彼女の胸元に彫ってあった文字は
なんと、
「娼婦」
でした。
彼女に、真実を告げるべきかどうか、ずいぶん迷いました。
けれども結局、その日限りで、彼女とも会うことがなく、そのまま月日が経っています。
さて、
私の大好きなテレビ番組の一つにHGTVというのがあるというお話は
以前にもしましたが、その中で、ひとつとても印象に残っているものがあります。
とても世界的に有名な 建築家の、ニューヨークのマンハッタンにある
超高級マンションの リフォームのお話でした。
彼は、その高級マンションにひとりぐらし。
そのままでも素敵な彼のベッドルームを、さらにリフォームして
もっとすばらしいものにしようという試みです。
選んだテーマは、オリエンタル。
さっそく 竹で作られた壁と、オリエンタル風の大きな
キングサイズのベッドがおかれました。
とても凝った 超高級で素敵なオリエンタルの小物や、ランプが、
センスよくおかれています。
そして、コマーシャル。
そのあとに、リフォームし終わった
彼のベッドルームが、完全公開!
さて、待ちに待った すばらしいオリエンタル風の
ベッドルームが公開されました。
「あ~!!!」
彼のすばらしいキングサイズのベッドの頭の上に
飾られた、4本のおおきな巻物。
その巻物には、お習字が、お行儀よく縦に並んでいましたが、
なんとそれが、ぜ~んぶ さかさま!!!
言葉が、分かるというのも、なんと酷なお話なんでしょうね。
ほんと、お疲れ様でした。