先週末、「京都形成外科医会」という勉強会へ・・・
能面師の中村光江さんのご講演がありました。
「能面師」というお仕事の方にお会いするのは初めてどんな方なんだろうと興味津津・・・
インタビュアーのDrの、「能面師、なんて言うと、どんな生活をしているのかなぁ・・・と。何食べて生きているの?なんて。まさか霞を食っているわけではないでしょう?焼き肉なんて食べますか」という質問から始まって、能面の種類や作り方、年齢や男女の表現方法について・・・そして無表情のことをしばしば「能面のような」、とか、医学的に「能面様顔貌」と表現したりしますが、実際には「よい面(おもて)」は角度や光によって様々な表情を見せるもの・・・というお話など、とても興味深いご講演でした。
中村さんご自身が、「誰が見ても品のある、品格のある面、というのはあるわけです。でも、その違いがどこにあるのかは分らない。私も教えて欲しいです。」とおっしゃっていたのが印象的でした。人間の顔でも能面でも同じく、光や角度、見る人の心情によっても違った印象を与えるということ、「万人が納得する完璧な最上級のカタチ」が決まっていないからこそ、それでも「皆に品を感じさせるカタチ」を求めていく・・・・
形成外科医としても、とても共感を感じる言葉でした
能面師の中村光江さんのご講演がありました。
「能面師」というお仕事の方にお会いするのは初めてどんな方なんだろうと興味津津・・・
インタビュアーのDrの、「能面師、なんて言うと、どんな生活をしているのかなぁ・・・と。何食べて生きているの?なんて。まさか霞を食っているわけではないでしょう?焼き肉なんて食べますか」という質問から始まって、能面の種類や作り方、年齢や男女の表現方法について・・・そして無表情のことをしばしば「能面のような」、とか、医学的に「能面様顔貌」と表現したりしますが、実際には「よい面(おもて)」は角度や光によって様々な表情を見せるもの・・・というお話など、とても興味深いご講演でした。
中村さんご自身が、「誰が見ても品のある、品格のある面、というのはあるわけです。でも、その違いがどこにあるのかは分らない。私も教えて欲しいです。」とおっしゃっていたのが印象的でした。人間の顔でも能面でも同じく、光や角度、見る人の心情によっても違った印象を与えるということ、「万人が納得する完璧な最上級のカタチ」が決まっていないからこそ、それでも「皆に品を感じさせるカタチ」を求めていく・・・・
形成外科医としても、とても共感を感じる言葉でした