新年度ですね
医療の世界では診療報酬改定がありました。
医療保険のシステムでは、被保険者(患者さん)が保険者(健康保険組合など)に支払った保険料から、医療機関へ診療報酬(のうち、患者さんの窓口負担を除いた金額)が支払われるわけですから、全ての処置、手術などはその点数(金額)、適応(必要な処置かどうか?)、回数などが細かく定められています。こういったルールは、皆さんの保険料が正しく平等に使われるためにはなくてはならないものですが、実際の現状には合わないものもたくさんあります。
形成外科・皮膚科分野でも小さな改定がたくさんありましたが、大きな意義があったと言えるのは・・・
「太田母斑、異所性蒙古斑、外傷性色素沈着症におけるQスイッチレーザー治療の上限が、2回→5回になったこと」
今までもQスイッチレーザーによる保険治療は可能でしたが、「3カ月以上あけて2回」が限度でした。
2回でも薄くはなりますが、なかなか「消える」ところまではいきません。5回まで保険で治療を受けられるようになったのは、アザでお悩みの患者さんにとって朗報ですね
もう一つ・・・
「稗粒腫の治療」という項目が追加されました。目の周り、額、頬などにできる、白っぽいプツプツ・・・中身は角質の玉です。今までは項目として定められておらず、保険診療内では処置をしても点数をとれない状態でした。そのせいもあって、「皮膚科では、悪いものじゃないからって、取ってくれませんでした。」と、美容皮膚科・美容外科の自費診療で治療を希望される方も多かったのです。
項目として定められた、と言っても、かなーーーり低い点数ですので、はっきり言って時間と手間をかけても、医療機関的には「全く儲けにならない」処置ですでも、私自身も時々この稗粒腫に悩まされるので、患者さんのお気持ちがよくわかります
「悪いものじゃなくても、白っぽくて小さいから目立たないと言っても、指先にふれるプツプツが嫌なの」というオンナゴコロ
点数が低くても、儲けにならなくても、です。だって、指先にふれるプツプツがなくなったら、明日からのスキンケアが楽しくなりますもの
医療の世界では診療報酬改定がありました。
医療保険のシステムでは、被保険者(患者さん)が保険者(健康保険組合など)に支払った保険料から、医療機関へ診療報酬(のうち、患者さんの窓口負担を除いた金額)が支払われるわけですから、全ての処置、手術などはその点数(金額)、適応(必要な処置かどうか?)、回数などが細かく定められています。こういったルールは、皆さんの保険料が正しく平等に使われるためにはなくてはならないものですが、実際の現状には合わないものもたくさんあります。
形成外科・皮膚科分野でも小さな改定がたくさんありましたが、大きな意義があったと言えるのは・・・
「太田母斑、異所性蒙古斑、外傷性色素沈着症におけるQスイッチレーザー治療の上限が、2回→5回になったこと」
今までもQスイッチレーザーによる保険治療は可能でしたが、「3カ月以上あけて2回」が限度でした。
2回でも薄くはなりますが、なかなか「消える」ところまではいきません。5回まで保険で治療を受けられるようになったのは、アザでお悩みの患者さんにとって朗報ですね
もう一つ・・・
「稗粒腫の治療」という項目が追加されました。目の周り、額、頬などにできる、白っぽいプツプツ・・・中身は角質の玉です。今までは項目として定められておらず、保険診療内では処置をしても点数をとれない状態でした。そのせいもあって、「皮膚科では、悪いものじゃないからって、取ってくれませんでした。」と、美容皮膚科・美容外科の自費診療で治療を希望される方も多かったのです。
項目として定められた、と言っても、かなーーーり低い点数ですので、はっきり言って時間と手間をかけても、医療機関的には「全く儲けにならない」処置ですでも、私自身も時々この稗粒腫に悩まされるので、患者さんのお気持ちがよくわかります
「悪いものじゃなくても、白っぽくて小さいから目立たないと言っても、指先にふれるプツプツが嫌なの」というオンナゴコロ
点数が低くても、儲けにならなくても、です。だって、指先にふれるプツプツがなくなったら、明日からのスキンケアが楽しくなりますもの