関東UHFコンテストで使用した機材を紹介する。
山岳移動用の機材選びなので、特に軽量化を考えた装備となっている。通常の移動運用でも利用できるものもあるかも。
機材の紹介とコメントをしたい。
[機材一式]
1) (8インチ)タブレットPC、ブルーツースキーボード
- 今回、新規投入だった。キーボートと合わせても700gに満たない。この軽さは良かった。
- 心配していた晴天下での画面も見えすぎるほど照度があった。
- しかし実は、想定外のトラブルがあった。コンテスト開始から4時間半でバッテリー切れのアラームが鳴った。これには動揺した。あとで、調べてみるとバックライトの明るさが最高輝度になっていた。
- スマホの充電器から充電できるのは良い
- タブレットPCとしては、CPU、メモリーとも貧弱な感はあるが、無線活動での性能は十分でCWのキーイングも快調だった。(←けど、当日は使用できなかった)
- ブルーツースキーボードは、線も無くて快調
2) ボイスメモリー&電池
- 知る人ぞ知る、キャリブレーションのCalKit IAT-CQM6だ。小型のケースに入れて、100g程度だ。
- ワンフレーズのボイスメモリー。でもこれで十分。自動リピートも可能だけど、待機間隔が長いので自分で再生ボタンを押して送信している。
- ケンウッドのマイクを付けて使用。
- ボイスメモリー用の電池はハンディ機の外付け電池を使用したが、2100mmAHは必要ない。
3) FT-817
- 言わずと知れた名機だな。20AHの電池があればFMでのコンテスト参加でも8時間以上運用可能だ。
4) HEILSound Traveler Dual
- いろんなヘッドフォンやイヤーフォンを使用したが、やはりHEILのヘッドセットが最高に聞きやすい。『音はソフトな音。それなのにしっかりと聞こえる。ノイズも無いクリアな音だ。音量のツマミも殆ど回さない』このTravelerは、大型のヘッドセットが多い中で唯一の軽量タイプだった。4,5年前に購入したもので、現在はディスコンになっている。
今では、Pro Micro Dual side相当か?実は、現在ヘッドフォンとして使用している。すでにPTTスイッチは壊れていて送受切り替えは出来ない。東京UHFでの前回優勝時に使用した。
5) 10段コーリニア(現15段の素材として使った)
本来ならば一番に紹介しなければならない、10段コーリニア。調整不足で、バンド内のSWRが下がっておらず、ついにはCW帯でHiSWRとなって、送信が出来なかった。
これをきっかけに、コーリニアの調整手法を確立すべく調査、解析を続けて『コーリニア理論』の記事に至る。
[HEIL Traveler Dual]
[直射日光下でも良く見えていた]