ひろば 研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

閉店から4ヶ月が経とうとしている住吉書房高津店

2014年12月27日 00時25分56秒 | まち歩き

 2014年8月3日21時44分46秒付で「近所の本屋が今月末で閉店する」という記事を載せました。8月31日を最終営業日として、住吉書房高津店が閉店しました。帰り道に気軽に寄ることができる書店であっただけに、残念です。

 それから4ヶ月が経とうとしています。毎日のように見ていますが、シャッターが閉まったままで、後に何が入るのか、ということなどはわかりません。

 高津駅西口改札口を出て高架下を歩くと、すぐに信号つきの横断歩道があります。それを渡り、東急ストアの前の歩道を左側に進めば、すぐに住吉書房高津店の跡があります。今も看板などが残っていますが、シャッターは閉じられています。

 住吉書房は、その名称から察しが付くように、東横線元住吉駅の近く、木月一丁目に1号店である元住吉店があります(但し、本社は新丸子町にあります)。公式サイトによると、元は「やぶそば」だったそうで、戦後には「川崎住吉ストアー」というスーパーマーケットを開店させます。現在も元住吉駅東口のオズ通りで営業しており、私も何度か入った記憶があります。住吉書房元住吉店が開業したのは1971年ですが、現在の社名である住吉書房に名を改めたのは意外に遅く、2006年になってからのことです。

 閉店しても、店の存在を示す緑色の地に黄色いロゴが貼られたままで、手つかずとなっています。

 住吉書房と言えば、グーグルで検索すると日吉店がよく出てきます。西口にあり、私も何度か入ったことがあります(どこの街でも、立ち寄れば書店に入ります)。いつ閉店したのかはわかりません。また、稲城長沼駅付近にもありましたし(入ったことはありません)、鷺沼駅の近くにもありました(入ったことがあります)。宮前平駅の近くにもあったようですが、こちらについては記憶がありません。

 現在の店舗は、川崎市中原区に3(元住吉店、新丸子店、武蔵中原店)、同宮前区に1(宮崎台駅前店)、同多摩区に1(登戸店)、横浜市緑区に1(中山店)、同磯子区に1(新杉田店)、同保土ケ谷区に1(保土ケ谷店)、戸塚区に1(東戸塚店)、横須賀市に1(久里浜店)、東京都世田谷区に1(駒沢店)、同江戸川区に1(小岩店)、同足立区に1(五反野店)、千葉県市川市に2(市川店、本八幡店)、計15です。

 最後に、住吉書房高津店跡の真向かいにある建物を紹介しましょう。中興3ビルです。現在も屋上にマルコーイン神奈川と大きく書かれており、いかにもホテルのような建物ですが、実際にホテルとして営業していました。困ったことに、グーグルで検索すると今も営業中であると案内しているようなページが見つかるのですが、既に廃業しています。地下1階から地上2階までは飲食店などの店舗が入っており、その上はマンションか何かになっています。

 ちなみに、現在、1階には灰吹屋薬局高津西口店が入居していますが、以前は丸三証券高津支店でした。現在は多摩川を越えて世田谷区玉川の二子玉川ライズに移転し、二子玉川支店となっています。


コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「まち・ひと・しごと創生法... | トップ | 長津田駅で横浜高速鉄道Y000系を »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
薬屋(薬局)が開店します (川崎高津公法研究室長)
2017-05-03 20:52:58
住吉書房高津店が閉店してから2年8箇月が経過しました。その間、後に何のテナントも入らず、どうしたのだろうと思っていたら、最近、薬屋(薬局)が開店することがわかりました。
これは、帝京大学医学部附属溝口病院が溝口三丁目から二子五丁目に移転するためでしょう。ちょうど、病院の入口の隣となります。
ちなみに、珈琲の詩も既に移転準備を終えています。
返信する

コメントを投稿

まち歩き」カテゴリの最新記事