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女性管制官がアメリカで医者になった場合ーアメリカンドリーム

アメリカでアメリカンドリームを達成するには?
マーティンもと子(旧姓多尾もと子)の場合は?

Stinky story  ちょっとくさいお話

2009-09-30 17:00:09 | Weblog
本日は、英語にて失礼いたします。
ちょっと、内容が 日本語だと表現しにくいので・・・


Sometimes we take care of funny cases.

One female patient (38 years old) came in today and said,

"I left a tampon in my vagina and I can not take it out."

Well, this type of complaints are funny, but really stinky.

To my surprise many ladies frequently forget to remove tampons until they start to smell really badly.

Can you imagine how bad it is to smell such a rotten tampon after staying in the vagina for a month?

I had to take out these kinds of smelly tampons in the past several times.

Well, today's case was a little different.

I laid her down on the examination table making her legs open like a frog.
I slowly inserted a speculum into her vagina and then
I looked, looked and looked everywhere, but I couldn't find a tampon.

I asked, "Where is it? Ma'am, I can't find it.”

The lady answered,
" Maybe it slipped out of my vagina without noticing."

How funny! She did not notice when it slipped out of her vagina?

I looked at her chart and said to myself,
"Oh, I see. She delivered eight babies. Yes, EIGHT TIMES vaginally in the past!!"



アルツの予防

2009-09-22 18:12:59 | Weblog
朝、10時過ぎに起きました。
朝、勉強するほうが頭がすっきりしていて効率ははるかにいいです。

昨夜、受け持った38歳の女性のケースを、復習していました。
彼女、ちゃんといすにも座れないくらい、おしりがいたくて
熱がありました。痛くて痛くて、うんうん唸っていて、とてもかわいそう。
どうやら、血栓性外痔核が認められたんだけど、それ以上のことが起こっていたのは確かでした。熱はあるし、白血球も高いし、CRPも高い。
強い鎮痛剤をあげて、点滴を打ってあげて、抗生物質も。
肛門周囲膿瘍が、きっとおこってたんでしょうね。
もちろん、このかわいそうな女性、入院させてあげました。
今頃はきっと、外科医による手術もすんで、熱も下がっているんじゃないかな。

こういうふううに、復習したり、新しいことを勉強することで、アルツの予防になるといいけど。

そうそう、きのう80歳くらいのおばあさんが、救急車で運ばれてきました。
このおばあさん、ねたきりで、統合失調症と、認知症をわずらっています。
そして、胃ゾンデが抜けてしまったので、老人ホームからやってきたというわけ。

あばあさん、なにやら叫びまくっているんだけど、いったい何をいっているんだかさっぱりわからない。
病院中に響くようなそんなけだかい声で、何か叫んでる。
英語なんだろうか、スペイン語なんだろうか、なんともさっぱりわからない。

それで、私は、最近看護師になりたての セルヒオという若いナースに向かってこう言いました。セルヒオは、パラメディックだったんですけど、働きながら大学に行きなおして、夜も寝ずに勉強して、つい最近、正看になったというつわものです。私、そういうダイナミックな若い子たちを、とっても応援しています。

「セルヒオ、彼女、セルヒオのこと、とても恋しい、すぐに来てちょうだい、て言ってるわよ。
行ってあげたらどう?」
と、じょうだんをいいました。

からかったつもりが、彼、一枚も二枚も私より上だった。


「Dr.Martin、僕たちはもうとっくの昔に終わっていいるんですよ。
僕には、もう未練はぜんぜんなくて、ふっきれていますので、どうかそうっとしておいてください。」


アメリカンドリームに敗れた時

2009-09-21 18:32:16 | Weblog

彼らは、アメリカンドリームを夢見て
イスラエルから移民してきました。
そして、マイアミで、レストランを始めました。
そして、徴兵年齢に達した息子を誇り高いイスラエルの軍隊に
送り出し、彼らは夢を見続けました。

しかし現実は、想像以上にきびしかった。
数あるレストランの中で生き残っていくのはかなりたいへんなものだったろう
と思います。
ましてや、アメリカという国は、イスラエルから出てきて、
故郷のように人を軽く信じて
商売のできるような国ではありません。
移民の国、アメリカではなかなか信じあえる人にめぐりあいながら
ビジネスをしていくことはむずかしいのです。


とても私たちによくしてくれた彼らが、ある日突然私たちに背を向けました。
おそらくその頃、彼らのレストラン事業は失敗に終わりかけていたのでは?と今だからそう想像できます。

そして、彼らはアメリカを捨てる決心をした。イスラエルへ、故郷の町へ・・・
彼らは、クレジットカードの上限を目いっぱい使って
家具を購入しました。包装を開けなかった理由は、そのまま船に積みこむ予定だったから。
もうアメリカに帰ってこないのなら、クレジット会社においかけまわされることもないわけで
だから、おそらくアメリカという国に盗まれた(?)彼らのお金を、
目には目を 歯には歯を、という法則にのっとって
クレジットカードを悪用することによって取り返し、夜逃げしたんじゃないかと思います。

これは、私のあくまでの憶測ですが、
おそらく8~9割は当たっていると思いますよ。

やっとこれでユダヤ人のお話第一弾終わり。
続きはまた今度。


ユダヤの故郷、イスラエル

2009-09-20 19:35:36 | Weblog

お向かいさんの家具がすべて新しくなったお話は
しましたよね。
でも不思議なことに家具の包装がそのまんま。

そして1週間後の或る日、彼らはもののみごとに消えていなくなってしまいました。

夜逃げです。

ほんとうにわけのわからないことになってしまったわけです。

それから2ヵ月後の或る日、大学から帰って、いつものように夕食の支度をしていると、
誰かがドアをノックしているのが聞こえました。

ドアを開けるとそこにはクレジット会社の調査員という肩書きの
男が二人立っていました。

「おむかいさん、どうされたかご存知ないですか。
 今どこにおられるか教えていただけないでしょうか。」


         つづく

そう、不思議なのよね。

2009-09-19 18:22:46 | Weblog

私たちは、お向かいのおうちへと入っていきました。

うちにあるものは、すべて売り物だと言うのです。

台所から、応接間、そして寝室にも進んでいきました。
古い古い使い古したトースターが3ドル、まだまだ使えそうなソファが30ドル・・・

私たちは、ご夫婦の使っていた大きなベッドを100ドルで購入。
そして客間に放り込みました。
何もなかった客間が急ににぎやかになりました。
ちなみに、そのベッド、うちのお手伝いさんがが未だに使っていますよ。

それから1週間が経ちました。
開けっ放しにしてあるドアから垣間見るお向かいの
応接間は、見事なもんで新しい家具がずらり勢ぞろい!

ところが、変なことに新しい家具の包装がそのまま。
ふつうは、新しい家具を買ったらさっそく包装をはずして
きれいに飾り立てるでしょう。

そしてある朝・・・        


            つづく

新しい家具

2009-09-18 17:14:45 | Weblog

それからというもの、いったい何が起きたのか
お向かいのご夫婦は私たちを無視するようになったのです。

あんなによくしてくれていたのに・・・

私、何か気に触るようなことでも言ったのかしら。

いろいろ考えてはみるものの、さっぱり思い当たらない。
本当に不思議で仕方がありませんでした。

すると、夕方食事をしていたら、だれかがドアをノックしています。
こんな時間にだれかな?と思ってドアを開けると
そこにはなんと奥さんがニコニコと立っているではありませんか。

「あのう、私たち家具を思い切って買い換えることにしたので
古い家具を売りたいの。ちょっと見に来ない?たとえばこれ、ヒロコにどうかしら。
テーブルとセットで10ドル。」

彼女の手には、子供用の小さな古いイスが・・・

お向かいさんが、突然・・・

2009-09-17 18:25:26 | Weblog
そのアパート暮らしにもすっかり慣れた頃
お向かいの奥さんが、「これ、あなたに」とスカートを
差し出しました。
ちょっと太ってはけなくなったからと
くださったわけですけど
よく見るとまだ新品でした。

はいてみると私のサイズ。なかなかよく似合います。


こんなによくしてくれるお向かいさんがいて、私は
何よりもこの異国でなかなか味わうことのなかった
人のあたたかさに触れたようでとてもうれしく思いました。

そして、数ヶ月がたちました。

通路ですれ違った奥さんに、いつものように
" Hi!" と声をかけたのですが、
難しい顔をした彼女、私をすっかり無視したのです。

           つづく

七階のお向かいさん

2009-09-16 16:34:47 | Weblog

七階のお向かいに住んでいたのは、ユダヤ人のファミリー。
とても愛想のいいご夫婦ととてもかわいいナタリーという小さい女の子。
当然のことながら、ナタリーと博子は、あっという間にお友達になり
行ったり来たり。

ご夫婦は、マイアミのどこかでレストランをやっているとかで
小さい女の子のいるわりにはちょっと歳が上に見えました。
熟年夫婦という感じでとてもいいご夫婦でした。
会えば気さくに話しかけてくるし、博子を遊びにやっても
心配することはありませんでした。

そのうちに、ご夫婦には17歳になる息子がいて、イスラエルの軍隊に奉仕しているということを聞き、ああなるほど、ずっと年上に見えたのも納得がいきました。

ユダヤ人は、イスラエルの軍隊をとても誇りに思っていて、
あの強い軍隊に、子供を奉仕させるんですよね。
ちなみに私の卒業したメディカルスクールは、ユダヤ人の創立した学校で、
ユダヤ人の文化に触れることが多く、ユダヤの休日を特別に尊重することも学びました。例えば、クリスマスは、お祝いしないのですが、ハヌカという行事が存在します。

イスラエルはそんなに大きくはないのに、周りをアラブの敵に囲まれていても
あんなに強いではありませんか。イスラエルの軍隊が強靭なのは世界的に有名ですよね。

              つづく

ちょっと息抜き

2009-09-15 17:59:25 | Weblog

読み疲れたのでこれを書いています。

世の中はもう夜。
私にとっては昼です。
お休みの間もリズムを崩すことなく過ごしています。
なんとお休みが今回、5日間もあるんです。
ところが、キャッチはそのあと10日連続の勤務が待っているということ。

こんなこと、思い出してました。
マイアミに住んでいた時のこと。
まだ、二人とも医学生の駆け出しで、二人の小さい赤ん坊を抱えていた頃の話。

車を盗まれた話はずいぶん前にブログに書きましたよね。
あれから、家主に交渉して、こんなに危ないアパートには
これ以上住めないと言って文句をつけ、契約解除に成功しました。

それで他の医学生も何人か住んでいる近くにある8階建てのアパートに移りました。忘れもしない私のお誕生日(1月5日)にです。
そのアパート、マンション並みで、日本で言うと3LDKという感じで、
通路を隔てて両側にお部屋がホテルのようにつながっていると言うような感じのものでした。

ラッキーなことに低所得者用に補助があって半額くらいしか払わなくてよかったんです。月額450ドルくらい。いいでしょう。
私たちのおうちは7階で、外を眺めると大きな空き地の一角にスーパーが、そして
マイアミの美しい海こそは見えませんが町の様子が手に取るようによく見えました。

私、高層の上階には一度も住んだことがなかったような錯覚に陥っていましたけれどもそこには短期間しか住まなかったし、そして育児とテストの勉強に追われる毎日でベランダからのすばらしい町の風景を堪能したのはおそらく引っ越したての頃だけだったのではと思います。

             つづく




エルパソにお住まいの皆様へお知らせ

2009-09-02 05:12:22 | Weblog



久々の投稿となります。

皆様お元気でしょうか。

今日、9月1日付けで、我がデルソールメディカルセンターが、
レベル3トラウマセンターと昇格しました。

今後は、ERでの重症傷害患者の受け入れ、そして傷害関連の緊急手術が
傷害専門の外科医のオンコール体制により30分以内にレスポンス後
可能になります。

我がエルパソのレベル1トラウマセンターは引き続き University 
Medical Center of El Paso(前Thomason
General Hospitalが最近改名)です。

特に東側にお住まいの方々にとっては朗報かと思いますので、ここに
簡単ではありますが、お知らせしておきたいと思います。

詳しいお問い合わせは、USA9155959202(ER)へどうぞ。