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Hardrock50を改修した

2015年07月12日 09時44分04秒 | HARDROCK-50

QRPリグに対応し保証認定を通したパワーアンプHardrock50の改修を行った。

課題は大きくふたつだ。

①6mのVSWRが高く送信が出来ない。

サイトを見ると改造方法の記述がある。手元のHardrock50は、シリアル1300台なのでギリギリ改造対象機種となっている。

実は、それに気づいていたが改修を行ってなかった。

②時々液晶画面の表示がおかしくなる。

フォーラムを確認すると液晶の半田付け不良と書いてあった。

ついでに気になる点の改造も行った。

6mのVSWRの改善は、QSK基板との接続ケーブルコネクタへ、33pFのセラコンを取り付けた。

液晶の半田付け部分を眺めると半田付けが甘い感じがしたので、そこを集中的に改善した。

更に、同軸コネクタへ繋がるケーブルへの半田付けのやり直し、また受け側の端子台への接続を見直した。

さてさて、改善できただろうか?

[動作テストの結果]電源は、移動運用で使う3セルのリチウム電池だ。

・液晶表示は、正しく動作するようになった。

・6mの信号が切れる問題も解決したようだ。

・また、6mのVSWRをダミーロードを取り付けて実施したが、1に落ち着いた。

・この時の出力表示は、予想を超えた45W表示となった。

今は、周波数の切り替えは手動で行っているが不便は感じていない。気が向いたら自動切換え用のケーブルを作成するかも。

HFでの運用テストは、昨年の「東京CWコンテスト」で行った。

今回の改修で、更に動作が安定したようだ。残るは、改修後の6mのテストだ。

ところで、Hardrock50を購入した頃は、為替が105円程度だったけど・・今は更に15%円安!

それでも、お買い得感はあるとおもう。

6mのテストは、いつ出来るやら。


HARDROCK-50完成(保証認定おりる!!)

2014年10月11日 05時09分14秒 | HARDROCK-50

8月から製作を始めていたHARDROCK-50が完成した。

動作調整の為に、親機と接続して、更に電力計につないで出力電力を確認した。

フロントパネル部のハンダ付けトラブルで、温度調整ハンダコテの購入などを行ったが、それ以降は順調だった。

パワーFETの電流調整を行うポテンションメータ調整は、回転数(25回転)も多く、組み立てマニュアルに沿って調整したが、なかなか上手くいかなかった。

ついに組み立て、調整完了で動作テストだ。テストは、クラニシのWD-2011というパワー計へ接続して行った。

下記の写真が、電源投入時のパネル表示だ。

KX3、FT817とのPTT接続ケーブルの作り方もマニュアルには載っていて、最終的には、それを試してみたい。

 今回は、キャリコンでの実験だ。その前にボタンの説明をしよう。

 KEY MODEは、SB(AMPをスルー)、PT(PTTによる接続)、CR(キャリアコントロール)だ。

今回は、KEY MODE:CRで送信実験を行う。

[電源をONしてセットアップが終了すると、液晶パネルには下記になる]

 KX3の50MHzFMにセットして送信したのが、下記の写真だ。

写真を見てわかるように、KX3は5W。送信インジケータLED赤点灯。HARDROCK-50のインジケータLEDも赤く光っている。

次にSSBに切り替えて、送信テストだ。キャリコンのレスポンスが非常に高速で遅れ感がない!!

専用ケーブル不要・・??と思った。

全てのバンドで正常に動作していた。パワーも所定のレベルだ。ついに完成!!

[50MHzのFMバンドの動作確認中。KX3が50W機へ変身した。]

[送信時のパネル表示。50MHzでは38Wを示している。]

東京ハイパワーのHL45Bをヤフオクで購入するよりも、お安くて高機能ではないかと思った。

TSSからの保証認定が来ないと書いたが、10月10日付けで保証認定がおりた。

11月以降のコンテストでは、HARDROCK-50が投入出来る見込みとなった。QRP部門のないコンテストで活躍させる予定だ。

[仕様]


[シリアルno]


Hradrock 50製作その後

2014年10月01日 22時33分08秒 | HARDROCK-50

Hardrock50を、着々と製作している。

最初に作るのがフロントパネルだ。部品の点数も少なく簡単だが。

液晶パネルとフロントパネル基板は、1x16Headerを介して半田付けする。

また、Female Header JP102とMale Header JP101もある。

ところが悪いことに、 JP102の半田付け不良を修正するために、一旦ハンダ付けし固着した液晶パネルとフロントパネル基板を外してやり直した。

これは、大変だったし、元に戻るか不安だった。

フロントパネル裏のコントロールボード。ハンダ付けしたのは、スイッチとコネクタ、LED,

抵抗少しなので簡単。

それにしても、Hardrock50の購入時はドル円が110円でなくて良かったわあ。

既に1割アップだからな。

[フロントパネル基板裏から]

次に製作したのはBACK PANEL PCB。

コネクタ類を半田付けして、バックパネルへ取り付けるだけだ。

リレーが多いので、足のハンダ付けが大変だった。

リレーを差して1ピンだけハンダ付けして基板にピッタリ接地したところで、残りの足を半田付けする。

ピッタリ付けたはずが・・・

[コイルを巻くのは、ソコソコ楽しい]

QSK基板。

そう言えば、HardrockのオプションとしてATUが追加されていた。

ついでに書くならば・・TSSの保証認定も審査終了間近だ。


hardrock50着々と

2014年09月10日 19時04分14秒 | HARDROCK-50

先日、手に入れたhardrock50だけど、少しずつ製作を進めている。

RF基板は、ほぼ完成した。

基板自体もしっかりした出来で、表面実装部品は実装済みだ。

コイル(黄色のコア、一番下が6m用ローパスフィルター、次が10m,12m用と続く)、RFトランス、リレー、ポテンションメータ、ピンヘッダを半田付けしていった。

あとは、ヒートシンクにパワーモジュールを取り付けてビス止めしていく。

RF基板は、なんら間違う要素はないかなぁ?

[パワーモジュール以外は実装済みのRF基板]


hardrock50を手に入れた

2014年09月06日 21時24分23秒 | HARDROCK-50

先日送られてきた荷物は、hardrock50だ。思ったよりもずしりと重い、

[上がアルミの筐体、下は部品類が入っていた]

手持ちのメインリグは、FT817とKX3。そしてFT857だ。

KX3が使い勝手、性能ともかなり良い。そこで移動局で使える50Wのリニアを検討した。

本来ならば東京ハイパワーのHL45Bを選択するが、すでにメーカーは自己破産し製品が手にいらない。

次の候補は、elecraftのKXPA100だけど、これは100W(TSS保障認定を50Wで通すのも、ひとひねりいる)、消費電流20Atypical、重さが3.5Kgもあり重くて消費電流が多く移動運用で使えそうもない。

それでたどりついたのが、hardrock50だった。

出力50W、電流10Atypical(Max12Aとある)、重さ1.4Kgと、この定格ならば山岳移動での使用も視野に入るレベルだと考えた。

また、入力電力を落とし、CW,SSBならば消費電流も下がるはずだ。

購入価格も299ドル(QSK基板49ドル)で、HL45Bをヤフオクで落札するよりも、安いか?表示もデジタル化、ソフトウエアコントロールされており、お買い得と考えた。

では、到着したhardrock50の中身を見てみる。

ピンクのエアークッションで梱包されているのが本キットのメインRF基板。その下、左からフロントパネル液晶、フロントパネル基板、リア基板、QSK基板と並んでいる。

その下側は、アルミのフロントパネル。

製作にあたってのサイトも充実していて、これを見れば確実に製作できるか?

チップ部品は、あらかじめ実装されていて、あとから取り付ける部品はリレー、コネクター、ケーブル、コイル・・くらいか。

さて、いつになったら製作できるのか?

[中身は、こんなもの。後付の部品は、思ったよりも少ない]