色々見ていると・・・インクの奥深さってのも凄まじいものがありますね・・・。
こちらはDr.ヤンセン。ドイツの片田舎の自宅工房で、コダワリ爺さんが1人で好きな時に好きなだけ作って売ってる・・・と言われているインクです。
実際はもしかしたら気紛れを謳ってプレミア感を煽ってるだけで、実際は昼夜問わず作ってるかもしれませんが・・・

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全体的にエルバンと違ってどの色も深みがあり落ち着いた色調が特徴です。
エルバンが女性っぽい色が多いのに対して男性っぽい色調って感じでしょうか!?
ジャケ買いの要素も半分くらいはありますね

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外国のインク瓶は何故か絵になるものが多いです。日本人だからそう見えるのかな??
ココンチは各色に歴史上の人物の名前を冠しています。というより、その人物から色をインスパイアしてるのかもしれません。
購入したのはダヴィンチとナポレオン。
この二つが、自分のもつ人物のイメージと色が結構一致したんで購入しました。
ダヴィンチは若干赤っぽい茶色。さび色って感じです。
ナポレオンはブルーブラック系の濃紺です。
どちらも素敵な色合い。ただ、少しダヴィンチは滲み易い・・・いや、結構滲み易い・裏抜けし易いので気をつけなければなりません。手紙なんかに使うといいと思いますね!!インクの濃淡も出易く、味のある手紙に仕上がります。
はてっ!?
こんなものも含めて、仕事として「色」に深く携わっている人(わさびも印刷人ですが・・・)って日本中に一体何人いるんだろうと・・・。
ちょっと創造してみましたが、ゾッとする位の人数になりそうですね

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そう考えると・・・色の世界・・・やはり恐るべしデス

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