女性管制官がアメリカで医者になった場合ーアメリカンドリーム

アメリカでアメリカンドリームを達成するには?
マーティンもと子(旧姓多尾もと子)の場合は?

体内時計 その1

2011-03-05 14:48:32 | Weblog
私はこの10年近く不規則に週末も含めて夜勤ばかりをしています。
もう体も慣れましたが、昼間働いている人よりは体力がいることは確か。
人間は昼間活動して夜はぐっすり眠る、というようにできていますから夜のお仕事をしている人にはどこかで大きなしわ寄せがきていることは確かです。

朝方眠ると外のあかりが眠りをじゃまします。
私の寝室には大きな天窓がふたつついていてあかりとりになっていてとても素敵なのですが 太陽光線の中では眠れませんから黒い厚紙を貼ったりして工夫しています。

しかし週末の日中にぐっすり眠ることは至難の業です。
子供たちに黙って遊べ、という方が無理なのですよね。
子供たちの遊んでいる声や音で何度も何度も目が覚めます・・・ほんと辛いです。

さて寝る子は育つとよく言われますが、
それは体内時計により、成長ホルモンが夜のうちに、寝はじめの3時間目頃によく分泌されるからなんですね。

睡眠ホルモンといわれるメラトニン。
これは体内時計によると朝日を浴びてから10数時間後に分泌されるそうで、ちょうど夜に眠る時に多く分泌されるというわけです。
よくできてますよね。

日中に太陽に当たり、よく運動すると、夜の睡眠に役立つこともよく知られています。
深くて質の良い睡眠、それはとても大切です。
ホルモンのしくみはとてもややこしいですが、交感神経によって刺激を受けて分泌される副腎皮質ホルモンというホルモンも明け方にピークを迎え、 私たちが目覚めとともに活動できるように準備をするのだそうです。

つまり体内時計にしたがっていろいろなホルモンが分泌され、体内の恒常性を保っているわけですね。自然の法則はとても大切。

こうやって考えてみると夜と昼をひっくり返している私のホルモンバランスはいったいどうなっているの??
昼間太陽の光を浴びずに夜働いて、いったいどうしましょう。
あらゆる病気のもとへ突っ走っているのかもしれません!!

よくよく考えてみると私がまだ航空管制官をしていた頃 勤務体制は輪番制で たとえば 一日目はモーニングシフトで朝早くから、二日目はスウィングシフトで午後から、そして三日目は夜勤で夜から、というような具合でした。11年間そういう輪番をした上、研修医時代もまだ週80時間労働制限の法律もなく夜昼なくこき使われた時代を過ごしました。

http://en.wikipedia.org/wiki/Medical_resident_work_hours

個人的にはこれはかなりやばいですよねぇ。