナホシテントウの蛹?
最初はカメムシ目もと思いましたが多くなりそうなので次の機会に見送りました。
昆虫も暫く佇んでいるとどこからともなく表れてきます。
小さな虫でも一生懸命に生きているんだなとささやかながら元気をもらっています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー