
娘の通うコミュニティカレッジのキャンパスです。
もともとコミュニティカレッジは授業料もお安く、手軽に生涯教育が受けられるという点で庶民の味方です。
キャンパスは町のあちこちに散らばっていて誰もが気軽に通える町のカレッジという雰囲気ですね。
この写真は、Valle Verde(スペイン語で緑色の谷という意味)キャンパスのもので、キャンパスの真ん中にメキシコ風の噴水があってとてもきれいです。
アメリカではどこの大学でもそうですが、キャンパス警察のおまわりさんが四六時中警備を行っていて安全です。大学ごとに警察の組織が作られれているのはおもしろいです。さすがは、犯罪王国のアメリカですね。
授業料は1単位当たり約80ドルくらいですので、卒業までの授業料は5000ドルちょっとということになりますか。
ふつうの大学ではそうは行きません。おそらく3倍以上はかかるでしょうから、お金がないけど勉強したい人には大きな味方ですね!!
アメリカは、勤労学生がほとんです。日本のように家庭教師のようなちょろい学生のアルバイトはないため、最低賃金に近い賃金で働きながら学生をするというパターン、多いです。
親が大学の授業料を負担するということが当たり前の日本とは、ずいぶん考え方が違うんですよね。
ところが、仕事をしながら大学を続けるのはとても難しいです。
特にいい成績を維持することは至難の業です。
私たちは一度社会人になってから医学を学びましたので、その難しさを本当によく理解しています。そう、アメリカの大学は日本と違って半端ではないのですよ。
一度、彼がまだ大学にいた頃、家族を支えようとホテルのフロントの仕事を見つけてきて仕事をしながら大学に通い、Defferential Equationという数学の単位を落としそうになったことがありました。
そのために、娘には親が元気で学業支援できるうちは大学に専念してもらいたいということを伝えてあります。
特に日本と違って大学に入ったらはいそれまでよ、という世界ではなくアメリカの大学はほんとうに勉強しないと卒業できませんし、大学以上の教育を受けたければ大学での成績がものをいいますから、一つ一つを好成績でクリアして欲しいと願っています。
さて、本題に入りますが、コミュニティカレッジは日本でいうと短大のようなもので、合計64単位を取るとAssociateの学位がもらえます。
短大は2年ですが、それを1年ですまそうと計画しているのが我が娘。
次のようなプランです。