先生は魔術師？？

難しいケースや、いくらＣＰＲを施してもダメな場合など、ほんと、手をかざすだけで奇跡が起こればいいのにと思ったことは過去に何度もあります。
残念ながら医師はどうひっくり返っても魔術師ではありません。

ところが、決まったようにご両親から我々があたかも魔術師のようにあがめられるケースがあります。

小さいお子さんがころんだとかいう事故がなかったのに急に腕を使わなくなったというケース。

そういう場合は決まってこういうストーリーが隠れています。



手をつないでいた子供が転びそうになって　あわてて腕を引っ張った、とか
腕を片方ずつ引っ張って両親の間でブランコをしたとか・・・

そう、腕が引っ張られたというヒストリーが必ず潜んでいるのが

Ｎｕｒｓｅｍａｉｄ’ｓ　ｅｌｂｏｗ

日本語で　子守女肘というコンディションです。

とても頻繁に見るコンディションで、ご両親は骨でも折れたかと心配になってＥＲにかけつけてこられます。

子守女肘は、肘にある輪状靭帯が橈骨頭近位に亜脱臼することで、小さい子供にしかおきなくて、一旦亜脱臼すると肘が痛くて痛くて動かせなくなります。

橈骨頭亜脱臼（子守肘）: 成人の場合，橈骨頭は橈骨頸部より幅が広い；その結果橈骨頭は頸部をきつく取り巻く靭帯を通り抜けることができない。しかしながら，歩き始めの幼児（2～ 3歳頃）の場合，橈骨頭の幅は頸部以下で，これらの靭帯を易々と通過できてしまう（橈骨頭亜脱臼）。亜脱臼は，歩こうとしない幼児を前方に引っ張るなどして，前腕を牽引する結果起こる；しかしながら，多くの保育者はその行為を覚えていない。症状として，痛みおよび圧痛がある；しかしながら，多くの幼児は症状を説明できず，受傷した肘を動かさないようにするのみである（偽性麻痺）。

http://www.youtube.com/watch?v=-0ROu4hCXwQ

治し方は実はとても簡単で、



こんな感じに



橈骨頭を固定して①か②の方向に回すだけ。
すると、ポキッという感触が得られ、元に整復されるというわけなんですね。

所要時間は実に数秒！
あっという間にお子さんの肘は元に戻りますから、まるでマジックです。

たまに腕を引っ張られたというヒストリーが得られなくて　というか親が、目を離した隙に子供同士が遊んでいてそうなった時なんかは　レントゲンを撮る羽目になるのですが、レントゲンを撮っている合間にレントゲン技師が腕を動かした瞬間整復されちゃうなんていうことも起こります。

そんな時は、「放射線治療が効いたねぇ」、なんて冗談をよく言っていたものですが、原発事故が起ってからそういう話題もなんですから冗談が言えなくなりましたが・・・

それから①のような動きを回外、②を回内と医療用語で言うのですが、
英語でそれぞれ、ｓｕｐｉｎａｔｉｏｎ、ｐｒｏｎａｔｉｏｎと言います。
それで、覚えにくいのでこつを一つ。

①のように回しますと、手の平が上になりまるでｓｏｕｐ＝スープが汲めるような感じですよね。
だからｓｕｐｉｎａｔｉｏｎ。
いかがでしょうか。

あと、医師への報酬ですが　Ｎｕｒｅｓｅｍａｉｄ’ｓ　ｅｌｂｏｗの整復はＲＶＵ（Ｒｅｌａｔｉｖｅ　Ｖａｌｕｅ　Ｕｎｉｔ）という保険の点数のようなものが３．１９／ドルに設定されています。
うちのＥＲでは１ＲＶＵが２４ドルで設定されていますので　７６ドル５６セント。
これを高いと見るかそれ相当と見るか・・・
やはりアメリカの医療はお高いですね。

アメリカの学校のクラブ活動

５人の子供たちをアメリカの学校にやっていてもまだまだ新しい発見があったり、システムの違いに驚かされたりすることもしばしばです。

３番目の息子が今年中学校のバスケットボールチームにトライアルし、選抜されたのですが、そのバスケットボールのシーズンもついに終わりました。
シーズン中は全部で６試合あり、あちらこちらの中学校のチームを迎えたり、逆に赴いたりと、けっこう忙しかったです。

毎日毎日練習で、若い頃、クラブ活動をしていたことを思い出しました。

その昔、ふと陸上の走り幅跳びで、二度ほど学校の代表になったことがあったなんてことを思い出しました。
ところが練習しすぎて、コンテストの当日は肉離れで３メートルちょっとしか跳べなくて・・・
どうも、やりすぎる傾向はむかしからあったようです。

さて、アメリカの学校のスポーツチームは、日本のように誰でも参加できないんです。
候補者は、トライアルを受けて選ばれなければなりません。
そして成績の悪い子もダメ。

息子はサッカーがやってみたくてトライアルを受けましたが一度もやったことがなかったので、落っこちました。
５歳くらいからやっているような子がやっぱり選ばれたそうです。

なるほど、アメリカではそういうしくみになっているのね。
というわけで、私もスポーツは小さい頃から習わせておかなければいけないことを学んだ次第でした。

アメリカのスポーツチームは、顧問の先生が実際にコーチとして機能します。
これはすごいことです。
男の子のサッカーチームの顧問は女性ですしね。
練習という練習に先生が必ずみえますし、うちの息子のコーチは数学の先生だそうですが　プロのＮＢＡのコーチのようにいつもきっちり背広を着てコーチをしておられます。
ちなみに私が高校生のときテニスクラブに入っていましたが、顧問の先生がいったいどなただったのかも知りませんでしたよ。





町のＹＭＣＡのジムで撮ったものです。

医師失格

http://news.ameba.jp/20110312-116/



中国・美人女医が問題発言、裏には医師の苦悩も

3月12日11時55分　提供：ゆかしメディア

■死ぬのは私が帰ってからにして

　一人の女医のつぶやきが、中国で思わぬ事態いてしまった。問題のつぶやきは、中国版ツイッターへの書き込みで、内容は一人の終末期患者に関するもの。その中には例えば“死ぬのは私が帰ってからにしてよね”というものがあった。この内容が書き込まれると、「あまりにもひどすぎる」と批判が集中、瞬く間にネット上に広まった。

　さらにツイッター上に掲載されていた手紙に書かれた住所と名前から、女医が広州・汕頭市中医院に勤務する李叢琳（り　そうりん）さんと分かり、弱冠27 歳の女医は社会的な批判にさらされることになった。こうした世論を受け、両院側は女医を職務停止にするという声明を出す事態にまで発展した。

　問題の“つぶやき”は2月16日と17日に書き込まれた３つの文章で、このうち2つは携帯からのものだった。女医のつぶやきは次のようなもの。

■死亡確認～グッスリ寝れそう

　2月16日11時54分：「私って本当に良い人～！昨晩家族に何度も安楽死を要求されたけれど、拒絶し続けたの。そのおかげで、患者の命は今日まで延びたわ。私が仕事を終える時、彼女は吐血し始めていたから、あと数時間の命でしょうけど。いずれにせよ私には関係ないわ～もう勤務時間外！イエ～イ！（笑顔絵文字）」

　2月16日00時15分：「日ごろの行いが試される時が来ました。患者の血液酸素濃度が急激に低下しているから、夜中に死体を処理することになりそう～今夜はすごく冷え込んでいて、布団をきていても寒いのに～！私が帰ってから死んでくれない？」

　2月17日17時50分：（患者の病歴などの写真がアップされる）「今夜は良い知らせです！午後2時10分患者の死亡が確認～今日はぐっすり寝られそう！明日は遊びに行けるわ！（笑顔絵文字）」

　こうしたつぶやきが掲載されると、ネット上で瞬く間に広まり、約13000回リツイートされ、また「冷血」「医者として失格」「悪魔」など2000余りのコメントがあった。

■医師に戻ることは不可能？

　さらに事態を重く見た病院側はネット上で“問題の女医を厳重処分に処する”という声明を出したが、その後サイトには多い時で数百人が訪問したという。病院側は李さんを職務停止にしたがこれは非常に重い罰で、一般的には重大な医療事故を起こした時に取られる処置だという。汕頭市中医院の林副院長は「今回のことに関して私たちは大変驚いているし、遺憾だ。我々の病院は常に医療のモラルを重視してきた。もし今回のことが真実ならば、発言は医師失格に当たる」と話した。

　李さんを知る人は「普段はとても明るく、問題のつぶやきはとても彼女の表現とは思えない」と話している。また、ネット上では「医者の夜勤は辛く、彼女は医療現場の現実を明らかにした」や「日常的に見ていれば、死に対しても淡々とするのは理解できる」という意見もあるという。

　問題発覚当初、李さんはだれかにつぶやきを“書きかえられた”と関与を否定していたが、その後自分が書き込んだことを認めた。現在、職務停止処分となった彼女は洗濯室へ左遷されているという。今後の処遇について病院側は、医者に戻ることは基本的に“不可能だ”としている。

私たちＥＲの医師が患者の死に接する機会はおそらくどのドクターよりも多いと思います。
救急車で担ぎこまれた時にはもう息がない状態を含め、コードブルーで蘇生しきれなかった場合、そして夜中のＩＣＵ患者のご臨終にも立ち会います。

そのような中で人の死に対する感情を抑えきり、冷静に対処することを学びました。つまり医者は誰よりも淡々と死というものを語れるようになってしまうものなのかもしれません。

時に、患者さんが亡くなった直後、ご飯が喉を通るというずぶとい？神経に自分自身驚いたことがあります。ドアの向こうには亡くなった患者さんが横たわっているというのにです。




しかしこのような女医のつぶやきには非常に憤りを感じます。
夜勤は辛いものであろうと想像はつきますよ。
けれどもここまで自己中心で冷血な言動は許せないですね。

エルパソ動物園訪問記

８歳の娘の空手友達のお誕生日会が、なんと動物園で行われました。
なんともユニークなアイデアではないでしょうか。

エルパソの動物園も最近きれいにとても大きくなりました。

http://www.elpasozoo.org/



アジア風の建物がありますね。



アジアディスカバリーという建物です。





いただいたグディーバッグの中に入っていたパンダのお面。
グディーバッグというのは招待客に配られるおみやげのこと。



メリーゴーラウンド！



ハイライトは動物教育！
動物園のスタッフによるクラスです。



ハリネズミのご紹介。
英語で　ｈｅｄｇｅｈｏｇ　というそうですよ。
けっこうかわいいです！



いたちですね。
ｆｅｒｒｅｔというそうですよ。
なるほどねぇ。

このいたちはみんなで触らせてもらえました。
でもそのあとすぐにアルコールジェルで消毒しました。



Ｋちゃん、お誕生日おめでとう！



カップケーキ、おいしかったです。
ご招待ありがとうございました。
とっても楽しかったです。



アシカ＝ｓｅａ　ｌｉｏｎ



かわいいお顔！



ライオン。



きりんさん。


その他にエルパソのディズニーランド？といわれるウェスタンプレイランドなんていうのもあります。




http://www.westernplayland.com/



この春休みにそのウェスタンプレイランドに行った時の写真です。

お休みは最高！

急に８日間もお休みがあると、かえってとまどうというのはいかに私が
ワーカホリックかということですね。

お休みになるとお金をばらまくことになるのも、大家族の宿命。
まずは、１週間分の食料の買出しです。

おなかがすいては戦ができぬ、と昔の人はよく言ったものです。
まずは、ジャンクフードへ直行！！
おなかがすいたままでお買い物に行くと余計なものをついつい買ってしまうというのもほんとうのお話です。

軍の施設にＰＸという消費税無しでお買い物ができるところがあるのは、先日ご紹介しましたが、その施設に入る前にいろいろなファーストフードが並んでいるフードコートがあります。
アメリカのモールに行くと必ずあるフードコートと同じようなものですが、ここはランチタイムにはミリタリーのユニフォームを着た兵隊で一杯になるところがやっぱり違いますね。
ただし、ジャンクフードを食べて国を守ってくれている？？というのはねぇ。
秋になれば日本の自衛隊さんもこちらでお食事されているのをちらちら見かけます。

中はこんな感じ。



私のお気に入りのジャンクフードはＢｕｒｇｅｒ　Ｋｉｎｇです。






これは、Ｗｈｏｐｐｅｒ　Ｊｒ．のセット。
小さいので日本人向き。
ポテトは私がソーダを入れに行っている間に子供たちに食べられてなくなっていました。
うちは生き残りがたいへんです。
ちなみにソーダは飲み放題。
アメリカ人はソーダを水代わりに飲み、メキシコ人はソーダを牛乳代わりに飲みます。
だから肥満が多いのね。
それにソーダを飲みすぎると骨粗しょう症になるそうです。気をつけましょう。



Ｗｈｏｐｐｅｒ　Ｊｒ．けっこうおいしいですよ！
おすすめ。



子供たちは、Ｓｕｂｗａｙへ。地下鉄ではありませんよ。





Ｓｕｂｗａｙのお店はどこでやっても儲かるそうで、やはりアメリカ人はサンドイッチが大好き！
アメリカ人はサンドイッチとチップスのコンボを食べ、ソーダを飲みます。

でもスーパーで売っているパンのまずいことまずいこと。
今ホームベーカリーを買おうかとアマゾンを物色しています。
ただし、作る暇あるの？と言われそうですが。

さて、腹ごしらえがすみました。
コミッサリー(米軍のスーパー）で、さあお買い物するよ～！

身近でおきた悲しい出来事 その２

夜、８時ごろから１０時ごろはふつうはＥＲのゴールデンアワーで、その事件が起こった日は３月２３日。春休みの真っ只中でＥＲもかなり混み合っていました。



かわいそうにこの１７歳の高校生。
妊娠２２週目に入ったところだったそうですが、母親と夜の散歩に出かけたところ、交差点でまがってきた車にはねられました。
母親は比較的軽症ですみましたが、娘のネリーは両大腿骨のひどい骨折、骨盤も骨折していて出血がひどく、おなかの赤ん坊の心臓の音はドップラーでもう聞けない状態。

ＥＲに到着後すぐに挿管され大量のＯネガティブの輸血、ＦＦＰ、直ちにＯＲへ。

明け方、受け持ちの精神病患者の評価をしてくれる調査官を待っていると、救急車のエントランスから現れた人影に、これで私ももうすぐ帰れるぞ～と喜んだのはつかの間・・・

調査官は黒いシャツに黒ズボン、そしてＭｅｄｉｃａｌ　Ｅｘａｍｉｎｅｒｓのバッジをつけています。

「ＯＲはどこですか？」

その瞬間私の顔はひきつりました。

ネリーが亡くなったんだということです、ＯＲのテーブルの上で。
調査官は検死官(アメリカでは検死官は医師ではありません）だったんですね。



エルパソタイムズ新聞より

Pregnant teen dies after being struck by car in Horizon City
By Adriana M. Chávez / El Paso Times
Posted: 03/24/2011 04:56:56 PM MDT

A pregnant teen who was hit by a car Wednesday night as she walked along a Horizon City street with her mother has died.

Horizon City police said Nelly Pizarro, 17, and her mother Blanca Pizarro, 37, were walking near Darrington Road and Nunda Street at 7:45 p.m. Wednesday when they were struck by a car turning left from Darrington onto Nunda.

Police said the driver of the car, Felipe Trevizo, 30, stopped and tried to help the mother and daughter, who were later taken to Del Sol Medical Center.

Nelly Pizarro, who was five months pregnant, died Thursday morning. Her unborn child died shortly after arriving at the hospital. Police said Nelly Pizarro was a student at Horizon High School.

Blanca Pizarro remains hospitalized in stable condition.

So far Trevizo has been charged with failure to yield the right of way, but police said they continue to investigate the accident.

ニュースのビデオはこちら。

http://www.ktsm.com/news/pregnant-17-year-old-dies-family-reacts

裏話をひとつ。

ネリーと母親を搬送してきたパラメディックによると、車にひかれると思った瞬間、母親は娘を守ろうとしたのですが、まちがえて娘を車の方へ押してしまったということです。
ほんとうに母親にとってこれほど辛いことはない。
気の毒です。

ネリーとボーイフレンドは子供が生まれたら結婚する予定だったそうです。

天国で安らかに眠ってくださいね、ネリー。

身近でおきた悲しい出来事 その１

今月はとても忙しくて　ＥＲに住んでいたようなものでした。
地震のことも日本の原発のことも　なかなかフォローできずじまいで、ブログも地震の起きる前に書き溜めたものをかろうじてアップしていたような状態でしたがやっとお休みがきました。

なんと８日間も。

リクエストしたわけではないのですがご褒美だと思ってゆっくりします。
日本に帰ったつもりでその費用は寄付しようと思っています。

さて、うちのＥＲのスタッフのお孫さんが亡くなりました。
悲しいニュースです。

４歳の男の子なのですが・・・






母親が極刑に値する殺人容疑で逮捕されました。
母親は息子がベッドから落ちて意識がない状態になったと言っている模様。

ダラス君は、翌日、硬膜下血腫と首の骨の骨折のため亡くなりました。

調査の結果　古い大腿骨骨折、それも未治療のものが見つかったとか。

虐待が行われたことはほぼまちがいないということでしょう。
身近でこういうことが起きるとほんとうにショックです。

ラウンジに、お葬式代の寄付を募るお知らせが貼ってありました。

Home / News
3:35 pm | March 25, 2011
Affidavit Details Alleged Abuse By Mom In 4-Year-Old Son's Death; Mom's Lawyer Says Death Was Accident
By ABC-7 Reporter Darren Hunt
POSTED: 4:48 pm MDT March 21, 2011
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UPDATED: 4:07 pm MDT March 23, 2011
El Paso Police Dept.
EL PASO, Texas -- Update March 23, 2011

ABC-7 has learned much more about an East El Paso woman accused of killing her 4-year-old son.

Vikki Macias is facing a count of capital murder. But the injury that led to her son's death was not the first sign of abuse, according to police documents.

ABC-7 got a hold of the police complaint affidavit in this case. It details not only the injuries little Dallas Ryan Macias suffered last week but also makes reference to a possible history of abuse.

"We would hear the baby crying a lot, lots of fighting, her yelling," a neighbor, who wanted to remain anonymous, told ABC-7. "I would see her outside with him. I never saw him walking around or anything."

The affidavit also states investigators are in possession of statements and reports that outline a history of abuse by Macias. ABC-7 requested those reports, but have not received them yet.

According to the complaint affadavit, Dallas suffered a fracture to his neck and swelling of the brain.

"It takes a tremendous amount of force to be able to cause this type of injury," El Paso Pediatrician Dr. Jose Prieto told ABC-7.

The complaint affidavit states Vikki Macias told police her son fell off the bed. Dr. Prieto says that's possible, but not likely.

"The amount of force necessary to cause that kind of injury is pretty substantial," Dr. Prieto said. "Usually, it's falling from a high surface or going through a windshield in a car."

Macias' attorney told ABC-7 she's innocent.

"I'm going to tell you flat out," Macias' attorney Justin Underwood said, "She did not do this."

So what did happen in that home on March 12th?

"She said she was doing laundry," Underwood said. "He's in his room one minute, next minute there's a loud noise. They go in there and he's unresponsive."

Underwood said his client took her son to the hospital immediately.

"This was an accident," Underwood said. "It was an accident."

He said Macias, who remains in jail without bond, is devastated by the death of her son.

"She is in shock," Underwood said. "The number one thing she's worried about is making final arrangements for her child. When you have a dead four year old and no one saw what happened, someone is going to get blamed and unfortunately in this case it's the mother of the child who is absolutely and completely devastated."

The investigation also revealed the four-year-old had a broken leg, which had gone untreated. And that may explain why neighbors told us Macias was always carrying the boy.

Previous Story March 21, 2011:
The El Paso Police Department has arrested a mother in the death of her 4-year-old son earlier this month, according to El Paso Police.

Vikki Macias, 26, of the 3400 block of Waterside, turned herself in at the Central Regional Command Center on Monday after a capital murder arrest warrant was issued for her. Dallas Ryan Macias was taken to an area hospital with a serious head injury on March 12 and died the next day.

Macias was booked into the El Paso County Jail on Monday on the Capital Murder charge. There was no bond issued. Dallas is the 11th homicide of 2011, according to police. The Jane Doe death from March 15, 2011 at 9500 N. Loop becomes the 12th homicide of 2011.

ニュースのビデオはこちら。


http://www.ktsm.com/news/el-paso-mom-charged-with-capital-murder-for-death-of-4-year-old-son

コードドラマ

ケースその１

夜中の２時。

患者の流れもひと段落ついて待合室の見える受付のお部屋で歓談していると、
酔っぱらった女性が受付のウィンドウにふらふらしながら近づきました。

受付のナースが診療希望かどうか聞くと、

「主人に会いに来ました。今ここにいるはず。」

コンピューター画面の患者情報によると、ご主人は３１番のベッドにいるようです。

ちょっと待った！
３１番の患者は私の患者。
だけど若い女の子といちゃいちゃしているのを私は見たのです！
だとすると、三角関係？？

私は急いで、３１番のベッドにメッセンジャーを送り、患者に直接奥さんを部屋に通していいのかどうか聞きにいってもらいました。

すると、案の定、お答えはＮＯ！

受付のウィンドウでふらふらしながら待っていた奥様、そのことを聞かされると、まあそれはそれは怒り狂ったのなんのって。
収拾がつかなくなって警備のおまわりさんに出動していただきましたよ。

ケースその２

双極性障害の既往のある３４歳の女性。
統合失調症の気もあるようで、今日は頭痛がひどくてＥＲにやってきました。

トリアージュのお部屋でおとなしくバイタルをはかってもらっていたのですが、途中で病院のすぐそばでナイフで刺された男が担ぎ込まれ、てんやわんや。Ｔｒａｕｍａ　ＳＴＡＴがかかりました！
Ｔｒａｕｍａ　ＳＴＡＴは外傷のコードブルー版なんです。
トリアージュナースとテックは血まみれの男性を車椅子に乗せ、すばやくＴｒａｕｍａのお部屋に走ります！

トリアージュのお部屋にひとり残されたこの女性、ポケットから携帯を出して誰かと話し出しました。
ところが、その声がだんだん興奮して大きくなるばかり。
何かわけのわからないことを言い出して携帯に向かって怒鳴り散らし出したのです。

そこで、ちょうどそこに居合わせた採血係のおばちゃま。

「ちょっと、あんた静かにしてちょうだいよね。」

と言い終わるか終わらないうちにおばちゃまの身体は宙に浮き、後ろ向きに倒れました！
この女性、怒りくるってにぎりこぶしでおばちゃまにパンチをくらわせたんですよ。

おばちゃまも頭を強く打って、気絶状態。Ｔｒａｕｍａのお部屋に収容されて、ナイフで刺された先客の横に寝かされ、それはもうてんやわんやでした。

ケースその３

ＥＲドクターの浮気のうわさは絶えませんが、この方ほどすごい方は見たことがございません。

むかし幼稚園の先生をされていたという美しき奥様との間に７人ものお子さんがおられ、その事件がおこったのは確か　５人目の生まれた後だったように記憶しています。

ある日の午後、ＥＲのドアをフリーパスで通された背の高いハイヒールを履いてサングラスをかけたモデルのような超美人、ああ誰もがうらやむドクターＡの奥様ではありませんか。

私の目の前を何も言わずに通りすぎ、ハイヒールをつかつか言わせながら彼女はまっすぐＥＲのメインサイドに向かいます。

そこで、ＥＲの秘書の女の子の前に立ち止まり、何も言わずに彼女のほっぺを平手打ち！

ああ、そうだったのね。今回の浮気のお相手は彼女だったのか。
とにかく交際する女性がころころ変るものですから。

ああ、おそろしや～

究極のコードドラマとはこのことよ！！

Ｐａｔｉｅｎｔ Ｓａｔｉｓｆａｃｔｉｏｎ Ｓｃｏｒｅ

患者の満足度とでも訳しましょうか。

Ｐａｔｉｅｎｔ　Ｓａｔｉｓｆａｃｔｉｏｎ　Ｓｃｏｒｅ

病院側が常にこのスコアを割り出し、ＥＲのサービスの向上に使っているのは知っていましたが最近、私が第一位だということで、お褒めのお言葉をディレクターからいただいたことをここにご紹介しておきたいと思います。

どのように割り出しているのかは詳しくは知らないのですが　後日アンケートのような感じで電話で調査しているのではないかと思います。
私のスコアはいつも上位に食い込んでいましたが　そのことをあらためて公けに発表されるとなんとも照れくさいですね。

ディレクターはこう分析しています。

私のスコアがいいのは、私が患者のコールバックをするから。


診療した患者の中で気になった患者というのはいつも存在します。
次の日、患者に電話を入れ、もし具合が悪ければＥＲにもう一度来てもらえばいいのですし、具合がそのまま良くなっているのならそれにこしたことはないし。
コールバックはとてもいいシステムです。
患者さんやそのご家族からとても感謝されますからね。

でも私としてはこう分析しているんです。

それは、私の声。
そう、天使の声？ですよ。

私の声がいつもやさしいから、患者がほっとするんじゃないかなって。
英語、なまってますけどね！

サプリは必要かも？

私の母は昭和７年生まれでこの３月２３日で７９歳になります。
父を交通事故でなくして以来、ケアハウスで一人暮らしをしながらまだお仕事をしています。

もちろんケアハウスに入居されているご老人はリタイアされた方ばかりですから働きに出ているのは私の母だけです。
母の仕事は看護学校の教師。
２、３の学校で非常勤で看護統計学を教えています。
さすがに歳だからと、１校仕事が減ったそうですが、また新たなところから教えて欲しいとたのまれたとかで、さすがの私もびっくり！です。

そこで、彼女の健康の秘密を・・・

ケアハウスで知り合ったボーイフレンドと毎朝欠かさずウォーキング。
これは残念ながらボーイフレンドが亡くなったので今はやっていないと思いますが、そのおかげか足腰が強いです。
あといくつになっても恋はした方がいいようです。。。

ケアハウスのお食事は３食で１６００カロリーに設定されているそうなんですが、過去８年間朝食はお味噌汁とおかずだけにして、その分ミールリプレイスメントと称してサプリメントを飲んで栄養を補給しています。

私は、そのことを知ってはいましたが、まじめに受け取らないでいい加減に聞いていました。

今回私が二度も入院したことで、母の話をまじめに聞くようになり、母の摂っているサプリを日本から送ってもらって試すこと三ヶ月。
なんか、肌の調子がいいような気がするし、身体の調子もよくなってきたような・・・

よくよく考えてみると、忙しい私は朝、お茶漬けですましたり、その後夜中まで食事ができないこともあったり、そしておなかがすいてはカップラーメンではないですが仕事中ドクターラウンジにあるポテトチップスをぽりぽり。
そんな中、ビタミン剤は毎日ちゃんと飲んでいましたが食事の量がしれているので、必要な栄養素をすべて食事から摂れている状態ではありませんでした。
サプリはそういう私には必要なんですよ、きっと。
忙しければ忙しいほど　なかなか食事がまともにとれませんからね。
それにどこかで緊張していてストレスが常にあって同じものを食べてもちゃんと身体に吸収されているとは思えません。

それで、そのサプリに含まれているものは、必須アミノ酸をはじめとした２０種類のアミノ酸、食物繊維、アシドフィルス菌やビフィズス菌、必要なエネルギーを補給する蜂蜜、ガラナ、蜜蜂花粉、ガーリック粉末などなど。
それがシェイクのような形で比較的おいしく続けられるようになっています。
まずいけど、高麗人参も。

母を見習ってもう少しサプリ、続けてみようと思います。
母のようにきれいに歳をとりたいですしね。